二人の劉備と二人の御使い~咎を受けし御使いの最後の旅
旅立ちの前に
一日目
For一騎side
沁と呑みあって旅立ちを決めた翌日。俺は紫苑の部屋に来ていた。
一騎「紫苑、少しいいか?」
紫苑「はい?あ、一騎さん。どうなさいました?」
一騎「実は少し話があるんだ。」
紫苑「なんでしょう?」
璃々「あれ?おじちゃん。どうしたの?」
一騎「ん?ああ、ちょっとお母さんにお話があるんだ。・・・璃々ちゃんも聞いてくかい?」
璃々「ん~~~・・・聞く!」
一騎「ははは、そうかそうか。・・・それでね紫苑。俺は、正確には俺と劉戯は六日後にこの村を出る事になった。劉戯の方は劉北、劉備の二人の説得をしている。」
紫苑「突然ですわね。」
璃々「お出かけ~?」
一騎「少し違うよ。旅を・・・しようと思うんだ。」
紫苑「旅・・・ですか?」
一騎「そ、それでね・・・紫苑はどうするかなって、思ってさ。」
紫苑「・・・一騎さんは私を必要としてくれますか?」
一騎「まぁ、ね。君の弓の腕は天下一品だし、理解力も有る。俺としては頼りにしているよ。でもね・・・璃々ちゃんが居る。だから君が旅について来てくれるって言ってもらえるなら嬉しいけど、やっぱ迷っちゃうんだ。」
紫苑「一騎さん・・・」
俺の言葉に紫苑は少し顔を俯け、すぐに俺を見据えて
紫苑「お供しますわ。璃々の護衛なら・・・上海ちゃんがおりますわ。」
一騎「・・・はぁ、そうだな。上海。」
俺の呼びかけに璃々ちゃんの横に居た上海は璃々ちゃんが居るのにもかかわらず動きだす。
上海「シャンハ~イ(はい、お呼びでしょうか?ご主人。)」
璃々「(ぽか~ん)」
一騎「璃々ちゃん、この子は上海。生きた人形だよ。」
璃々「(ぽか~ん)」
一騎「返事が無い、ただの屍のようだ。」
璃々「・・・璃々は屍じゃ無いモン!(ぷく~)」
うん、可愛いな。このやり取り前にもした気がするが、気にしない気にしない。
一騎「璃々ちゃん、これから君の護衛をしてくれる上海だ。この子を肌身離さず持ち歩く事。いいね?」
璃々「・・・うん!分かった!!よろしくね、上海!」
この子は、疑問に思うと言う事を知らないんだろうか?いや、信頼してる人の言葉だから受け止めてるのかもしれない。
上海「シャンハ~イ(よろしく、璃々!)」
璃々「えへへ~・・・あれ?璃々字が読めるよ???」
紫苑「え?どう言う事ですか?」
一騎「これもこの本の効果だよ。字が読めなくても伝えたい意思があると伝わるんだ。意外と文字の勉強にもなる。便利だろう?」
紫苑「本当に不思議な物ですわね。」
一騎「これからもきっと俺はそう言う物を見せる事になると思う。でも・・・君はそれを理解しようとしてくれるし、理解してくれると信じているよ。」
紫苑「はい、一騎さん。これからも宜しくお願いします。」
一騎「ああ・・・長い付き合いになりそうだな。」
紫苑「ええ・・・」
俺は紫苑の眼を見つめ、紫苑も見つめ返してくれる。綺麗な・・・眼だな。
璃々「・・・おじちゃん、お母さん。見つめ合ってどうしたの?」
二人「「!?」」
うお!?り、璃々ちゃんが居たの忘れてた!!
