○虹ヶ島について

虹ヶ島(にじがしま)は天空市の北に浮かぶ島である。

かつては虹島町(にじがしまちょう)・中浜町(なかはまちょう)・深浦町(ふかうらちょう)の3つの町からなる

「虹島群(にじがしまぐん)」があったが、平成の大合併で現在は「虹ヶ島市(にじがしまし)」という一つの都市になっている。

人口もさほど多くなく、島の経済は観光産業を中心に成り立っている。

島の中腹にそびえる来光山(らいこうざん)は古くから山岳信仰の地であり、

虹島神社(にじがしまじんじゃ)はこの山を神体として祀っている。

また海岸に目をやると海水浴場や水族館、海洋科学館など「海」をテーマにした施設が多い。

市内交通はおもにバスだが、日本国内の離島では今や珍しい存在となった鉄道がある。

鉄道は軌間1067mm・直流1500V電化で全線単線、とはいえ観光客が多く利用するため15分ヘッドでの運行が実施されている。

鉄道・バスとも、虹ヶ島交通(にじがしまこうつう)の運営である。

ちなみにこの島へは、天空市の雪天港よりフェリーと高速艇が出ていて、高速艇なら25分で到達が可能である。