No.819468

真・恋姫ヨルムンガンド 第二話

アサシンさん

銃撃と斬撃

2015-12-18 07:21:16 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:2375   閲覧ユーザー数:2151

 

 

 

 

 

 

 

 

 

よぅ皆、カズトだ

 

今日はとある免税?の国にやって来ている。ヨナは東條さんとココ姉さんに勉強を教えられて、他の皆がホテルでダラダラしていた中

 

俺はココ姉さん達に町へ出かける事を伝えて今散策している

 

 

今の処コレと言って何か問題は・・・・・あった

 

 

ホテルを出る前に情報更新をしていた端末の中に居たヒットマンリスト、つまり殺し屋

 

その内の一つ、オーケストラ

 

詳細情報を見たがこいつ等とんでもないな、この鮫みたいなサングラスの男を除く死んだ連中警官隊に二万発もぶっ放す銃撃戦を繰り広げたとか

 

それで最近新入りが入ったって情報が入っているがこの娘もしかして日本人?経歴は・・・・・・クレイジー過ぎる

 

両親とオペラ会場でサングラスに両親含め会場の人間皆殺し・・・・・如何言う紆余曲折が有れば師匠としたって殺し屋稼業やってんですか!?

 

しかもそいつら俺に向かって歩いて来るし・・・・・・はぁ

 

 

 

カズト「俺今日休日なんすけど?」

 

サングラス「ンな事知るか」

 

チナツ「師匠師匠!コイツ武器商人の護衛だよね?」

 

サングラス「応よチナツ!しかも本人並みにの賞金首だ」

 

カズト「俺何時の間に賞金首に・・・・・まぁ後で調べるか。御二人さん、せめて場所変えてもいいかな?」

 

サングラス「あぁん?別に此処でもいいだろうが」

 

カズト「此処だと速攻で余計なギャラリーが寄って来るぞ?それに本当に今日は皆休暇なんだ、お前らも相応しい会場で演奏したいだろう?オーケストラ」

 

サングラス「ハッ、面白いじゃねぇかチナツ?」

 

チナツ「うん、良いんじゃないかな?かな?」

 

カズト「了承って事で良いかな?」

 

チナツ「うんいいよいいよ~♪」

 

カズト「それじゃぁ逝くか」

 

 

如何言う訳か二人ともいきなり銃撃戦をして来なかった、それどころかコッチの話に乗って来た・・・どゆこと?

 

なんて思っていると向こうから話しかけられる

 

 

サングラス「なぁチナツ、コイツに聴きたい事あったんじゃねぇか?」

 

チナツ「そうだったよ師匠、ねぇねぇ護衛さん」

 

カズト「カズトだ、皆からはカズと呼ばれている」

 

チナツ「カズね。私はチナツ、聴きたい事があるんだけどどうして殺されるかもしれない武器商人の護衛をしているの?なんで?」

 

カズト「ああ、それかココ姉さんには同じ武器商人の兄が居るんだけどな?ソイツにココ姉さんの護衛の仕事を紹介されたんだ」

 

チナツ「へぇ~って師匠!やっと私の質問に答えてくれる人がいたよ!?」

 

師匠「やったじゃねぇかチナツ!やっぱ今回の仕事は面白いぜ!」

 

カズト「俺も効きたいんだが、アンタ等殺し屋の間での俺の扱いってどんなことになってんの?師匠さんや」

 

師匠「ああ、お前には飛んでもねぇ賞金が掛けられていやがる。しかもその内容はフィクションにしか思えないってんだから笑えるぜ」

 

カズト「・・・・・どんな内容なんでしょうかチナツ嬢?」

 

チナツ「ムフフん♪今の私はご機嫌なのだ。カズが戦車相手に文字通り大立ち回りしている証拠映像やそれが本当の事だって言う証拠が武器商人に雇われた日に私達に知れ渡ったのだ」

 

 

 

カズト「キャァアアアアアアアアアアスゥウウウウウウウプァアアアアアアアアアアアアアア#△#?!」

 

 

 

 

 

あんのジョーカーあの時のヤツを世界中に拡散☆しやがった!?それも殺し屋とか各国家権力とかココ姉さん達に目を付けている連中に!△#

 

アイツの事だ、スロー映像とかノーカット版とかのたまって売りさばいてんだろうな!!?