紫苑「な、何でも無いわよ。さ、璃々も旅支度よ。あ、六日後でしたわね。え~っと、準備するのは・・・」
一騎「くくく・・・」
紫苑「もう、一騎さん?」
一騎「ああ、紫苑が慌てふためく様は貴重だからな・・・くくく」
紫苑「もう!」
璃々「お母さんお顔真っ赤~」
上海「シャンハ~イ(璃々、こう言うのは放って置いてあげるのがいい。)」
紫苑「璃々!?上海まで!!・・・もう、知りません!!」
あ~あ、頬を膨らませて・・・親子だな、そっくりだ。
一騎「さて、俺は劉戯の様子でも見てくるわ。」
紫苑「あ、は、はい。お気をつけて。」
一騎「ああ。」
俺はそのまま紫苑達の部屋を後にした。
For沁side
俺は今飯を食ってる。と言ってももう昼も近いんだがな・・・寝過ごした。
沁「さてと・・・一刀、桃香。ちょっと話がある。」
劉北「ん?どうしたの??」
劉備「お兄ちゃん?」
俺の一言にお茶を置き、二人は俺の方を向く。
沁「実はな・・・鄧艾の奴と旅に出ようと思うんだ。」
劉北「え?突然だね。」
劉備「わ、私は鄧艾さんのしごきが無くなるならいいかな~」
沁「は?お前らも一緒に来るんだよ。」
俺の一言に二人は同時に(・_・)な顔から∑(゜Д゜)な顔へ移り変わる。ちょっと面白ぇな。
沁「お前らの見聞を広めるのにいいしな。それに・・・一刀の為にもなる。」
劉北「俺の為?」
沁「ああ、お前や俺が此処に居る理由が分かるかもしれねえ。」
劉備「え・・・えぇ!?」
沁「驚き過ぎだ桃香。」
劉備「だだだだって!二人はまったく違う世界から来たんだよ?それが鄧艾さんに付いて行けば分かるって事は・・・」
劉北「あの人も・・・俺達と同じ?」
沁「そこん所は鄧艾に聞きな。あいつのことだ、話してくれんだろうぜ?」
そう言うと部屋の扉の奥から一騎の声が聞こえた。
一騎「勝手に決め付けるなよ、沁。」
沁「わりいな。だけど・・・事実だろ?一騎。」
劉北「え?真名??いつの間に!?!?」
一騎「昨日の夜な・・・」
劉備「夜・・・そう言えばお兄ちゃんがかなり酔っぱらって帰ってきたけど・・・」
一騎「ああ、俺が飲ませた。しかし・・・あそこまで“日本酒”を飲んで翌日平気とか、ザルめ。」
沁「それ言ったらお前もだろう?お前なんか俺の倍飲んでたじゃねえか。」
一騎「ふ、鍛え方が違うのだよ。」
そう言うと一騎は胸をドンと叩くが・・・それでも可笑しいだろ?あれで一升瓶ってやつを5本空にした挙句、うぉっかってやつを二瓶空にしたんだぜ?
ちなみに俺はそっちを飲ませてもらえなかった。代わりに老酒を二瓶空にしたがな。
劉北「・・・今、日本酒って言った?」
一騎「ん?おう、飲むか?」
劉北「まだ日本は無いのに、どうしてそんな物があるんだ!?」
一騎「餅つけ。」
劉北「これが餅ついてられるか!って何で餅だ!?!?」
一騎「まったく・・・それよりも、付いて来るのか?こないのか?沁も・・・俺はてっきり説得終わってる頃だと思ったぞ・・・」
沁「悪ぃw寝過ごしちまったww」
一騎「笑い事じゃねえ。」
劉北「俺の質問をはぐらかすな!」
一騎「だ・ま・れ」
ごぃん!
