今年で発売20周年を迎えるゲーム「ゼノギアス」より、主人公が登場するギアの真の姿、ヴェルトール・イドです。
が。
同時にヴェルトールです。色以外は。

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ということで、部分的にフレームアーキテクトを芯にしつつも大半の部品をプラ板でスクラッチして徹底的に形状とギミックを再現、おそらく現時点で唯一無二の「(基本的に)差し替えなし完全変形が可能なヴェルトール・イド」となっています。頭部、胴体、腕部、脚部、背部ユニットすべてに変形パーツと機構が内蔵されており、さらに設定画やCGから読み取れる機構(イド時の爪先裏のアクチュエーター等)も含めて全てパーツの付け外し無しに変形が可能です。また変形前後のプロポーションも入念に図面作成して徹底的に拘り、破綻のない形状に仕上げました。
さらに、変形と両立させる形で背部ユニット、頭部カメラアイ、コックピット内部に電飾を施しています。外部電源により個別に発光させることが可能です(変形前後で発光箇所が切り替わるため)。
また、稼動範囲及び稼動箇所も妥協せず、徹底的に盛り込んで劇中のアクション再現を目指しました。結果、変形機構を内蔵しつつもヴェルトール状態での踵落としすら可能です(そこまで出来るとは自分でも思ってなかった)。なお、全指全間接可動としたこともありヴェルトール状態では変形機構を除いた間接箇所58、イド時は57箇所(+コックピットハッチ)になります。

塗装は
メイン：クレオスシルバーを下地にガイアプレミアムレッド、光沢コート
サブ：ガイアスターブライトアイアンを下地にガイアプレミアムレッド、半ツヤコート(光沢多め)
その他装甲・関節色：クレオスシルバー又はガイアスターブライトシルバー、半ツヤコート(光沢少なめ)
背部ユニットに内蔵のトゲ：自律ネクストのときにやった「透けてるメタリック塗装」
全身の紋様：タミヤエナメルのレモンイエローで全て手書き
といった感じです。

20年越しの執念の結実、我ながらよくやったと思います。


なお、20ヶ月にわたる製作過程(合計287ツイート！)は全てtwitterのモーメントに纏めてありますので、こちらも是非ご覧ください。

https://twitter.com/i/moments/876794834345787393