No.819127

真・恋姫ヨルムンガンド第零話

アサシンさん

入隊儀式

2015-12-16 07:58:32 投稿 / 全6ページ    総閲覧数:2420   閲覧ユーザー数:2167

 

 

 

 

ココ「キリキリ歩け~ヨナ隊員!カズト隊員!」

 

カズト「隣りに居ますよ~ココ姉さん」

 

 

 

よぉ読者の皆、ホンゴウ・カズトだ・・・・逆かな?

 

今日は俺とココ・ヘクマティアルことココ姉さんに手を引かれているヨナと共にとある建物の中を歩いている

 

今日ココ姉さんと会い、俺とヨナはこの人に雇われた。ココ姉さんと出会うまでの話はまた今度、詳しいヒントを言うならココ姉さんの兄と会うその日にでも話そう

 

 

ココ「それにしてもカズ、アンタ本当にそんな銃で良いの?もっと私の元で働いてもらうんだからもっといいヤツあげるよ?」

 

カズト「これで良いんですよココ姉さん、銃は基本サブウェポンだから・・・・って言うかそのカズは止めて欲しいんですけど?腕とか足とか視力とか無くなりそうで」

 

ココ「気にしな~い気にしな~い♪」

 

ココ「今までの私の部下が八人、此処に集まっている、二人を合せれば丁度十人ね?」

 

ココ「変なヤツばっかだけどビビる事無いよ?初の顔合わせだけどユックリしていられない・・・・問題が起きてね」

 

 

カズト「こんな片田舎に足止め喰っている理由ですか」

 

 

ココ「そう言う事、二人には問題の解決を手伝ってもらう」

 

 

ココ姉さんはそう言ってヨナに拳銃を渡した

 

俺の装備は・・・・・まぁ俺が戦う時にでも説明しよう

 

ココ姉さんは扉の所に居る二人の男性の元へ行った・・・・・彼等がココ姉さんの仲間だな

 

一言二言話すとノックもせずにいきなり扉を開けた

 

今ゴッ!?パリン!って音が・・・・・被害者一名確認

 

 

 

カズト「えぇ~っとコレどうぞ」

 

レーム「おぅ?気が利くね~少年・・・いや青年かな?」

 

 

 

口からワインが滴っているおじさんにハンカチを渡す・・・・ってこの人かなり修羅場潜ってるぞ?これがチェキータ姉さんと再婚と離婚を繰り返している人か~

 

 

ココ「この子がヨナ、レームと話しているのがカズトだよ」

 

 

 

何時の間にかココ姉さんから紹介された俺達・・・・だが

 

まわりのココ姉さんの私兵の方達からの視線が

 

 

 

 

ココの私兵達『『『『『新入りって少年兵の事・・・・・と東條(トージョ)と同じ日本人の青年?』』』』』

 

 

そして彼等の視線はヨナの手に持つ銃と俺の腰に佩いている日本刀に向かう

 

 

ココの私兵達『『『『『チャカに剣持っている・・・・・恐ぇ』』』』』

 

ルツ『おいトージョ!?アイツジャパニーズブレード持ってるぞ!?』

 

東條『アレは日本刀の太刀だな、日本独特の剣術に特化したものだよ・・・・同郷の人間が刀持ってくるとは思わなかった』

 

アール『クレイジーなヤツが二人も』

 

バルメ『アレが世界最強の美術品ですか・・・・・後ほど見せて貰えますかね?』

 

ココ「はいはいビビるな~?」

 

 

 

表情とヒソヒソ話を拾っただけでコレだ。他の人達も面白い顔をしている

 

彼等の表情を読み取っているとココ姉さんが俺と同じ日本人のトージョさんと話し始めた

 

それでヨナと俺はココ姉さんと一緒に出ることになった。レームさんとバルメさんも出動するらしい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

車の中

 

ココ姉さんが話す電話口から喧嘩腰の声が聞こえてきた。まぁ立場上しょうがないけどね

 

 

ココ「君達二人を雇うに当たって君達をとことん調べた。何処で生きて何処で戦ったか?何が好きで何が嫌いか?何をして古巣を追い出されたのか?」

 

ココ「ヨナは武器が嫌いなんだね」

 

ヨナ「カチャ・・・カチャ」

 

 

ヨナはマガジンに弾を込める作業をしている

 

 

ココ「返事をするのも嫌なんだ」

 

ヨナ「喋るのは嫌いなんだ」ガッチャン

 

ココ「解かるよ~でも今日からはそれじゃぁ通らん」

 

