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No.990261
みらくる☆さん
学校から戻ってくると ドアに鍵が掛かっていた いつもは車で帰るメイの方が早く着いているはず (まさかあいつらと何かあったか?)
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心配しながらリビングで部屋着に着替える そのときドアが開く音がした メイ「あの…」 俺「ん?」 メイ「隣のお屋敷ですけど…」 俺「あぁ、ここのオーナーが住んでたんだよ 今は空き家になってる 建て方がおかしくて、ちょうどこの部屋の北側の戸を開けると 向かいの建物と隙間がほとんど無いくらいぴっちりでさ」 ?「にゃぁ」 俺「?」 メイ「さっき車を降りたら、そのお屋敷の塀の裏で鳴き声がしまして ダンボールでお一人で鳴いておりましたの 今日から家族の一員ですわ」 彼女が自分の制服に包んでいたのは 白い仔猫だった 目は開いているから産まれたてでは無いようだが 弱っているように見えた 俺「駄目だよ」 メイ「どうしてですの?」 俺「この高層マンションは、契約とか、規約みたいなので ペットは飼えないんだよ 金魚とか、熱帯魚ならいいかもだけど犬猫なんてとても」 メイ「それじゃぁ、この弱っているアビを見捨てるって言いますの?」 俺「アビ?」 メイ「アビゲイルのアビちゃんですわ」 (もう名前までつけてるのか…) メイ「一人ぼっちにさせても平気なんですの? 最低ですわ、見損ないましたわ」 俺「そんな事言ったって」 メイ「この仔を置いてくれないなら、私も一緒に出てきますわ!」 俺「無理言うなよ」 メイのボロボロと涙を流しながらの訴えに 言葉が詰まる どうしたものか 1. 「元いたところに返すんだ」 2. こっそり飼えばいいか… 3. 飼ってくれそうな人をあたるか +++++++++++ 前作出た猫ちゃんの兄妹なんですよ~ こちらは以下の皆様のご支援で成り立っております ねこ鞠 様 Gonzou 様 hybrid-jp 様 ばべる 様 hana 様 ryuga 様 毘沙門天 様 dokujyu 様 Yokke 様
2019-04-16 07:02:08 投稿 / 889×1000ピクセル
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学校から戻ってくると ドアに鍵が掛かっていた
いつもは車で帰るメイの方が早く着いているはず
(まさかあいつらと何かあったか?)
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