―――――――第三章
腕まくりしてまで意気込んでたハルヒのガンプラ製作だが、残念なことに中止となった。
まぁ正確には完全に中止というわけではなく、中断なんだがな。
「もう、せっかく張り切って気合いまで入れてたのに、肩透かし食らった気分だわ!」
仕方がないだろう、換気するとはいえこの狭い部屋でマスクなしにシンナー吸引するのは自殺行為だからな。
ガンダムMk-Ⅱの大部隊が襲ってくるなんてシチュエーション、俺は御免こうむる。
「まぁ、仕方ないですよ……どの道今日はやれることなんて少ないんですから」
ハルヒの湯飲みにお茶を入れながら朝比奈さんが答える。
「ていうか馬鹿キョンが前日教えてくれなかったのが悪いのよ!」
ほーそう来るかい、だがなハルヒ……少しは自分で調べたらどうだ?なんでも人任せだと将来指示待ち人間になっちまうぜ?
ふん、とそっぽを向きながらいそいそと箱の中身をチェックするハルヒ。
まずハルヒが何をしているのか説明すると、ガンプラのパーツチェックだ。
「なんでいちいちチェックするの、面倒じゃない?それにあんなに綺麗な店なら不備もないと思うけど……」
「万が一、ということもある。
それに時々いるんだよ、店員の目をかいくぐってパーツを盗んでいくどうしようもない馬鹿が」
「ハァ!?なんでそういうことするの、犯罪じゃない!!」
もちろんそうさ、だが改造のために失敬したりする奴もいるんだ悲しいことにな。
自分の欲望のためにそういう行為に手を染める、世の中そういう奴もいるんだ。
「あーやだやだ、自分の趣味に誇りはないのかしら!」
全く同感だ。
自分の趣味ってのはいわば心のオアシスだ、そのオアシスに後ろ暗いところを作っちまうと、癒されるどころかどんどん人間的に渇いていく気がするがね。
「よし、パーツは全部あるわよ!」
「それはよかった、次は袋からパーツを全部出してくれ。
次はそのパーツを全部ブラシで洗ってもらう」
「洗うって……、プラモを?」
「あー、ちょっと話が長くなるんだが……」
「そう、これはやる人とやらない人に別れると思うがひとまず聞いてほしい。
ガンプラのキットはプラスチックを型に流し込み生産している。その時型にはあらかじめ油を引いてから型にプラスチックを流し込んでいるのだ。
例えば、フライパンに生卵を投入して目玉焼きを作るだろう?その時フライパンに卵がこびりつかないように油を引く、ガンプラでも同じことをやっているわけだな。
それでだ、その油が曲者で、その油は塗料の食いつきを悪くするんだ。そのため油を落とすために、中性洗剤で落とす必要がある、というわけだ」
「まぁ、仕方ありませんね。一種の禊みたいなものと思っていただければ結構です」
そこまでガンプラ作りを神聖化しなくてもいいだろう、古泉。
じゃああれか、ハルヒは巫女さんか何かか。
「いえいえそんな、恐れ多い」
そりゃそうだ、ハルヒに巫女服なんて……。朝比奈さんならともかく。
「けっこう量が多いですね、私も手伝います」
とシンクに駆け寄る朝比奈さん。
「ありがと、みくるちゃん♪」
こうして二人でテキパキと擬音が付きそうな勢いでパーツ洗浄を終わらせて、今日の作業は終了となった。
そして特に目立ったこともすることもなく、次の日の放課後へと時間は飛ぶ。
朝からハルヒの様子が少しおかしく、何やらそわそわした感じだった。まぁ、原因はわかっているのだが……。
「どうしたハルヒ、何やら落ち着かない雰囲気だが?」
「べ、別になんでもないわよ!」
何でもないわけがない、かなりバレバレな態度である。みんなだってハルヒの様子がおかしい事なんて看破しているぞ?
