No.888740

真・恋姫†無双 ~彼の見つめる先に何があるか~ vol.7

朝日の男さん

遂に後編が書けました。毎回、読んでくださる皆様ありがとうございます!
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2017-01-13 23:50:48 投稿 / 全9ページ    総閲覧数:1405   閲覧ユーザー数:1335

前書き~

 

おはこんばんわ『朝日の男』です。

 

この度、調子に乗って7回目の【真・恋姫†無双】の二次創作を書きました。

 

文法おかしい所や時系列がおかしいところ(三国志 年表 で調べた程度)があると思いますが、軽い気持ちで読んでください。

 

今回も台詞が多くて読みにくいかも

 

台本形式です

 

では、どうぞ~

馬と同じ速度で走るバケ

 

乙女`S「『だ~れが小説で表現できないほどの黒光り妖怪ですって!?』」

 

馬と同じ速度で華麗に走る乙女たち

ぶっ通しで4時間 ついに目的地である砦についた

テキパピキと陣営を組み『催し物用 天幕』も張る

 

人和「なんで天幕を張る必要があるんですか?」

太子「ん~これは兵の士気を上げるため・・・と見せかけて、純粋に応援してくれる人とそうでない人と分けるための準備ね。」

馬子「そう、ただの応援者は元は善良な人・・・そうでない人は賊と分かるのよ。」

妹子「だからボスが来るまでの間は催しはぶっ続けでやるわよ!」

地和「え~、そんなんじゃ ちぃ疲れちゃうよ!」

天和「そうだ、そうだ!」

入鹿「なにも本当に通しでやらないわよ。人をより分け終わったら暫くは休ませるわ。」

 

さてこの作戦はうまくいき、わずか3日後には【応援者】と【賊】により分けることに成功した

そして別々に公演し【応援者】には『今、私たちは官軍に狙われています。でも、応援者さんたちが傷つくのは見たくないんです!【北】という国に逃げれば安全なの。そうすれば、これからも私たちの歌を聞かせてあげられる・・・だから、みんな逃げて!』と宣言し【賊】には『私たちはもっと色んな所で歌って踊りたいの!だから力を貸してください!そして、勝ったらまた大陸中まわりましょう!』と宣言したのだ

このとき【賊】側の間者(スパイ)が【応援者】に紛れ込む心配があったが、乙女の囁きによりそれは無かった

黄巾党を分裂に成功させ1週間がたった

北軍のボスもまた、本拠地に到達していない黄巾党と出くわし討伐していた

ボス(鷲を飛ばして返事が返ってきたのが2日前。作戦はうまく言っているが、すこし予定が押しているな・・・。兵にも疲れが見える。)

 

そう、予定ではもっと早く作戦の砦に着きまとめて黄巾党を討伐するはずだった。しかしその砦に着くまでに何回も黄巾党に出くわし対処してきたのだ

 

ボス(今のところ死者は50人・・・クソッこんなに被害を出す予定ではなかったのに!)

アニキ「ボス!砦付近に砂塵が見えます!」

ボス「なんだと?!」

  (おかしい、この砦が本拠地だとばれない様に方々に偽の情報をばら撒いておいたはず。たとえ突き詰めても時間が掛かるはずだ。彼女の軍なら良いが・・・)

チビ「旗を確認!深紫の曹旗です!」

デク「この前の金色の髪の毛の子の軍なんだな。」

ボス(よかった。優秀な軍師になったな桂花・・・)

  「よし、我らも曹軍と合流し黄巾党を倒すぞ!」

チビ「え、でもボス。作戦は?」

ボス「それなら大丈夫だ。前もって【北】に降りてきた奴もいるが取り残された奴らにも心配はいらない。」

アニキ「なぜですか?」

ボス「曹孟徳の国は屯田兵制度を採用している。さらに最近、領地拡大に進んでいるから人手が欲しい・・・良心があったら自分の国に取り込むだろうさ。」

デク「ボスと同じなんだな!」

ボス「・・・そういうこと。よし、部隊は曹軍を援護せよ!」

「『応!!』」

カキーン ガキン

  デェェイ!