ココ「カズは・・・何と言うか本当に人間なのか疑いたくなるような経歴だね?実は未来から来たサイボークか、はたまた過去から来たサムライか」

 

ヨナ「カズトが敵じゃなくて良かった」

 

ココ「全くだ♪」

 

 

カズト「ヨナもココ姉さんも二人してヒデェな」

 

 

 

車で移動すると言う事で俺は予め頼んでいた銃に弾を込める

 

後続車両の二人は

 

 

レーム「あの二人をどう思うよバルメ」

 

バルメ「どう思うも何よあったバカリでは何もわかりません、でもヨナ君の気配が尋常ではありませんでしたね。それにもう一人の青年も一見穏やかに見えますが隙がまるでありませんね」

 

レーム「全くだ、あんな近くに居たのに音どころか気配すら感じなかった、俺達歴戦の戦士でも隙だらけに見えるがありゃぁ突っ込んだら一瞬でやられちまう」

 

バルメ「そんな危険な二人がココと一緒に!ココにあったら二人をばらして私も死にます・・・・・青年、カズトとは敵対したくありませんが」

 

レーム「大丈夫だろうよ、カズトはヨナ君と一緒に戦ってきたらしい、それに彼は見た目や年齢に似合う行動を取ってくれるだろう」

 

バルメ「そうですね・・・・・ってレーム!タバコ吸わないでください!こんな密閉空間で!何時の間に火をつけたんですか」

 

レーム「はいはい」

 

 

 

 

場面は戻ってココ車両へ

 

 

 

 

カズト「ねぇココ姉さん」

 

ココ「何カズ?何でも聞いて」

 

カズト「だからカズは止めてっt」

 

ヨナ「この部隊での尾行者の扱いは?」

 

ココ「そりゃぁ先手必勝一撃必殺!」

 

 

ズダダダダダダダダダd・・・・・・・・!!

 

 

一刀・レーム「「弾きやがった!」」

 

バルメ「ピュ~♪」

 

一刀「それじゃぁ俺も殺りますか」

 

 

真後ろの車両の銃弾をブチ込んでいるヨナとは別の尾行者へ銃口を向ける

 

俺の頼んだ銃の一丁、コンテンダー

 

フェイトゼロで主人公が使用したアレだ

 

俺はそれを運転主の頭部へ狙いをつけ

 

 

ガゥン!

 

 

ギュルルルル・・・・・・・・バガァァァン!!

 

 

一刀「ヘッドショット」

 

ヨナ「本当カズトが味方で良かった」

 

 

ココ「ヨナ!カズ!撃つ前に何か言ってくれないかなぁ!?ビックリするから」

 

ヨナ「そんな無茶な」

 

一刀「今のは肩慣らしにも成らなかったが・・・次が本番だな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

未だに銃弾飛び交う路上にて後ろの車両はレームさんとバルメさんを抑え込んでいる

 

レーム達が足止め喰っている所に左車線から増援が

 

 

 

ヨナ「ココ!左車線」

 

 

新たな車両が横から体当たりしてきた

 

 

 

敵兵『お嬢ちゃ~ん、港までドライブしようぜ♪』

 

カズト「あのエンブレム・・・・・ボスホート6、ラスボスっぽいですよココ姉さん」

 

ココ「あんのオッサン!」

 

 

 

高速道を下りて一般道に入ったところで連中急に撃たなくなった・・・・代わりにゴツイ何かでコッチを見続けている

 

 

ココがヨナに何やら話しかけていると。奴さんがゴツイミサイル発射装置を取り出した

 

 

カズト「ん?ってこんな人口密集地でぶっ放すか!?」

 

 

俺はヨナの隣に踊り出て、手榴弾を投げようとするヨナを押さえてコンテンダーを構える

 

横で車体を叩き一人しゃべり続けているココにヨナが話しかける

 

 

ヨナ「伏せてココ、対戦車ミサイルだ!」

 

 

ヨナが言い終わると共にぶっ放してきやがった

 

お互いの車両の中間地点にたどり着く処で翼部分へ弾丸を撃ち込む

 

命中すると機動が乱れ、通りに止めてあった車の一台に直撃し爆発

 

ココ姉さんが一発で武器の種類を言い当てている

 

ヨナが飛んで来た兎っぽいのヌイグルミを手に子どもらしい微笑を浮かべる、俺に兎っぽいヌイグルミを預け銃を構える

 

 

ココ「次段装填まで二十秒!」

 

カズト「ヨナ、後は任せる」

 

