No.779870

【サイバ】誰が誰なの!?【交流】

古淵工機さん

でも、ヴィーボちゃんにはお見通しでしたw

■出演
唯:http://www.tinami.com/view/742179
和美:http://www.tinami.com/view/743015

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2015-05-26 23:36:01 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:715   閲覧ユーザー数:689

パンの店ル・シャトン。

「ピキュキューン!ここのクリームパンはいつ食べても美味しいなぁ~」

店先でクリームパンを頬張るのは、トイランド星からやってきた王女、ヴィーボ・エル・トイランド。

天空市のみんなからは親しみを込めて『ヴィーボちゃん』と呼ばれているが、彼女は時折こうして地球を訪れてはバカンスを楽しんでいるのだ。

 

「いつもご贔屓にしてくれて嬉しいわヴィーボちゃん。もしよかったら1個サービスするわよ」

にこやかに対応するのはこの店の店主、ミーアこと飯田橋美亜。

ミーアとヴィーボが話しているその最中。

 

「なんだよー!急に増殖したかと思ったらマシーナリーだったのかよ!」

「ビックリさせないでよ唯ちゃん!もう、お腹すいちゃったじゃない」

「そうね、せっかくだからル・シャトンのパンでも食べていこうかしら。ね、詩穂ちゃんに歌穂ちゃんも食べるでしょ?」

「あ、じゃあご馳走になろうかな。ねぇ歌穂」

「ん~、そうだね~」

「こんにちはー!」

 

「はいこんにち…きゃ!?」

「え、どうしたのミーアさ…ビビっ!?」

「え!?」

ミーアとヴィーボがビックリしたのも無理はない。

なぜなら目の前に、同じ顔が…同じ顔が3つも並んでいたからである。

「えーっと…」

「な、なぁにミーアさん…?」

「…唯ちゃんって三つ子だったの?」

「いや、あの、そういうわけじゃないんだけど…」

 

するとヴィーボが、ミーアに一言。

「ミーアさんミーアさん」

「あら、どうしたのヴィーボちゃん」

「唯ちゃんは最初から一人っ子だよ。あとの二人は機械の身体。マシーナリーよ」

「な、なんだってー!?」

 

「あちゃー、ヴィーボちゃんにはわかっちゃったかぁ!」

と、一本とられたと言った様子の詩穂。

「でもなんでわかったのかな~?あたしたち、こ~んなにそっくりなのに~」

と、相変わらず間延びしたしゃべり方の歌穂。

「…あっ!そうか!」

「どうしたの和美ちゃん」

「いくらあなたたちが似てても、ヴィーボちゃんには一発でわかっちゃうのよ!だってほら…」

和美は一息ついてさらに続ける。

「…ヴィーボちゃんはトイランド星人だから。機械の身体だからよ!」

「って…それだけじゃ理由にならないだろ和美」

そこへヴィーボが口を挟む。

「あー、そのことなんだけどね。わたしの目は特殊な光線が出るようになってるんだ。それで相手の身体の構造を調べたりできるのよ」

「へぇー…じゃあつまりヴィーボちゃんの前じゃあっさりバレちゃうってワケねw」

「ま、そういうことwじゃあわたし先に別荘に帰るね」

と、ひとしきり話したあとヴィーボは去っていった。

 

「いやー、不思議なこともあるものね。あなたたち本当にそっくりだわw」

「えへへ~、どうもありがとうございます~」

「歌穂、それややこしいって言われてるんだと思う…」

姿かたちがまったく同じ女の子が3人。

あなたは誰が誰だかわかりますか?


 
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