 

絶対高笑いしながら商売してやがる!あとチェキータさんもノリノリになんかやっている!俺の(弄られキャラの)勘がそう言っている!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その日の夜

 

 

昼間、何事も無くショッピングを楽しんだココとバルメがご機嫌に帰って来たがいまだにカズトは戻って来ていない

 

ヨナ?教師を務める仲間全員にヨナの脱走対策を教えていた

 

結局最後まで東條に算数を教えられ頭から煙をだしてダウンのヨナ

 

カズトの事だから大丈夫だろうとココは言い、皆もそれに同意し夕食をとる、この頃にはヨナも復活していた

 

 

ルツ「なぁお嬢、カズまだ戻って来てないが大丈夫か?」

 

ココ「大丈夫大丈夫、帰ってからシャワー浴び終わった頃電話で遅くなるって言ってたし・・・電話越しにサイレンと男の喚き声が聞こえたけど」

 

ルツ「本当に大丈夫なのかお嬢!?」

 

ココ「大丈夫だってさっきもメールで警察ナウって来たし」

 

ルツ「全然大丈夫じゃない!?」

 

 

 

ワッハッハッハッハ♪と食卓に笑い声が上がる

 

弄るココ、弄られるルツ。コレだけで笑えてしまう

 

そんな中ルツがヨナに兄貴分が夜遊びしているのに心配じゃないのかと聞いて来た

 

それに対するヨナの返答は

 

 

ヨナ「カズトをどうするかは解からないけど。捕えるにしても殺すにしても軍隊でも動かさない限りカズトは傷一つ付かないよ」

 

 

ヨナの返答にルツと他数名が笑ったが、ココとヨナの雰囲気でマジなんだと空笑いと苦笑いが引きつっている。そんな彼等に追撃

 

 

ココ「そうね、たとえ手元に武器が無くても人間相手ならカズは負けない。絶対にね」

 

 

その一言に食事をとるヨナとココ以外が静かになった。ヨナの事は聞いたがカズトの情報は本人に聞いて見たら?と言う事であまり話されていなかったのだ

 

そんな中アールが

 

 

アール「お嬢、カズって一体何者なんだ?初の仕事の時と。パイプラインの利権をめぐったあの戦場でも思ったが人間業とは言えない、それも青年に成りかけのカズがだ」

 

ココ「そんなに知りたい?というより本人に聞いた事無かったの?」

 

 

その問いに皆が首を縦に振る

 

 

ココ「ンフ~フ♪それじゃぁちょ~っと教えてあげる」

 

ココ「カズ、本名はカズト・ホンゴウ。トージョの国風に言うなら北郷一刀ね」

 

ココ「彼は両親も兄弟も居らず、親戚も居ない天涯孤独の身。彼の家族が残した遺産で世界中を旅していた。そんな中武器を持った連中が彼を誘拐して彼の持つ全てを奪ってついでに国に身代金を請求しようとした・・・がみんなも知ってのとうり彼の戦闘能力が馬鹿げていてね?武器を全て斬って捨てた。銃弾一つ残らず」

 

ココ「一人残らず動けないように筋肉を断ち。未使用の弾薬にあった火薬の爆発を使ってボン♪爆発の通報を受けた警察や兵隊が現場で見た者は動けない状態ではあるが生きているその国や町の犯罪者集団だった」

 

ココ「それを皮切りに彼はどう言う訳か厄介事が寄って来て対処しているうちに裏の人間たちにおそれられる存在に成って行った。ついでに女難もあるようね?」

 

ココ「マフィアだろうが軍隊だろうが彼の前では紙切れ同然。たった一振りの刃でもって戦艦・戦闘機・戦車をモノともせず敵を切り捨てる」

 

ココ「故に天敵である彼の事を私と同業の武器商人たちにも彼の名は知れ渡ったが記録がどこにも残っておらず結果と名前だけが独り歩きして行った。さっき女難もって行ったけど犯罪に巻き込まれる女を結果的に助けまくっているうちに出来た様ね」

 

ココ「故にそれこそ大国の軍隊や暗部、秘密組織が彼を調べようとした。でもどう言う訳か彼を見つけられず畏れ探し続けた」

 

ココ「そんな本人が自覚しない内に表裏問わず彼の事を知らない人の方が少ない。此処までのとんでもない経歴によってついた幾つもの称号の内もっとも使われているのが三つ」

 