「おい、キョン。涼宮の奴、一体どうしたんだ?あんなテンション高い状態なんて見たことねぇぞ、一体何があったんだ?」
なんて谷口がこそこそと聞きに来るぐらいである、かなり異様な光景なのだろう。
しかしハルヒよ、あれだけこき下ろしたガンプラにこうもハマるとは一体どういう風の吹き回しなんだか……そんなに頭に来たのかね、あの美人さんに。
なんて言ってるとハルヒの奴が俺の襟首をつかみ、引っ張って行った。
「お、おいハルヒ!いきなり何すんだ!!」
「早く部室行って、ガンプラ作るのよ!待たされた分、すぐにでも作りたいの!」
だったら一人で言って作ればいいじゃねーか、などと思いつつ引き摺られていく。
ハルヒが勢いよく部室のドアを開けると、そこには既にほかの三人が待っていた。
「お待ちしていました涼宮さん、こちらはもうすでに準備万端ですよ」
と、ハルヒに執事のような一礼をする古泉。いいよなこういうのが様になる奴は。
「じゃあ、準備しちゃいましょ。キョン、ちゃんとマスクとゴーグル持ってきたんでしょうね」
「あぁ、持ってきたぞ」
そう、昨日ハルヒはここでガンプラをつくるため、団員全員にマスクとゴーグルを持ってくるよう指示していたのだ。
流石に全員経験者だけあって、ゴーグルとマスク、そしてゴム手袋を完備していた。その上、窓も全部開放してあり、準備は万端だ。
「よし、全員準備完了したわね……それじゃ始めるわよ!!」
さて、全員がゴーグルとマスクを着け、ハルヒが団長席に座りパーツを取り出し始めた。
しかし何というかこの光景、かなり異様であると言っていいだろう。
これで不思議捜索の依頼者が来たらどうするんだ、一目散に逃げていくと思うが……不思議捜索のほうも並行して行っているのにこれでいいのか?と思う。
「じゃあまずパーツを切るわね……!」
薄刃ニッパーの包装を解き、いざ往かん!とばりにパーツを切ろうとするハルヒ。
だが、危うくミスをしそうになったので慌てて制止する。
「うひゃぁ!?な、何よ、急に大声出さないでよ!」
「待て待てハルヒ、初手から悪手だ!切るところはそこじゃない!」
勇み足のハルヒはなんとパーツギリギリのところで切断しようとしていた。
「まずは落ち着け……いいかこの太枠の部分があるだろう?これを『ランナー』というんだが、それを辿るとパーツに行きあたる。
そしてそのパーツとランナーの間を繋ぐ部分があるだろう?」
「あ、ホントだ。この部分だけちょっと薄いわ……」
「うむ、それを『ゲート』という。パーツを切断するときはなるべくランナーよりにゲートを切断するんだ」
「でも、それだとでっぱりが目立っちゃわない?」
うむ、確かにそのまま組むとゲートがかなり主張することになるだろうな。
だが安心しろ、ここにいるみんながそうならないようフォローするのだから。
「そうなんですけど、とりあえず切っちゃってください」
朝比奈さんが身を乗りだし、ハルヒに切断を促す。
この女神のような朝比奈さんに促されたら俺はどんなこともやってのけるんだろうなぁ……ハルヒ、今すぐ場所を変われ。
「で、キョン!この後どうするの!」
「おぁ!?」
一瞬、妄想の世界にトリップしかかってたが、ハルヒの声で情けない声を上げながら一気に現実に引き戻された。
「人にものを教えてる時に何ボーっとしてんのよ!どうせみくるちゃんで変なこと考えてたんでしょ!!」
「違う、断じて違う!!」
