No.755197 真・恋姫ホライゾン第十七話 不可能男の力アサシンさん 2015-02-01 09:49:44 投稿 / 全5ページ 総閲覧数:2499 閲覧ユーザー数:1718 |
KPAItalia教皇総長の持つ大罪武装 淫蕩の御身の前に戦う力が失われた彼等の想いに。王は決断する
トーリ「そっか・・・・浅間!俺の契約を認可してくれ!!」
武蔵艦上
浅間「・・・・・本気なんですね?」
トーリ『頼むわ』
浅間「・・・・はぁ解かりました。ですが忘れないでください・・・・もしもの時は浅間神社が最大限のバックアップします」
トーリ『・・・・機嫌悪い?』
浅間「当たり前ですっ!・・・・・でも知っていますから。一度言いだしたら聞かないって」
浅間は葵・トーリと通神越しに話し。彼が望む契約を認可した・・・・その契約は
浅間「浅間神社非契約者。葵・トーリ担当、浅間・智・・・・・葵・トーリ本人からの上位契約の申請とその内容を認可。神社に奏上します」
ハナミ『ぃよ~っお!』拍手♪
契約が結ばれると突如武蔵全体が流体の光が輝くと。陸港や山々を流体の光が駆けて行った
流体の光は突如地面からプラグの様な形となって現れ。契約者、葵・トーリの背に現れたコンセントにハマった
浅間「要請された加護は。芸能神ウズメ系ミツバの加護を転用した。契約者の全能力の伝播と分配・・・・これでアナタは。アナタの全てを人々に分け与える事が出来ます」
コンセントにハマったプラグから彼へ流体が流れ彼を包む
彼は無造作に右手を斜め上に向けて横に振ると一瞬にして大量の『不可能』と書かれた表示枠が表れた
次の瞬間。彼を包む流体がその大量の・・・・・彼と共に戦っている者達と同じ数の表示枠へ辺り彼の背にハマったプラグの小型版が空を駆け
今なお防御術式を使っている彼等の首の後ろ。うなじ辺りに表示された『不可能』へとハマり『可能』になった
そして彼等もまた彼のように体に淡い流体の光を纏う・・・・・その意味する所は
隊長格「はぁっ?不可能を伝播したところで。何も得られないだろうが!?」
そして隊へ指示を出す
隊長格「潰れろ極東!!」
それに対し彼は
トーリ「構えろよ?!俺達!!」
突きだされた槍は弾かれた・・・・その攻撃を防いだのは
隊長格「そんな馬鹿な!?防御術式だと!?とっくに排気は使い果たした筈!」
そう、体内にある流体を使い果たし最早成す術も無くなった彼等は術式を発動出来た
それは何故?決まっている。彼等に守られ後ろでダブルピース♪をしている不可能男だ
コレを映像越しに見た武蔵王が気付いた
ヨシナオ「王に成りたいと言った理由はコレかぁ!!」
王妃「・・コレ。とは?」
ヨシナオ「今あのバカは武蔵の副王として武蔵の全権限の四分の一を保有している。それは武蔵の保持する流体燃料の四分の一を自由にできると言う事」
ヨシナオ「彼と共に戦う者は無尽蔵と言える量の流体を地脈経由で受け取れる。つまり永遠に術式を使い続けることが出来るのだよ」
ネイト『でも、こんな事して大丈夫ですの?』
それだ
文字通り神の加護を得るならばそれ相応の対価。つまり奉納するモノが必要になる
それは五穀奉納や舞い・宴・散歩・御神体(フィギュア)等様々な物がある・・・・が。これほど強力な物と成ればその程度では済まされない・・・・そう。彼は
浅間「加護の条件は、契約者が芸能の奉納として嬉の感情。つまり嬉しさを持ち続けること」
浅間「もし、悲しみの感情を得たならば・・・・その奉納は失敗とみなされ。その全能力を禊、消失する」
浅間「つまり・・・・・今後悲しい感情を得たら」
アナタは死にます。トーリ君
一刀「それは。不可能だぞ少年!」
そう、不可能だ
何を如何見て考えても不可能だ
悲しみは何処にでもあり何処にでも潜んでいる
それを得た時、穢れとして禊・・・・つまり悲しみを得た彼は・・・・・
一刀「それでも・・・・・お前は」
戦場が一時の静けさに包まれ敵味方問わず後悔通りの主を見つめる
彼はしばし頭を掻き俯き。顔を上げ
戦場に彼の声が届く
葵・トーリ『安心しろ!俺。葵・トーリは!不可能の力と共に・・・此処に居るぜ!!』
両腕を振り上げ。大地に振り下ろせば地脈を経由して莫大な流体の波が彼と共に戦う彼等へと流れ込む
葵・トーリ『俺が!お前達の不可能を受け止める!だからお前らは・・・・・可能の力を持って行け!!』
戦場にて王と共に戦う者達は応える
武蔵勢『『『『『『『『『『ジャッジメント!!!!!』』』』』』』』』』
一刀「本当に。彼は不可能男なのか?桃香と同等かそれ以上に王様じゃないか!!!」
ああ、この体の奥から湧き上がるこの感覚。天下泰平を何度も成したあの時の様な・・・・いや
桃園の誓いの様な歴史の始まりに立ち会い共に歩んだあの時のような
最早言の葉では例えられようも無いコレは抑えられない!
