No.728648

【獣機特警K-9ⅡG】続・休日の勇者様【施設交流/登場人物非交流】

ついに地球にもソードアンドマジックワールドがオープン!その時遊び好きの巫女(?)と神は…?

本園:http://www.tinami.com/view/696368
朔妃:http://www.tinami.com/view/728468
イヨ:http://www.tinami.com/view/728637

2014-10-08 00:34:05 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:1063   閲覧ユーザー数:999

地球はギフ…。

 

同地にある神社「蠣乃神社」の社務所では巫女(?)の蠣崎朔妃と祭神のイヨが一緒にテレビを見ていた。と、そこに流れる派手なCM。

 

「特撮の本場ファンガルド星で人気沸騰のアミューズメントパークがついに地球上陸!」

「ナゴヤ ソードアンドマジックワールド!」

「超リアル!ファンタジックアトラクションだ!」

「さあ今すぐ剣と魔法を体験しよう!」

 

最も近い大都市であるナゴヤにファンガルド星で大きな成功を収めているテーマパークである「ソードアンドマジックワールド」が開業するというCMであった。聞けばこれが地球で初めてできるソードアンドマジックワールドらしい。

 

「「!!」」

 

遊び好き新し物好きのイヨと朔妃がこのCMに飛びつかないわけはなく…

 

「イヨ様、あたし行きたい!」

「…イヨさまもそう思っていたのじゃ。」

 

早速次の休日に遊びに行くことにしたのであった。

 

そしてナゴヤ ソードアンドマジックワールドの武器・防具屋ゾーン。

 

「何にしようかな…あ!」

 

服を選ぶ朔妃が指さす先にはいわゆるビキニアーマーがある。

 

「あたしこれにしよ!これファンガルド星のワールドでぶっちぎりの一番人気なんだって!」

 

わくわくする様子の朔妃に対し、イヨの表情は暗い。

 

「朔妃…悪いことは言わないからそれはやめておくのじゃ。」

「何で?カッコいいじゃんこの服!」

「いやだからの…。」

 

しばし問答を続ける一人と一柱であったが、結局イヨは押し切られ、朔妃はビキニアーマーを持って「女子」更衣室へと入っていた。

 

しかししばらくして…。

 

「イヨ様ぁ…。」

 

ビキニアーマーを着用した朔妃は渋い表情で戻ってきた。何やら股間を押さえている。

 

「朔妃…。」

「何かパンツの中が痛いよぉ…。」

 

朔妃は「巫女」として活動してはいるものの実は女の子として育てられている男の子であり、その身体には巫女にはあってはならないものがある。ビキニアーマーは「アーマー」である以上金属製であり、金属製のパンツの中にものが当たって締め付けられてしまっているのであった。

 

「…朔妃、今からでも遅くないから新しい服を選んでくるのじゃ。遊びで苦しむことはない。」

「むぅ…。」

 

結局一人と一柱は無難なローブ姿で冒険を開始したのであった。


 
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