あらぬ誤解を与えぬよう高速で否定したが、後で考えると余計誤解を招きそうであった。
「で、これからどうするの?」
ボーっとしてたのは悪かった、悪かったからそうジト目で睨まないでください。
「オッホン!で、だな、ゲートを1/3くらい残してまた切断してくれ」
「なんか面倒なのね……よっ、と。これでいい?」
「あぁ、それでいい。で、次はデザインナイフを用意してくれ」
ハルヒは言われた通り、デザインナイフの包装をはがしてデザインナイフを使用可能な状態へとしていく。
「そのデザインナイフを使って、ゲートを切り取るんだ。あまり力を変に入れると指をけがするから注意しろよ?」
「んしょ……っと、こう?」
ハルヒはゲートの根元をデザインナイフで徐々に、ゆっくりだがうまい具合に切り取った。
「ふーっ、何か緊張するわねー……」
「これが所謂『ゲート処理』といいます。慣れればその緊張もなくなりますよ」
うむ、古泉の言うとおりだ。
ゲート処理でいちいち緊張してたら、心臓がいくつあっても足りないぞ。
まぁ、緊張がなくなってきたころに油断してデザインナイフを指に突き刺して怪我したりするんだけどな……。
「えーとじゃあ、このパーツとこのパーツをハメるのね?」
「その前に接着剤を準備することを推奨する」
「あ……うん、有希、わかったわ」
長門の一言によりパーツをいったん置き、接着剤を取り出す。いよいよこのマスクが役に立つ時が来た……。
「うわっ、なにこれ臭ッ!!」
タミヤセメントのあまりの臭いに顔をしかめるハルヒ。
いいじゃないかそれくらい、ラッカー系の塗料はもっと臭いんだぞ?俺は使ったことないけど。
「んで、これを断面に塗るのね……」
コクリ、と長門が頷く。
「出来れば二、三度重ね塗りをした方がいい」
「え、でもそんなに塗ったら接着剤はみ出しちゃうわよ?」
「今はそれで構わないんだ、ハルヒ。というかはみ出すくらいじゃないと後々困る。」
「そもそもなんで接着剤使うのかしら?普通にはめ込んだだけじゃダメなの?」
「そうですね、子供とかはそうやって作るのですけれど、我々のように上を目指すとなるとそうもいかないんですよ。
そもそも接着剤使うのは、『合わせ目』を消すためなんです。少しこのパーツをお借りしますね。」
古泉はそういうと、パーツをはめ込んで見せた。
「よく見てください、涼宮さん。このパーツ、はめ込んだだけではここに線が出来てしまうでしょう?いまお見せしますが、原作ではこの線は存在しないんです」
携帯をちゃっちゃと操作して、完成画像をハルヒに見せる。
そのガンダムMk-Ⅱの画像には存在してなかった線が、パーツのほうには存在している。
「ですから、この線を消すために接着剤が必要なんです」
そして古泉は、はめ込んだパーツにデザインナイフを刺し、てこの原理で器用にはがした。
その動きは実に手際が良く、熟練のビルダーであることがうかがえる。
「あ、それってそうも使えるんだ、すごいわねー」
「お褒めにあずかり恐縮です。それでですね、涼宮さん。プラスチックは何で溶けるかご存知ですか?」
「うん、確かシンナーで溶けるのよね」
「はい、その通りです」
残念だったな古泉、その問いは一昨日に俺がハルヒに投げかけた。と、心の中でほくそ笑む。
「つまりこの接着剤……すなわちシンナーで断面を溶かし、吸着させて合わせ目を消すんです。
まぁ、百聞は一見にしかずと言いますし……ためしにやってみてください」
「どれどれ……、こうでいいのかしら?」