ヨナ「大丈夫、次は撃たせない」

 

 

 

吐きだされる弾丸の何ぞ知った事かと走り続ける敵車両

 

一端連射を止めると、こちらを狙っていた敵兵の眉間に一発でヘッドショットを決め、持っていたミサイルは発射口が車内に向き・・・・・自爆

 

 

運転しているココ姉さんとヨナと一緒に拳をぶつける

 

 

後ろにはレーム達の車両も来ている、片付けたっぽい

 

 

そのまま俺達は港へ向かい扉の前でヨナに武器の話をしている、ヨナはココ姉さんに聞いた

 

 

 

ヨナ「ココは何故武器を売る?」

 

 

ココ「世界平和の為に」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日深夜、俺はアールさんと一緒に建物の巡回をしている

 

 

 

アール「にしてもカズは中々にアンティークな銃を使っているな」

 

カズト「ダブルアクションの銃は整備とか使い勝手がいまいち馴染まないんですよ、之とリボルバー系は馴染んだんですが・・・・それとカズh」

 

アール「そんなもんか、処でその腰にあるヤツ・・・・本物か?」

 

カズト「はぁ、本物ですよ、といっても普通の刀よりかなり肉厚ですけど」

 

アール「・・・まさかそれで銃弾や敵を斬り捨てたり・・・・・とか?」

 

カズト「よく解かりましたね?ココ姉さんも証拠映像観るまでまるで信じなかったのに」

 

アール「・・・・・・マジか」

 

カズト「マジですよ、さっきも言ったようにリボルバーとかでないとまともに扱えなくて。此処に来る前は俺が使える銃がほとんど無くて大変でしたよ。たまに手動装填のライフルとかなくって」

 

アール「お嬢もそんなビックリ人間を雇うとはな~」

 

 

 

等々と話しているうちに交代の時間に寝ていたヨナを起こしに・・・・・いきなり銃を向けられてビックリしたが

 

 

 

その日の朝、ココ姉さんから招集された

 

内容を簡単にまとめるとココ姉さんの真似事をした野郎をヌッ殺すって事だ・・・・え?端折り過ぎた?

 

まぁいい、ヨナはココ姉さんと。俺はレームさん、マオさん、ルツさん、あと運転手のウゴと一緒に行動することになった

 

 

 

車内

 

 

 

レーム「落ち着いているようだねぇカズ」

 

カズト「緊張する状況じゃありませんから。って言うか俺入りますか?」

 

ルツ「お嬢が射撃の腕がいいって言ってたし。後はジャパニーズブレードもった戦闘も俺達に仕事ついでに見とけってな」

 

カズト「ココ姉さんったら」

 

マオ「ヨナ君はココさんと一緒に、君は私達と二人を狙う邪魔者を相手にする事になっている、期待しているよカズ」

 

カズト「ご期待に添えるよう一人残らず斬り捨てますか」

 

 

ウゴ「うぉっ、すっげぇ!」

 

ルツ「何?」

 

ウゴ「『狩れ』だってさ」

 

 

すると皆さん目の周りに影が出来瞳だけが蒼白い輝きを・・・・恐っ

 

 

マオ「久々の狩りじゃ」

 

ルツ「狩りじゃぁ」

 

レーム「俺らのボスは時々過激だぜぇ?」

 

カズト「アンタ等も十分過激だよ」

 

 

 

離しているうちに目的の建物にたどり着いた

 

レームさん達四人と共に俺も建物の中へ向かう・・・・何故か先頭を行くレームさんの隣で

 

 

レーム「どうだカズ、何か解かるか?」

 

カズ「この階の一室を除いて人がいませんね。目標の室内には窓際に二人。恐らくスナイパーと隣に観測者と他二名を含め四人。スナイパーの二人以外も武装しています」

 

ウゴ「解かるのかカズ?」

 

カズト「伊達に刀一本で軍隊相手に生き残ってませんから」

 

ルツ「ヒュ~♪」

 

マオ「コレはまた、生きる成体センサーの様ですね」

 

レーム「これまたとんでもないねぇ~」

 

 

 

それから話すを止め静かに目標の居る部屋にたどり着く

 

中の気配を探ると、スナイパー組と護衛二人は・・・・・・気が緩みまくっている

 

 

カズト『三下風情が調子に乗りやがって、これココ姉さんが傷つく必要あったのか?』

 

レーム『どうしたカズ、妙に殺気立って』

 

カズト『連中こっちをなめて油断しきっています。まずプロとは言えない連中ですね、ちょっとkillしていいですか?』

 