劉北「あだ!?」
沁「そうだぞ、一刀。お前は少し落ち着け。お前の言う所の精神が未熟って所じゃないのか?」
劉北「うぅ・・・」
一騎「じゃ、改めて聞くぞ?付いて来るか?付いて来ないか?勿論付いて来れば俺について話してやる。付いて来なければ・・・お前は何も知らないままだ。」
劉北「行くよ・・・行ってやるよ!」
劉備「私も、付いて行きます!」
一騎「そうか・・・なら出発は六日後だ。荷物は多くてもいい。荷馬車も必要ない。馬は有ればいいが、黄忠と璃々も付いて来るからな。必要数は揃わないだろうしな。」
劉北「えっと・・・荷物は多くていいのに荷馬車がいらないってのは??」
一騎「当日に教えてやんよ。」
劉北「・・・わかった。洗いざらい話して貰うぞ。」
一騎「ふ・・・」
一騎はそのまま部屋を後にした。
沁「・・・さて、飯の続きだ。」
劉備「食べてるのはお兄ちゃんだけだけどね。」
劉北「・・・」
一刀はちょっとばかり気負い過ぎだな。悪い癖だぜまったく。
その日は一刀の機嫌が悪く、ちょっとばかり居心地の悪い一日だったのは余談だ。まったく一騎の奴、自分の事が判ってるからって挑発し過ぎだ。とばっちりを受ける方の身にもなれ。
二日目
For一騎side
一騎「よ~し、そこまで!」
樹「はぁ、はぁ。」
叢雲「はっはっはっ・・・」
説得は初日で終わった。準備は行商が来る予定の四日目になったので紫苑は益州の知り合い宛の手紙を書くとのことで宿に居る。
沁は村の人との打ち合わせだ。基本この村を回していたのは沁だったらしく、村長や村で一番の識者・・・と言っても下級文官にも及ばない人達だったけど・・・に引き継ぎをやっている。
おそらく、旅立ちの日一杯まで掛かるだろうとのこと。それでも足りない気がするが・・・気にしてたらキリが無いのでやめた。
樹「く、くそ・・・考え事してる大将にすら掠りもしないなんて・・・」
叢雲「ほんま・・・隊長は・・・化け物みたいや・・・」
一騎「心外だな。化け物のつもりなんだがな。」
二人「「化け物自覚有るんかい!!」」
二人は揃って突っ込みをくれた。
一騎「はぁ、お前ら本気で付き合っちゃえよ。」
二人「「だだだ、だからそんなんちゃうって言うてるやろ!!」」
樹まで関西弁になってる。もう・・・結婚してくれ。
一騎「ま、このやり取りも後5日だけだがな。」
二人「「へ?」」
いや、ね?再三言うけどこいつら息合い過ぎだろ。
一騎「劉戯、劉北、劉備、黄忠、璃々ちゃん、俺。六人で旅に出る事になった。だから・・・お前らをしっかり鍛え抜いて、この村の守護神になってもらわないと・・・な。」
樹「た、大将!?」
叢雲「唐突過ぎや!」
一騎「旅立ちは突然やってくる物だ。・・・巣立ちだったか?」
樹「く・・・こうなったら大将が居なくなるまでに大将に一撃喰らわせなきゃ気が済まない!!」
叢雲「そうやな・・・覚悟しいや、隊長!」
一騎「・・・ふ。上等だ。掛かってこいやぁ!!」
轟!!!
二人「「ちょ!?まだ強くなるの!?!?」」
その日は二人が無理って言っても続いた。二人が燃え尽きていたが・・・明日も同じメニューにしようかな?
ふふ・・・ははは・・・ああ、この雰囲気は・・・懐かしくて心地いいな。
・・・まあ、昔は俺がやられる側だった訳だが?