古泉や長門に指示された通り、断面に接着剤を二度ほど塗りつける。
「え、えっと乾かないうちに……」
「落ち着けハルヒ、焦ってくっつけようとするととんでもないことになるぞ」
そう、実は俺も最初のころに接着剤関連で失敗したことがある。
なにをトチ狂ったのか、焦って一秒でも一瞬でも早くくっつけようとしてしまい、逆に遅くなった挙句に接着剤が他の場所にくっつき偉い目にあったのだ。
俺の二の徹はハルヒに踏ませるべきではない。
「む……よかった、上手くハマったみたい」
俺の二の徹を踏むことなく、ぴったりとパーツ同士を接着したハルヒ。そこで秘密兵器の登場である。
「ハルヒ、一昨日買ったクリップと竹串と結束バンド少し借りるぞ」
「あ、いいけど……それどう使うの?」
「いや、これをこうしてだな……」
竹串とクリップを結束バンドでくっつける。こうしてできた物でパーツを出来たもので挟み輪ゴムでぐるぐる巻きにし、発泡スチロールの台に刺す。
こうすることによって、より吸着できるように固定できるのである。
「そうやって使うのねー、一時は無駄なもの買わされたかと心配だったわ」
そんなことするわけなかろう、全く。少しは人を信用してほしいものだ。
と、思っていたのだが、後に古泉から模型店に行けばメーカーから似たような製品が売っているとの情報を得た。……ハルヒがこのことを知るときが来ないことを祈ろう。
さて、細かい作業に悪戦苦闘しつつもハルヒはどんどんパーツランナーから切り、ゲート処理をして接着していく。
最初は緊張しガチガチだったが皆のアドバイスにフォローの甲斐あって、徐々に慣れてきたようだ。
「ん、もうこんな時間か。ハルヒ、今日のところは終わりにしておこう」
「そうですね、キリもいいですし」
ハルヒが腕パーツのを接着し終えたのを見計らって、終了のコールを出した。
「え……?うわっ、たったこれだけしかやってないのに、もうこんな時間!?」
「けっこう時間かかりますから……」
「あの体勢だと疲労もたまりやすい、終わるのが妥当」
そう、意外とガンプラというのは時間泥棒なのである。
俺なんて、見たい番組の前にちょっとだけ組もうと思って軽い気持ちで始めたら、あっという間に時間が過ぎ開始時刻に間に合わなかった、なんてこともある。No,more!
「そうね……なんだか方も痛いし疲れがドッと来たわー……」
むきゅう、なんて擬音が似合いそうなポーズで机に突っ伏す。
俺も軽く猫背だからか肩や背中が痛くなるんだよなー。
「まぁ、その気持ちはわかるぞハルヒ、だがもうそろそろ暗くなるし戸締りをして帰ろう」
「そうね、今日はやたら摩耗した感じよ……」
甘いぞハルヒ、摩耗するのはやすり掛けのときだ。
なんてことを思いながら、窓示して戸締り確認をし、帰途へとつく。
「そういえばアンタけっこう詳しいけど、実際のところはどうなのよプラモの腕の方は?」
うぐっ、ハルヒの奴けっこう痛いところを突いてくるぜ……。
「まぁ、ぼちぼちと言ったところだな」
「まぁいいわ、今度の休み見せてもらうわね!」
ハァ、何ぃ!?
思わず素っ頓狂な声を上げてしまうところだった。
「ちょ、ちょっと待って、な、なんでそうなる……」
「だってどのくらいのレベルか知りたいじゃない。大丈夫よ、他のみんなガンプラ持参で集合するから!」
よ、よくねぇ……
ハッキリ言って人様に見せられるレベルじゃない、しかも皆に見られるとかとんだ晒し者だ、お断りさせてもらう!
