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No.914720
みらくる☆さん
俺の同意に気をよくしたのか、茂昭氏は安堵の表情を浮かべた 茂昭「まずは、私達夫婦の出会いから語らせて欲しい ...21年前、前妻を事故で亡くしてしまってね。息子と二人絶望の淵にいた 何も手につかなくなってしまっていた
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その時求人を見て尋ねて来たのがみどりだった 人の3倍働くから、その分の給料が欲しい。と 面白いことをいう娘さんだなと、興味本位でお願いしてみたんだ 彼女は言葉通りに家事を卒無くこなした。訳を聞くと 小さい頃父を亡くし、母親だけの家計を助ける為に色々アルバイトをしていたと言う しかし、妹のギャンブルで作った借金で大学を中退せざるを得なくなり 夢も捨てて、ここに来たのだと 妹は自分と違って美人だが、素行がよくなく 成人しても、家族に迷惑をかけることは日常茶飯事なのだと。言っていたよ そんな自分だって辛いはずなのに、みどりは私の心のケアもしてくれた。 息子も懐いてくれてね。私たちは次第に惹かれあって。そして、結婚した この結婚を機に、私は彼女の実家にみどりともう関わらないで欲しいとお願いした 妹の負債を帳消しにする代わりにね。みどりは家族に一種の呪いめいたものを感じていたようだった 自分の夢...将来を粉々にされてしまったのだから 母親は了承してくれたよ。妹は会えずじまいだったがね 1年後にはまなみも産まれて、私たちは家族4人で幸せだった しかし数年後、みどりの母親が職場で脳溢血で倒れそのまま急死してしまったたと連絡が入った 誰もいないと思っていた実家に向かうとそこには…真奈美が居た 彼女の妹が産み捨てたように置いていったらしい、まだ何も知らずにこっちに笑顔を向けていたよ」 俺「つまり、あなた方は本当のご両親ではないのですね」 茂昭「あの時、施設に預けるべきだったんだ!」 彼が突然大声で叫んだ (続く)
2017-07-19 14:44:08 投稿 / 889×1000ピクセル
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俺の同意に気をよくしたのか、茂昭氏は安堵の表情を浮かべた
茂昭「まずは、私達夫婦の出会いから語らせて欲しい
...21年前、前妻を事故で亡くしてしまってね。息子と二人絶望の淵にいた
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