四日目
For一騎side
三日目が飛んだ?気にするな。日常と言うのは同じことの繰り返しなのだよ諸君。
紫苑「一騎さん?どうしました??」
一騎「ああ、気にしないでくれ。ちょっと青空を眺めていただけだ。」
紫苑「ああ、今日は何時にも増して蒼いですからね。」
一騎「ああ・・・」
今、俺と紫苑、璃々ちゃんは行商の人達の持ってきた商品を見ている。有る物は小物が中心だ。洛陽からの商人らしく、品ぞろえは豊富だ。しかし・・・
一騎「ちょっと高いな。いや・・・お世辞にもちょっとどころじゃない・・・」
商人「仕方ありませんよ。洛陽での税が高い上に、こっちに商品を持ちだすのに関所でさらに税が課せられて・・・」
一騎「洛陽は酷い状況か?」
商人「そりゃあもう・・・ですが都ですからね。物が集まるから商人としては立ち寄っておきたいんですよ。これなんてかなり北方から流れてきたものなんですよ?」
そう言って商人が出してきたのは・・・岩?あぁ、岩塩か。
商人「珍しいでしょう?これ、塩なんですよ。」
一騎「岩塩、太古に海底に沈んだ大地が隆起し、その大地に有った塩分が凝縮、固形化した物を言う。だがこれは・・・ただの岩塩じゃなく色が付いてるな。桃色の岩塩なんて珍しい。」
商人「おお、岩塩をご存じか。どうですか?これだけはただの岩として持ち出しましたのでお安いですよ?」
一騎「ふむ・・・」
値段を聞くと少々割高だが他の商品と比べたりしてもかなりの安さだ。
紫苑「どうしますか?一騎さん。」
一騎「いや、岩塩は有るんだよ。ただ、桃色岩塩が無くてね。これって入浴の時に使うといいんだよね・・・」
紫苑「え?お、お風呂に使うんですか!?」
商人「な、なんて使い方を・・・」
一騎「ん?あぁ、此処では塩は貴重だったな。正直この数だったら精製して食用にした方がいいだろうしな。」
商人「精製?」
一騎「ん。これ単体では不純物が多い。一度水に溶かし、煮詰めてやると良い。」
商人「へえ・・・それは初めて聞いた。」
紫苑「お詳しいですね?」
一騎「これでも旅人だからな。いろんな所を回ったものさ。・・・岩塩はまた今度にしよう。それよりもこっちの・・・これ、貰おうか。」
商人「あ、はい。毎度あり。」
そう言って俺は首飾りを購入した。そのまま俺と紫苑は市を歩き始める。
紫苑「よろしかったのですか?」
一騎「ん?ああ、言ったろう?あれでは少ないんだよ。一回か二回使えば終わりだからな。それよりも・・・はい、これ。」
紫苑「え?」
一騎「まさか俺が首飾りなんか付けるとでも??紫苑にだよ。」
紫苑「あ・・・」
そう言って、俺は紫苑の首に手を回し、無理やり首飾りを付けてやった。
紫苑「/////////」
一騎「似合うよ、紫苑。これから長い付き合いになるんだ。これぐらさせてくれ。」
紫苑「はい・・・ありがとうございます。」
紫苑は顔を俯かせているが、さすがに俺でもどう言う理由かは分かる。さすがに気障ったらしかったかな?
こうして俺と紫苑の買い物は空が朱に染まるまで続いた。
六日目
For一騎side
一騎「どうした劉北、劉備。まだ村の外周20周程度だろう!」
旅立ちの日前日、俺は劉北と劉備の鍛錬をしていた。ちなみに村の外周は一周約4kmだ。つまり80kmを走ってる訳だな。
一騎「お前ら戦場ではこの倍は走るんだぞ!そんなんで息絶え絶えでどう戦うんだ!」
ま、これでも走れるようにはなってるんだけどな。最初のころは5周が良い所だった。
一騎「お前らに足りないのは体力だ!根性だ!このクソ虫ども!!お前らはただのウジ虫だ!どんなに鍛えようともウジ虫はウジ虫だ!!だがしかし、俺の教えがあったのなら最高のウジ虫には成れるかも知れん!それともお前らは最低最悪のウジ虫のままがいいか!?違うだろう!守りたい物を守るために死ぬ気で最高のウジ虫になって見せろ、この害虫どもが!!」
二人「「さ、さー!いえっさー!!」」
一騎「声がちいさぁぁぁぁぁい!!!!!!」