「じゃあそういうことでよろしくね」
人様の話を聞かない事に定評のある団長様は、そう言い残しまっすぐ帰って行った。
ぐぬぬ……まったく、どうしたものか……。
そしてここからはほぼダイジェストになるが、二日目。
ハルヒのガンダムMk-Ⅱの製作は、腰から下の部分に突入した。
「さぁ、やってやるわよ!」
マスクとゴーグル、ゴム手袋装着し腕まくりして気合を入れるハルヒ。
楽しそうに組み上げる姿に少し、羨望の念を感じる。
「おや、浮かない顔ですがどうかしましたか?」
「ん、いや、何でもないぞ。あと古泉、顔が近い」
「んっふ、失礼しました」
しかしハルヒの奴本当に今週末家に……来るだろうな、うん間違いなく。
あぁ、憂鬱だ……。
それにしても、なんでそんなにハマりだしたのか……なんて考えているうちに、ついある疑問を口にしてしまった。
「なぁ、ハルヒ」
「なによ、今集中してるんだから邪魔しないで」
「いや、その……好きなのか?」
「!?」
他愛のない質問のように思えたが、ハルヒは顔面真っ赤にして驚いている。
「ななななななななにが!?」
「いや、そのガンプラづくり……」
何をそんなに慌てているのか。今はニッパーだからよかったものの、デザインナイフを持ってたら大惨事になるようなズッコケだったぞ?
「へっ?あぁ、まぁ、その、最初は暗い趣味だなーとは思ったけど、こういうのも性に合うみたいね!」
「そりゃよかった」
それにしてもハルヒは天性の物でも持っているのか?頭脳も学年で10番目くらいに入るくらいには良いし、スポーツだって部活からスカウト来るくらいは万能。
外見だって黙って見てる分には、相当な美人だ。しかしこのエキセントリックな性格がなぁ……
天は二物与えたついでに地雷も与えたというそんな感じだな。
「じゃあハルヒ、今度TVアニメのほうでも見るか?好きな機体とか見つかるかもしれんぞ?」
「そうねー、子供っぽそうだけどここまでやっちゃったし見るのもいいんじゃないかしら」
「そうだな、俺も見てないのがあるし」
「それならば私の部屋でTVシリーズの上映を提案する」
ふと横から長門にしては珍しく強い勢いで話に入ってきた。
「あら、有希ってばそんな趣味があったの?」
「大変興味深い。その気なら全作品見ることも可能。
特にゲームだけでしかガンダムの情報を知らないのならばぜひ見てほしい」
んぐっ!
大変痛いところを突かれたぜ……そうなんだよ、最近のゲームはやたら凝ってるから某シュミレーションゲームやるだけで大体わかるんだ。
バン○ムはF仕様に早く戻せ。
「ただ、昔の作品なので見苦しい点があるのは留意してほしい」
「あー、かなり昔だものねー……」
ふむ、確かにこういう機会もい滅多にないだろうし、上映会のときは俺もぜひ参加させてもらおう。
「昔に作品は作品なりに味がある。見ていて損はない。
それに昔の作品を見てMSを覚え、好きなMSを語れるようになれるともっとガンプラが楽しくなる」
うむ、これには完全同意だ。
だが俺はいまだに好きなMSを作ってはいない、やっぱりうまく作れるようになってからかっこよくしてあげたいだろ?
そんな雑談、歓談をしながらハルヒは腰から下を作り上げ、この日の作業は終了した。
そして翌日、今日は軽めにフライングアーマー部の製作に当たることになった。
「けっこう大きいわねー……、でもその分パーツも少ないし今日はそんなに時間がかからなそうね」
「そうだな、一昨日と昨日は細々としたパーツが多かったからな
それにここまで大きければ接着剤もいらないだろう。今日はまぁ、ちょっとした休憩と思え」
「じゃあちょっと早めに切り上げて、今日はみんなでプラモのウィンドウショッピングをしましょ!!」
「なるほど、そう来ましたか」
「私もそろそろ新しいプラモデル買おうかな、って思ったところです」
「……興味深い」
と、皆が乗り気な以上、俺としても断る理由がない。
ハルヒがここまで興味を持ってくれるとは……一介のビルダーとしてジンとくるものがある。
ふむ、俺としてもちょっと気になるものがあるし、ついていこう。
どの道俺に拒否権はないしな。
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ようやくプラモ作りを始めたハルヒ。
だが―――――