コトブキヤ「ヘキサギア」シリーズより

レイブレード・インパルス改造

『リュカオン高機動偵察車』

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です。原形はないというか、そもそもタイヤぐらいしかパーツ使ってないですが。
主にプラ材で作っています。ガバナー二名が搭乗可能。

＜設定＞
ヴァリアントフォース中東方面駐留部隊において常に問題になるのが補給の劣悪さである。旧時代のエネルギー資源は、MSG社にとって「敵に渡したくはないが自分ではそこまで欲しくない」ものであり、戦線の優先順位は低かったためである。
そのため駐留部隊に配備される装備は旧式で、数も不足しており、配慮は欠けていた。
そのため、現地部隊は故障した装備や鹵獲した装備を独自に改造し、現地生産兵器を製造して任務に活用していた。
リュカオン高機動偵察車はその典型的な例である。もちろんヴァリアントフォースの制式装備ではない。
敵が放棄したレイブレードインパルス数機分の残骸から流用可能な部品を入手し、基地建設用資材と組み合わせて作られた仮設偵察車両である。ヘキサギア用の発動機をエンジンとして装備しているため、見かけより出力は大きいが、所詮は急造兵器であるため、各部品のバランスはチグハグであり、エンジン全開は車体が分解する危険がある。
製造されてすぐのころはせいぜい「定期巡回任務を徒歩で行かずに済む」程度の代物であったが、後にウィンチやワイヤーカッター、機銃座が増設され、原形はとどめていない。