 

ココ「悪人狩りの『パニッシャー』物量殺しの『ワンマンアーミー』そして女難に伴う『サラブレット』」

 

ココ「結果と名前と噂だけでここまで名の知れた人間を少なくても私は知らない。といっても何時も何か騒動を起こす彼が私の所に来るまでの間、消息を絶っていた」

 

ヨナ「俺の家にいたからな」

 

ココ「っと言う事、彼を如何にかしたければ最悪核弾頭が必要になる」

 

ルツ「え~とお嬢、俺から話ふっといてなんだが。核が必要なんて、カズ人間?」

 

ココ「ええ、隅から隅々まで調べ上げたけど彼は正真正銘地球人よ。まぁ私も彼がウチに来るとは思わなかったわ」

 

レーム「ヘッヘッヘ♪敵に回せば洒落に成らねぇが味方ならこれ以上心強い奴はいないねぇ」

 

アール「つか女難って可愛子ちゃんとよろしくしてるって事か?!」

 

東條「マジで?俺達年下に負けちまった」

 

ルツ「ちょい待ち俺達って誰?ねぇ誰?」

 

 

等々とカズトの事を深くは考えず面白おかしくネタにされている

 

すると部屋に入って来る足音が・・・・・二つ

 

 

 

カズト「ただいまですココ姉さん、皆。遅くなりました」

 

ココ「おかえり~、・・・っで?その娘は?」

 

カズト「ああ、賭けの景品です、チナツ。教えたとうり挨拶を」

 

チナツ「ハイなのだ御殿様!元オーケストラ所属!チナツで御座る!御師匠が御殿様に負けちゃったので御殿様に貰われちゃったのだ」

 

ココ「・・・・カズ?説明を」

 

カズト「散歩に出たらこの子と師匠と呼ばれるオーケストラ二名と接触、師匠と呼ばれる人物とこの子と人気のない所で『演奏が終わるまで生きていたらココ・ヘクマティアル一行を見逃しチナツを貰う』っていう賭け事に勝って彼女を引き取りました。俺ほどではないですがレームさんの不意打ちにも反応出来るレーダーの持ち主です、おまけに素早くレームさんやルツさん並みのスナイパーでないと気付ける勘をもっていて。ウチで雇えないかな~っとココ姉さんに報告をば」

 

ココ「よろしい・・・・・・そこに正座ぁ!」

 

 

カズト「御意!」シュビッ!

 

チナツ「えへへ~御殿様♪」ピトッ♡

 

カズト「チナツ?ちょっと離れ様な?な?!」

 

 

 

オコなココに正座したカズト、そのカズトの背中から抱き着いてくるチナツ

 

コレを見たマオとレームを除く男衆が

 

 

皆『『『『『(コイツ本当にサラブレット(種馬)だ!?)』』』』』

 

 

ヨナ「はぁ、またかカズト」

 

バルメ「またなのですかヨナ君」

 

 

 

 

翌日まで正座を強いられたカズトを置いてココはバルメとチナツを連れて部屋を出て行く、恐らく本社との連絡と雇用とこのチームでのルール等と話をするのだろう・・・・女三人寄れば姦しいというが彼女達の場合どうなるのだろうか?

 

そして取り残されたカズトは、目を金色に輝かせている男衆に強襲(足などに擽り)を受け質問&拷問攻めに会い、弟分に助けを求めるも見放される、兄の扱いを心得ているようだ

 

翌日彼を見た者は皆とりあえず手を合わせた

 

その日正式にチナツはココ・ヘクマティアルの私兵となった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヨナ「またな・・・はぁ」

 

 

 

 

 

 

あとがき

 

 

どうもアサシンです

 

 

久しぶりに書いている内にこんな事に!?

 

とにかく今回の一刀が人間のまま人間やめちゃってました

 

そしてチナツと師匠が生存&チナツは一刀に付いて来てココの私兵に

 

次回は一刀がジョーカーと呼ぶ男が

 

一刀とヨナがココの元へ来る前の話に

 

 

 

では次回予告へ

 

 

 

次回 真・恋姫ヨルムンガンド 第三話

 

       自由をその手に

 

 

 

 

 

 

ではでは

 

 

 

 

 

 

 

 

狩りの時間だ

 


 
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