アドバイスラウンジ - 葛さんの質問

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投稿: 12/03/11 14:58 0pt. 制限超過

初めて相談させて頂きます、葛と申します。
オリジナルの絵を魅力的に描きたいなと常々思い描いていますが、やはり自分主体でみるより客観的な意見を聞きたいと思いました。
今まで描いた中で一番模索して描いた絵ですが、やはりどこか違和感を感じてます。

自分で気になる点を以下にまとめました。

1背景のと人物の立ち位置のバランス
2装備品の厚み
3光の入り方や光沢感
4人物の骨格や恰好

以上です。
やはりまだクロッキーやデッサン、日々の観察のなさを実感しました。
その他のアドバイスや辛辣な言葉でも構いません。
解決策を見つけ出したいと思いますので、回答の方どうぞよろしくお願いします。

回答一覧

1. 回答: amamichi(3) 12/03/11 17:30 

amamichiさんの最近の回答

はじめまして。amamitiという者です。
正直なところ、わたしも素人なのでひょっとしたら
間違ったアドバイスをしてしまうかもしれません。
もし、「違うんじゃないか?」と思ったら、
聞き流してください(^^;

1.背景のバランス
 主人公が立っている足場や背後の空間が狭く見え、
ちょっと窮屈に感じました。
主人公の顔がすっきりさわやかなので、絵全体ももっと解放感を
出したほうがいいかと思います。
 背後の遺跡を左にずらしてみました。こうすると空間的な広さが
大きくなって、解放感のあるイラストになる気がします。

2.装備品の厚み
 肩当てとかにもう少し厚みが欲しいと思ったので、
赤線で輪郭だけ描いてみました。
 あと、ベルトの横部分が見えすぎていた気がしたので修正しました。
 もう一つ、剣の形と鞘の形が合ってないようなのでちょっと修正を。

3.光
 黄色の矢印で描いたように、いろんな角度から光が入っています。
 頭上に太陽光があるので、鎧は上面だけを光らせたほうが
いいかと・・・

 金属光沢について、難しいですよね(ーー;わたしもよく描けない。
 一応黒丸の中の小手だけ、金属光沢入れてみました。
 覆い焼きツールや、「I」字型の光の反射を入れると、
らしくみえる・・・かもです。

4.人物の骨格
 これは個性の範囲だと思いますが、
ちょっと腰回りが細かった気がしたので、水色で修正してみました。
ポージングがどっしり構えてる感じだったので、
腰を太くすると迫力がでるかと思います。
 格好については、鎧を支えてるベルトや、レザーの上に金属鎧など、
細かいところまでよくできてると思います。(^^

 あと、描き込むとごちゃごちゃしてしまうので、
イラスト内には描きませんでしたが、腕を手前に突き出してるので、
ちょっとだけ遠近感をつけると、もっと迫力が出たかもしれません。

 修正していて、全体的な色味とか背景の空気感とか、
こちらも勉強になりましたm(- - )m

返信: 2012-03-11 23:14:01

丁寧なアドバイスと修正有難う御座いました!
もう一度自分の絵をじっくり見てみると確かに腰回りの細さや剣と鞘があっていないのに気がつきました!
背景のバランスも確かに窮屈・・・^^;
遠近の取り方がまだまだだと痛感しました。

細かい指摘や工夫など凄く参考になりました!!
自分でわからない部分が見えてきてやる気が出ました!!
アドバイスを参考にもう一段レベルUPできるようにします。

本当に、お時間と的確なご指導ありがとうございました!!

2. 回答: blacky(武楽 清)(40) 12/03/12 02:02 

こんにちは、はじめまして。宜しくお願いします。
自分も練習の身なので、コメ描きながら学ばせてもらってます。
悩んでる部分を列挙されていましたのでそれについて絵を修正してアップしてみます。

1背景のと人物の立ち位置のバランス
   パースをもう少し勉強したほうがいいかも。
   建物が凄いバランスになってました。
   立ち位置は実際立たせると…なかんじだったので
   イラストはその辺ごまかしてもいいと勝手に考えてる
   自分なので、キャラを反対に立たせてもいいかなーと
   考えました。その際は反対側も描いて横長にしたほうがいいかも。

2装備品の厚み
   イラストだしそこまでこだわらなくても好きで良いかと思います。
   難しく考えたらもっといろいろ突っ込まないとだめですけど。
  そこは自分で調べてみるのも楽しいよ。   

3光の入り方や光沢感
   色の強弱が全体に薄いので、もう少し差を出すといいと思います。
   失敗が怖いのか、多くの人が大体無難な差で終わらせてる気がしますけど、もっと冒険して強弱をつけたほうが金属らしくなると思います。

4人物の骨格や恰好
   重心がすこし前に出すぎなので、これだと倒れそうなきがしました。
   おへそを意識して描いたほうがいいかも。
   上半身下半身がすこしひねりすぎてる気がします。
   鏡の前で自分で同じポーズしてみるとわかるかも。


以上です。

 まあ余り難しく考えなくても、楽しんでいくのが一番だと思うので無理せず楽しんでくださいね。

返信: 2012-03-12 10:51:34

背景のパースなど丁寧な修正ありがとうございます!
背景のパースが狂っているのがよく分かり、違和感を感じていました。
まだまだそういった点で未熟なのでアドバイスを参考にもっと勉強します!
逆方向の例をみて自分的にすごくしっくりしていてとても参考になりました。
やはり構図もいろいろためしてみないとと実感し、性格かきちんと図におさめたいばかりに少し硬くなりすぎていました^^;

光の加減も強弱が足りなかったなと参考をみて思います・・・。
無難におさめてしまい絵にメリハリが足りず落ち着きすぎました。もっとそこらへん冒険してみたいです!!

