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No.960036
みらくる☆さん
(あっといまにもう、こんな季節なんだな...) 満開に近い桜の木が、いつもの公園に灯る それでも俺一人しかいないのは 桜木がまばらで見映えが悪いからだろうか 近くにあるでかい公園のほうが花見にはもってこいなのはわかっていても
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少し寂しいな この春休みが終われば3年になる。進学希望の俺は今まで以上に 勉強に力を入れなきゃならない トレーニングする機会も、無くなってしまうだろう それはここに来る機会も、減ってしまうということだ いろんな思い出のあった場所を 感慨深くボールを持ってを眺める その時だった 牧野「やぁ」 俺「先生... あれ?学校は」 牧野「設備の一斉点検で、お昼からは業者さんのみ立ち入りOKらしいわ 来期の準備も忙しいのに 追い出された感じね」 先生とはこの間、告白してからプライベートでは会っていない あの時のことを思い出して、ちょっと恥ずかしくなる 牧野「それにしても、ちょっと前まで雪降ってたと思ったら もう春なのね。私のところだと考えられないわ って、肝心なこと、言わなきゃいけないのに どうもはぐらかしちゃう、悪い癖ね」 俺「えっ?」 牧野「返事をね、しようと思って さっき帰ってくるときちらっと見えたから 家から急いできちゃった 返事はね。その、もちろん この間のことよ」 俺「う、うん」 わかりやすく言わなくても、わかっているんだけど 改めて念押しされると、より緊張してしまう 牧野「はっきり いまここで、全部言います。 やっぱり私は、生徒さんとのお付き合いは 出来ません...」 (続く)
2018-07-15 05:17:49 投稿 / 889×1000ピクセル
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(あっといまにもう、こんな季節なんだな...)
満開に近い桜の木が、いつもの公園に灯る
それでも俺一人しかいないのは 桜木がまばらで見映えが悪いからだろうか
近くにあるでかい公園のほうが花見にはもってこいなのはわかっていても
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