レッドチョッパー

ミノカサゴ型ゾイド。
帝国製の小型戦闘ゾイドであるレッドチョッパーに乗っているのは北斗の拳に出てくるモヒカンみたいな格好の男たちだ。
彼らは「ヒャッハ―――！！　帝国ゾイド以外は撃沈だァッ！！」と鬨の声を上げながら帝国籍以外の船やゾイドを手当たり次第に襲撃する。

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正規部隊とは思えない振る舞い、それもそのはず彼らは帝国と契約した私掠海賊なのだ。
マトモな規律や統率など無いに等しく、時として雇い主である帝国の正規軍に対してさえ挑発的な行動をとることもある。

レッドチョッパーの最大の武器にして代名詞でもある背鰭のブレードはSSゾイド「グレイヴクアマ」から剥がしてきたソードウイングであり、これで敵艦の船底を切り裂く攻撃方法は粗雑ながらも実に効果的だ。
小型の商船やタグボートは一撃で沈むことさえある。
もし編隊を組んで背鰭を海面から突き出し、波を切り裂くように走るゾイドの一団に遭遇したら、彼らの接近を決して許してはならない。