二人「「さー!!!!いえっさーーーーーー!!!!」」
一騎「良し!肯定したな!!さらに20周!!!」
二人「「さー、いえっさー!?」」
ふ、肯定しながら動揺とか、成長したな二人とも。
一騎「さて・・・これを走り切れたのなら次の段階・・・氣の習得だな。」
二人の姿が見えなくなり、これからの鍛錬メニューを考えていると、後ろから沁の声がした。
沁「よう、調子はどうだい?」
一騎「ん?ああ、沁か。調子は上々、次の段階に入れそうだが・・・まだ開始地点には程遠いかな。」
沁「本当にお前は手厳しいな。」
一騎「まあ、な。正直劉備の甘さを知ってるからな。そこを矯正しなけりゃ此処から先大変なのは目に見えてるしな。」
沁「いやはや・・・かつての劉備としては耳が痛いな。」
一騎「ははは、あんたはしっかりしてるだろうが。問題は彼女の若ささ。」
沁「まあ、そこは俺も感じていたさ。桃香は何処か優しすぎる所があるからな。」
一騎「劉北にもそれは言える。おそらくだが・・・劉備と一緒に居すぎたんだ。」
沁「ん?そりゃあどう言う事だ?」
一騎「俺もかつては人を殺すとか、戦争とか・・・どこか他人事で自分には関係ないと思っていた。それが現実味を帯びてきて、さらにそう言った世界に身を置く事になった。俺は覇王に仕えられたからその現実を受け入れ、理想との折り合い、貫くべき誇りってものを学べたからな。」
沁「・・・」
一騎「だが、あいつは違う。劉備の甘い理想に・・・眼を眩ませていやしないか?盲信しては居ないか?それが心配でな。」
沁「そこは安心して良いぜ?俺も口うるさく言ってるしな。どんなに求めても守れない物がある。ならどうやって守るか。失う状況を全力で作らないようにすることが大事なんだってな。」
一騎「そうか。だが・・・そう言った状況ってのは必ず来る。その対応の仕方は教えたか?」
沁「いや、まだだ。これからはお前が教えてくれるんだろう?」
一騎「お前も手伝えよ。」
沁「嫌だよ、めんどくせえ。」
一騎「お前の弟達だろう!?」
沁「あはははは!冗談だよ冗談。」
一騎「冗談に聞こえなかった。わりと本気だったろう・・・」
沁「ん~4割本気?」
一騎「中途半端!せめて半々?ぐらい言っとけ!突っ込みづらいわ!」
こんなやり取りを2人が走ってるさなか行われた。勿論ダレテいたら容赦なく叱咤するようにしている。
こうして日は暮れて行く。旅立ちの日まで・・・後数刻まで迫っていた。
あとがき
雪蓮「孫三姉妹の!」
シャオ「あとがき!」
蓮華「こ、コ~ナ~!!」
雪蓮「何で私達がこんな事するかと言うと・・・」
シャオ「他の皆出番なってずるい!って事でシャオ達が乗っ取ってやった!」
蓮華「・・・あれから私のデートを書いてくれないユウヤはナマスに斬って捨てました。」
雪蓮「不死身な奴相手によくやるわね蓮華。」
蓮華「姉さま?不死身故に何をしてもいいんですよ??」
雪蓮(・・・やばい、眼が笑ってない。)
シャオ「シャオなんて外史紡ぎでも出番ないんだからね!?」
蓮華「シャオは出てきたら出てきたで面倒だから良いのよ。」
シャオ「あれ!?」
雪蓮「そうね~。おませさんは面倒だから引っ込んでればいいと思うわよ?」
シャオ「雪蓮お姉ちゃんまで!?」
蓮華「と、言う訳で今回は旅立ち前の日常を書いてあるみたいだけど・・・」
雪蓮「ユウヤ曰く、拠点に出来なかったのが唯一の後悔だって言ってたわ。」
シャオ「くすん・・・凡才。」
蓮華「・・・これでシャオの出番さらに遅れるわね。」
雪蓮「・・・ご愁傷様。」
シャオ「うわぁああん、ぐれてやるー!!」
雪蓮「それじゃ、また次回会いましょう~」
蓮華「ユウヤは外史紡ぎまだ書かないのかしら?フフフ、一寸聞いてこようかしら??」
雪蓮「・・・またね!(触らぬ神なんとやらよ!)」
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続きをどんどん書いてくよ~
今回は旅立ちの前のお話。
では本編どうぞ