レーム『ぉ~う、そうだねぇ。それじゃぁ御手並み拝見っとお前ら、援護しろよ』

 

マオ・ルツ・ウゴ『『『う~い』』』

 

 

 

俺はレームさん達にGOサインを貰うと共に扉を素早く開け。こちらに背を向ける護衛二人の首を音速をギリギリ超えない居合を滑らせる。鞘走りの音に築いたスナイパー組の二人には袖の下に忍ばせていた投擲用のナイフを眉間に生やしてあげた

 

ナイフが刺さりスナイパー組が倒れると共に居合を受け止まっていた護衛二人の首がズレ墜ちた・・・が

 

血が噴き出す前に床に落ちる前に拾った首級をくっ付けて噴水になるのは防げた・・・が斬った二人の目に光が戻る事はない

 

俺は突き刺したナイフを血が溢れないように引き抜き回収する

 

 

カズト「終わりました」

 

マオ「コレはまた・・・・・」

 

ルツ「こいつ等の首マジでくっ付いてるぞ!?」

 

ウゴ「マジでか?!」

 

レーム「ヒッヒッヒッヒ♪やるねぇカズ、君が味方で本当に良かったよ」

 

 

 

ここまでで二分も経っていない

 

その後ルツさんがココ姉さんの真似したアホを撃っちまうか?っと聞いて来た頃

 

コイツ等の通信機から声が聞こえてきた

 

 

レーム「は~いはい・・・・アレ?お前誰?」

 

マオ「あっココさん。こっちは終わりました、これで全部かと・・・・え?あ、はい解かりました」

 

マオ「カズ、ココさんから」

 

 

カズト「はい、こちらカズトです」

 

ココ『やぁカズ、ケガはしてない?』

 

カズト「唯一ケガした本人に言われちまったよ、こっちは何ら問題無いって言うかこいつ等マジ三流以下だわ、ウチとは比べるのもバカバカしい位にダメダメですよ」

 

 

何か向こうから憤慨しているオッサンの声が聞こえてくるってココ姉さんこれわざと相手にも聞こえるようにしているな。挑発上手いな~

 

そして一発の銃声

 

 

レーム「状況終了~、撤収~」

 

カズト「御意」

 

ウゴ・マオ・ルツ「「「う~い」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仕事が終わった後

 

俺とヨナに卵料理を人数分作るよう言われたので二人で厨房に立っている

 

見回りをしているバルメさんと東條さんが食べやすいようにタマゴサンドハムやレタスにカツもサンドにして。あと卵焼きとオムライスと・・・・・・材料があると作り始めたら止まらない、キャスパーのところで料理しまくってヒャッハーしてたからな~

 

今俺はヨナに卵スープの作り方を教えている・・・・うん大丈夫、美味い

 

 

今更なんだが俺の恰好は黒のリアルダメージジーンズズボンとジャケットの下にタンクトップと黒のワイシャツに黒いネクタイ・・・・黒尽くしだな今更だが

 

之の上に更に黒系統に金糸と銀糸が編み込まれている和服と羽織を纏っている・・・・・ナニこの和洋折衷。チェキータさんチェキータさん?キャスパーと一緒に分割したとはいえこのチョイスはなんですか?

 

 

等と考えているうちに料理は出来上がった

 

俺はエプロンを外しテーブルで腹減り腹減りと呟いている皆に料理を運んで行く

 

皆一口食べると一瞬固まり、料理評論家みたいに口々に感想を言いながらガツガツを食べ続ける・・・・・和食パネェ

 

 

ヨナ「カズトの料理は美味い」

 

カズト「そりゃよかった・・・うん、上出来だ」

 

 

見回りに席を外している二人にもサンドウィッチを届けてに行く、これくらいなら問題無いだろう

 

・・・・・あ、お茶淹れないと

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヨナ「またな」

 

 

 

 

 

あとがき

 

 

どうもアサシンです

 

 

ヨルムンガンド第一話となりました

 

コッチの一刀もといカズトはチートですね~

 

このまま一話ずつ又は二話分まとめて行こうと思っています・・・・・オーケストラの彼女恋姫にしちゃうかな(黒▽笑顔?)

 

次回はあのオッチャンとナイフだらけの人が登場

 

 

 

次回 真・恋姫ヨルムンガンド 第一話

 

       十人と三人

 

 

 

 

 

 

ではでは

 

 

 

 

 

 

 

 

狩りの時間だ

 


 
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