そろそろおばけたちの出番。

『ほら、ここにも猫』・第210話です。

歩いている人を驚かすちょうちんおばけ達の中に、たまたま舌をしまい忘れているねこが混じっていたのですが、おばけに驚いた人はそれどころではなく、ねこに気づくことはなかったようです。

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お化け屋敷の演出には欠かせないちょうちんおばけですが、有名な割には元となった伝承がないんだそうです。江戸時代の浮世絵にも描かれたりしますが、話そのものよりも、キャラクターとして一人歩きしていった可能性が高そうですね。

江戸時代の頃は夜になれば、特に月がなければまわりは真っ暗になるはずですから、余計に恐怖感が強くなって、色々な妖怪が生み出されていったのかもしれません。