 

さて前線から離れたところにある古井戸

そこにボスはいた

手際よく縄梯子を降ろして、煙草(キセル)を一服・・・とはいかないようだ

 

???「失礼ですがあなたはどなた様でいらっしゃいますでしょうか?」

ボス「フ~、人に名前を聞く時は自分から名乗りなさいとは教わらなかったかい?」

凪「これは失礼しました。私は義勇軍から華琳様の仲間になった姓は楽、名は進です。」

ボス「傭兵隊『北軍』の兵士。姓は西で名は雁。」

 

両者、にらみ合う

 

凪は華琳から『張角・張宝・張梁の保護』を言いつけられた

彼女たちの歌は兵士を奮い立たせる力と人を寄せ付ける魅力がある

彼女たちがいれば目指す覇道も早まるものだ

ここにきたのは、あの古井戸はあの砦と地下でつながっておりここから逃げてくるのではないか?と軍師・桂花に言われたからである

一方、ボスも偽名を名乗ったのには意味がある

今回のこの戦が『仕組まれた戦』とばれないようにするためである

幾分か経ち前線からの矢が飛んできて近くの木に刺さった

これが勝負の始まりの合図だった

 

ボス「フヌ!」ガシ!ドタン!

凪「カハッ!だりゃああああああああああ!」ブン←寝ながらのケリ

ボス「チッ、」手で守る

凪「その腰の刀は飾りですか?!」ブン←拳に氣を貯めて殴る

ボス「相手が拳なら拳で戦うのが対等だろう。」ギュ、ジュァア←腕をつかみ背負い投げ

 

MGS4 リキッドVSオセロット 戦 を思い浮かべてください

闘い初めて60分が過ぎた

丁度その時、古井戸の底から声がした

天和たちだ

 

天和「ハァハァ、なんとかここまでこれた。」

地和「む~ちぃの足はこんな長距離を移動するためにあるんじゃないのに~。」

人和「姉さんたち、無駄口叩かないの。ほら、太子さんの指示通りに動かないと。」

天和「え~と、この梯子を上ればいいんだよね。」

地和「うわ~怖いな。」

 

そして上り詰めると

 

凪「はぁはぁ。」

ボス「」チーン←力尽きて倒れている

天和(え?これどういう状況?)

地和(え~と、太子さんの指示だとボスからの急な作戦変更で【魏】の国の人に匿ってもらうように言われたけど・・・)

人和(どう切り出して良いか分からない。)

凪「!」

地和(やば、気づいた。)

凪「先ほどからコソコソと話しているが、張三姉妹とお見受けする。」

天和「そうだけど、私たちを拘束しに来たの?」

凪「大人しくついてくれば悪いようにしないがどうする?」

人和「もし、着いて来なかったら?」

凪「先ほどの戦いを見てたかもしれないが、私には徒手空拳の心得があってな。お主らを傷つけることなく捕まえることが出来る。安心しろ。」

人和「分かったわ、降参するわ。いいでしょ?姉さんたち。」

地和「あ~あ、短い人生だったなぁ~。」

天和「恋の1つせずに終わりか・・・悲しいな。」

凪「なにか勘違いしてるかもしれないが、いきなり殺したりしないぞ。我が主君はそう言っておられた。」

 

そういい三姉妹を連れてその古井戸から離れた

それから5分後~

古井戸から4つの塊が飛び出てきた

太子・妹子・馬子・入鹿だ

三姉妹を逃がすため後を追いかける逆恨み野朗をぶちのめしていたのだ

 

太子「ふぅ、いい汗かいたわん。」

妹子「きゃぁぁぁあ!!」

馬子「ま、妹子ったらどうしたの?」

妹子「ボスが倒れているのよ!」

入鹿「これはボスからの贈り物?」

 

じゅるり

 

ボス「な訳無いだろ。」ムクリ

太子「あら残念。」

妹子「ボスどうだったの?さっきの相手、なかなか強かったんでしょ。」

ボス「あぁ、強かったがまだ技が甘いな。締めきれていなかったからすぐに回復した。」

馬子「じゃあ将来が楽しみね。」

ボス「あぁ、本当にな。」

時間を掛け【北】に帰ってきた軍隊

今回の戦で30000人連れて行き

・重傷者200人

・軽傷者800人

・死者100人

という被害状況だ

一般的な軍隊の被害からすると少ないが、やはり死人が出ている

 

ボス「・・・」

 

ここはボスがいつもいる砦の裏手にある墓地

徐に手を合わせ目を閉じて・・・

泣いた

その後、故人を思い立てられた新しい墓石を1つ1つ丁寧に磨いた

それはとても時間の掛かることだがそれでも行った

最後に花と盃をそえて終えた

 

これがいつも戦のあったときボスがおこなうこと

自分のエゴで死んでしまった者たちへのせめてもの侘びだった

そこを立ち去ろうとした時、ふいに転びかけた

 

ボス「もう、・・・か。」

 

その呟きは誰の耳にも入らなかった

to be continued ?

後書き~

はい ついに、黄巾党の乱が書き終わりました

中身薄すぎない?だって?

読みやすくをモットーにしているからこれでいいのだ

次回はどうしようかな、拠点にするか否か・・・悩む!


 
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