一刀「俺も全力でやらないとな」
生まれたばかりの不可能と呼ばれる王と己が死を待つ君主を助けるために
一刀は脚に流体を練り溜め・・・・・解き放つ
爆縮地。氣を持って行う移動術である縮地の次の段階。放つと共に爆発したように体を吹き飛ばす。移動術と言うよりは緊急回避時によく使われる一刀の十八番の一つだ
一刀はそれを用いて王達の戦場上空まで吹っ飛び淫蕩の御身の射程?圏内に入る手前で
一刀「断刀(たち)・・・・抜刀」
神格武装を抜き放った
状況を見れば大罪武装に絶対的な効果を持つ罪の王冠を持って執行者ノ剣を使えば一発だが。あえて神格武装である断刀を抜いた
理由?簡単だ
反撃も迎撃も防御を許さず一刀の元に斬り伏せる為だ
一刀「二ノ太刀要らず」
此方に敵味方、ティウスも気づいたようだが・・・・・もう遅い
断刀に流体を流し刀身を形成、その長さは小型艦程度ならば一撃で斬れるほどに大きく鋭い
それは物理的にも流体的にも全てを一刀のもとに断ち斬る刀。故に断刀(たち)
一刀「チェストォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」
足場なき空中にて流体で足場を作り地盤を割り。クレーターを創りだす程の震脚と、音を置き去りにする剣速が淫蕩の御身の術式に当たり激音が鳴る
だが均衡など一秒も無く割れずただ断ち斬られた
刀身を振るい鞘に納め
チンッ・・・・・・ピキピキッパキィィィィンンッ!!!
大罪を切り伏せた
正純「・・・・・・うっそぉ~ん」
葵・トーリ『出番取られちまったな~セージュン』
教皇総長の淫蕩の御身の所為でまともに戦えない武蔵勢、トーリはそこで誰か相対出来る物は居ないかと聞いたところ申し出たのが彼女。副会長の正純だった・・・・・・・のだが
教皇総長が淫蕩の御身を解除しようとした所で爆音が聞こえ何かが飛び出してきたと思ったらそれは友人である一刀であった
彼が突如として神格武装を全力で振り降ろして来たので逃げる間もなく淫蕩の御身を無効化されたのだ
インノケンティウス「本当に・・・・・無茶苦茶だなぁ?おい!」
彼の手元には超過駆動を断ち斬られたダメージからか超過駆動時の形態のまま各所から白い煙を上げている
未だ周囲を漂う彼の流体も影響しているのだろう
一人の副会長と教皇総長をスルーして王に合流した一刀は筋肉ゴツゴツで軍手にバケツを頭にかぶっているペルソナくんに肩車され。ついでになんか鈍重で足が遅そうで無駄に堅い防御重視の機動殻(inアデーレ・バルフェット)を持ちながら姫の元へ皆で向かう
途中復帰した教皇総長や労働者にぶっ飛ばされた隊長格の部下たちが追いかける
それを警護隊たちが共に肩を組みながら肉壁と成り侵入を許さない
一刀達は透明な光の壁の中に居るホライゾンの元へたどり着く・・・・・・着いたのだが
トーリ「助けに来たぜ。ホライゾン」
ホライゾン「ダレデスカ。アナタハ?迷惑なのでお帰り下さい」
一刀「・・・・・うっそぉ~ん」
武蔵近くにて接敵していた現。西国無双と戦った未来の東国無双は
宗茂「・・・・・私の警告ガン無視ですか?」勝者
二代「・・・・・・」敗者
互いに死闘を繰り広げ
投降しないと武蔵ぶっ壊します!宣言の後にこれでは色々・・・・・・台無しである
武蔵某所
ベル「・・・・・ふぁっ」パタリ・・・・ポヨン♪
賢姉様「うふふ♪鈴?ほぅ~らエロ~イクッションよ?」
つづくのか?by一刀。つづくに御座る・・・・よ?by二代
あとがき
どうもアサシンです
今作は一月中に終わらないと確信しました那珂ちゃんのファン止めます
那珂ちゃん(改二)「なんでぇ~!?」
冗談はさておき
やっと一刀の神格武装をお披露目?デス・・・・・・もうただのチートっぽくて作者的になんか・・・デス
※真・恋姫ホライゾン最終話及び真・恋姫D×Dのどちらも一度に書き終える為(予定)少々お時間を頂きます。更に二月上旬からは艦隊これくしょんのイベントへ抜錨するため更に両作品の最終話投稿が遅れる可能性があります(大雪の為。除雪も含む)※
気を取り直して次回は最終回!・・・・・の予定デスYO?
では次回予告を
次回 真・恋姫ホライゾン最終話 境界線上の到達者
ではでは
Judgement!
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トーリ「おーい!ホラ~イゾ~ン♪」
ホライゾン「ダレデスカ。アナタハ?」
一刀「・・・・・・・・・うっそぉ~ん」