No.83995

幻想郷へ れっつ・ごー!!!:2

柊 ハクさん

前回の続きうpしますwwww

今回は、戦闘シーンになっちゃいました。
それに魔理沙と霊夢もでます。

2009-07-13 00:07:47 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:841   閲覧ユーザー数:792

今居るこの洋風な家…っていうか、かわいらしい家。

ここはアリスさんが住んでいる家です。

中は丁寧に手入れされてて、とても綺麗。

ただ一つ疑問にするとすれば、何故か『人形』が勝手に動いて家事等をしているという事。

 

 

 アリス「私は人形使いだから家の中の家事は人形に任せてるの。」

 

 ハク「凄いですね。一度にこんな多くの人形を動かせれるんですね。」

 

 アリス「練習すれば誰でも出来るわよ。」

 

 

簡単にアリスさんは言うけれども、正直これは練習すればどうこうなる事ではないと思う…。

 

 

 ?「おっ?遅かったな。てっきり帰ってきてくれないと思ったぜ。」

 

 

椅子には既に二人の人が居て、紅茶を飲んでいた。

 

 

 アリス「…魔理沙に霊夢、何やってんのよ。」

 

 魔理沙「ちょっと用事があって…。なっ、霊夢?」

 

 霊夢「そうよ。」

 

 

霊夢さんは魔理沙さんの問いを面倒くさそうに返した。

服装を見て霊夢さんは巫女っぽいな…。それから魔理沙さんは魔女っぽい…。

 

 

 霊夢「ところで、隣に居るそのいかにも知らぬ間にココに居ました的な少女は誰?」

 

 

紅茶を啜りながらに霊夢さんはアリスさんに聞いた。

 

 

 アリス「この子は日本って所から来た『魔法剣士』さんよ。」

 

 魔理沙「まほーけんし?何だそれ?」

 

 アリス「そういえば、私も詳しくは聞いてなかったわね。」

 

 

「一体『魔法剣士』って何なの?」と隣に居たアリスさんが私に聞いてきた。

 

 

 ハク「魔法剣士っていうのは、そのままの意味です。魔法が使える剣士です。

    剣士と言っても私は剣ではなくて日本刀を使うんですけどね。」

 

 魔理沙「にほんとー?もしかして妖夢が使ってるあれか?」

 

 アリス「そうそう、あれあれ。」

 

 魔理沙「ふーん…。」

 

 

何故か突然、魔理沙さんがいかにも『攻撃しますよ』的なポーズをとった。

ちょ、ちょっと!!こんな所での戦いは…、っていうか戦うんですか!?

 

 

 アリス「ココでは戦わないでよ?やるなら外でやって頂戴。」

 

 魔理沙「りょーかいだぜ!!」

 

 

スタスタと私の目の前に寄ってくる…。

な、何?

 

 

 魔理沙「ちょっと失礼。」

 

 ハク「!?」

 

 

そう言うと魔理沙さんが突然、私をお姫様抱っこした。

 

 

 ハク「え!?ちょ、ちょっと!!」

 

 魔理沙「大丈夫。ちっとも重くはないぜ?」

 

 

ニコっと笑う魔理沙さん。

そ、そうじゃなくて!!

 

 

 ハク「何をする気なんですか!?」

 

 魔理沙「ん?そりゃあ勿論、戦うんだよ。」

 

 

え?ちょ、まっ…。

 

 

 ハク「な、何で!?」

 

 魔理沙「腕試しの為。」

 

 

腕試しって、それ必要なんですか?

私は『助けてコール』をアリスさんに送った。

見事にスルー…。アリスさん、助けて下さい;;

 

 

 魔理沙「じゃあ、行くぜ!!」

 

 

ちょっと待ってぇぇぇぇ!!

魔理沙さんは箒にまたがり、私を連れ飛んだ。

………………

…………

……

 

直ぐに私達は人気のない広い野原に来た。

ココ、何処ですか?

 

 

 魔理沙「ココなら人気もないし、心配せずに戦えるな。」

 

 

私に魔理沙さんは笑顔でそう言うけれども、私はもの凄く心配です…。

 

 

 魔理沙「じゃあ始めるか。」

 

 ハク「ちょっとま…」

 

 

ゴゴゴゴッと魔理沙さんは手に持っていた何かから私に向かって太いレーザを撃ってきた。

なんとか私は飛んで避けたけど、『あれ』当たってたら私確実に死んでた…。

 

 

 ハク「いきなりですか!?」

 

 魔理沙「私は『始める』って言ったぜ?」

 

 

本当に戦うしかなさそうだ…。

しょうがない、死なない程度に戦おう…。

 

 

 ハク「『白夜(びゃくや)』!!」

 

 魔理沙「?」

 

 

刀を取り出し私は魔理沙さんを水で囲んだ。

 

先に誤解しないように言っておきますが刀は刀です。決して刀自体には水を操るなんて能力はありません。

これは私の魔法でやってます…、って私誰に言ってんだろ?

 

 

 魔理沙「へぇー、凄いな!!」

 

 ハク「あ…、ありがとうございます。」

 

 

素直に喜んでしまってるけど、そんな場合じゃないんだよね…。

 

 

 魔理沙「じゃあ、私もいくぜ!!恋符『マスタースパーク』!!」

 

 

さっき同様に魔理沙さんが太いレーザーを撃って私の水を吹き飛ばした。

なんて荒々しい戦い方…。

 

 

 魔理沙「続けての、魔符『スターダストレヴァリエ』!!」

 

 

複数のカラフルな星が私に向かって振ってきた。

当たったら絶対痛いな、これは…。

 

 

 ハク「『アクアレヴァリエ』!!」

 

 

私は魔理沙さんの攻撃を相殺した。

水の粒と星がぶつかり合い、砕け散る。

 

 

 魔理沙「なんか名前似てるな。それに攻撃方法も!!」

 

 ハク「そ、そうですね…。」

 

 

嬉しそうに魔理沙さんが言った。

なんだか余裕っぽい。

 

 

 ハク「続けていきますよ?『水写月下』。」

 

 魔理沙「なんだ?急に四人に…。」

 

 

四人になった私を魔理沙さんがまじまじと見つめる。

珍しい…、のかな?分身系等は。

 

 

 魔理沙「はっはーん。幻覚だな?」

 

 

うーん、はずれではないけど…。

 

 

 ハク「惜しいです。幻覚ではなく、水で造った偽者です。」

 

 魔理沙「ま、どっちにせよぶっ放せば絶対当たるわけだぜ。恋心『ダブルスパーク』!!」

 

 

また荒々しい攻撃を…、って言いながらもちょっとピンチだ。

次々に分身が消滅していっている。攻撃範囲が広い。

 

 

 魔理沙「現れたな、本物!!」

 

 ハク「攻撃範囲広すぎですよ!!」

 

 魔理沙「弾幕はパワーだぜ!!魔砲『ファイナルスパーク』!!」

 

 

またしても強そうな攻撃を…。

でも

 

 

 ハク「後ろ、ガラ空きですよ?」

 

 魔理沙「へっ?」

 

 ハク「『水写月下』」

 

 魔理沙「はれ?」

 

 

バタッと地面に魔理沙さんは倒れた。

とりあえず寝ててください魔理沙さん。これ以上戦いたくはないので…。


 
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