今回自分の課題が発見できて、やる気も楽しさも一段上に上がりました!
考えが今まですっきりしなかったので、とても嬉しいです。
回答の方本当にありがとうございました!

3. 回答: 生きててゴメンなさい(4) 12/03/16 02:30 

 葛さんが挙げていらっしゃる4つの点のみに限定して、僭越ながら申し上げます。



>>1

 立ち位置のバランスがおかしいと感じられるのは、普段の生活で身近な「あるもの」と全く同じ構図(立ち位置)だからではないでしょうか。

 それは、「観光の記念写真」です。銀閣寺に行きました。動物園に行きました。なんて時に、撮影する被写体が1人だった時、この絵と同じ構図で撮影されることが自然と多くなります。


 「観光の記念写真」で今回のような立ち位置が多いのには理由がありまして、(撮影する側の気持ちになればすぐに理解できると思いますが、)被写体をきちんと捉えつつ記念となる背景も映したいという心理が働くからです。
 なんとなく…ですが、葛さんの中に「背景も見てもらいたい」「隠したくない」という心理が働いてしまったのではないでしょうか。
 今回の構図で、男性がこちら側を見てドヤ顔(?)という構成だと、やっぱり見る側にとっては記念撮影にしか見えないと思います。


 このイラストの主題って何でしょうか?


(例えば…)
 男性がこの場所に立っているという「状況や風景」を主題とするならば、男性はもう少し中央に寄せるべきだと思います。
 被写体の「男性」が主題になるのでしたら、被写体の男性は中央よりにした上で上部の背景部分を狭めて、もっと男性をメインにして配置した方が良いと思います。
 背景の方がメインで男性が「背景の一部」であるならば、男性はもっと小さく…て、まぁこのパターンはわざわざ説明する必要ないですかね?(;´∀`)

 もちろん「主題」は無限に存在すると思います。なかなかたどり着けないような秘境に到達できた「達成感」だったりとか、ファンタジックな「幻想感」をメインに表現したいということもあります。

 構図は「主題」によってかなり変わってくると思います。同じものを描写したとしても、構図によって人に伝わる印象はガラリと変わると思われます。
 葛さんの表現したかった「主題」って何でしょうか。もう一度、このイラストを描き始めようと思った時のご自身の「気持ち」や「やる気」みたいなものを思い返すと、迷いやモヤモヤが晴れて、しっくりくる構図を改めてイメージし直せる時もあると思いますよ?(・∀・)




>>2と4

 これに関しては、もう葛さん自身で答えが出ているみたいですので言及は致しません。
 特に2に関しては、人物以外のクロッキーで短期間でも実感できるほど上達すると思われますので、のんびりと落書き感覚で楽しんでみてはいかがですか?

 何かちょっとしたアドバイスを一つするならば、「隙間」を意識して描くとだいぶ変わってくると思いますよ?
 皆さんが着ている「服」にしても、肌に密着している部分もあれば密着していない「隙間」の部分があります。もし全部密着していたら、それは「服」ではなく「タイツ」の表現になってしまいますw(*゚∀゚)
 鎧なんかも「隙間」を丁寧に意識して描くと、自然とゴテゴテ感が出てくるものなので、慣れてきたらこの「隙間」というのを少しずつ意識してみてはいかがでしょうか。(゚ω゚ )



>>3

 光の入り方は、アドバイスも何もないかな…と思います。「光のあたらない所が影になる」としかなかなか言えないです。

 あえて何かに例えるなら、光源のある方向から色のついたスプレーをぶわぁっと大量に吹きかけて、被写体にそのスプレーが付着しなかったところが影になる…てな感じでしょうか。(´・ω・`)

 光沢に関しては、前述の光と影の描写に「鏡」の要素を付け加えた考え方になります。
 金属光沢って、ものすごい研磨してピカピカにすれば、要は「鏡」になる訳です。金や銀細工の光沢も、それをシャープに映像変換すれば、周りにある背景の写りこみなんですよね。


(考え方としては)
 影になった部分に鏡の要素が加わると、そこに角度に応じた背景の一部が写りこむわけで、映りこんだものが光を受けている明るい背景だった場合は、影となって暗いのにも関わらず明るく見える部分ができる場合がある…という具合です。
 さらに言うと、光があたって明るい部分に鏡の要素が加わって、明るい「空」が映り込んだ部分は、相乗効果でさらに明るく見えるのです。

 移りこむ映像のぼかし具合と色彩の抜き加減によって、光沢の表現を調整できますが… 西洋の実際の鎧なんかも、たいして光沢は無いので、まずはあまり美しい光沢を意識せずに、周りの背景の大体の色から色彩を抜いて軽く薄く乗算する程度で試してみてはいかがでしょうか。




 …とまぁ、読み返すと書いた本人もぞっとする辛らつな文章もあるみたいですが、単に文章力が無いだけですので気になさらないで頂けたら嬉しいです。


 遺跡と思われる石の質感とか、ドーム状の屋根に遮られたもや感とか、素敵な表現は沢山あります。
 絵を描く気持ちの原動力って「好き」だって気持ちだと思います。技術を学び練習することはとても大事だと思いますが、「好き」だって気持ちだけはどんな時も手放さず頑張って欲しいと思います。


 夜分遅くに乱筆、失礼致しました。(;_ _)

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