第0話プロローグ
「――、起きろ。」
「すー、すー。」
「延珠、起きろー。」
「んんー、蓮太郎、妾はまだ寝る。っってあぁー!!」
無理矢理布団を引きはがし、延珠はその場で暴れる。
「今何時だと思ってんだ。もう7時半だぞ。遅刻が嫌ならさっさと支度しろ。」
「げっ、もうこんな時間。急がないと。」
延珠は顔を洗いに洗面所に急ぎ足で行った。
「さてと、俺は弁当でも作るか。今日は木更の分も作らないといけないな。」
そんなことを思い、俺はキッチンに立った
「じゃあな、蓮太郎。いってきまーす。」
「いってらっしゃい。」
「さてと、俺も行くか。」
俺は2つの弁当を鞄につめ、家を出た…
そのころ・・・
「セイッ、ハッ、ヤァ」
「やはり、動かない物斬っても面白くねーな。」
「ヒビキー、ご飯よー。」
「分かった。すぐ行く。」
「仕方無い、また休みの日に
次はどういう理由で出ようかな。なんてことを頭で考えつつ、ヒビキはリビングに歩を進める。
「ねぇ、ヒビキ-、お母さんと――ちゃんの料理、どっちが好き?」
「うっ///そ、それは…」
そんなものわざわざ比べて食ってないぞ。と心では思いながらもヒビキは
「どっちも違うおいしさがあっていいよ。」
と誤魔化した。
「じゃあ、学校に行ってくる。」
「いってらっしゃーい。」
家を出ると、そこには僕の愛している人が目の前にいた。
「おはよう、ヒビキ。」
「おはよう、未織。」
2021年、人類はガストレアに敗北し、それ以来「モノリス」と呼ばれる壁の中に暮らしている。日本も例外では無く、国土の大半を失い、北海道、仙台、東京、大阪、博多の5つのエリアの分かれ人々は生活している。これはそれから10年後の話である・・・
後書き
今作は文章力皆無の作者が思いつきに等しい感覚で書いてます。もし、何かご指摘有ればどうぞ言って下さい。基本毎日投稿できたらいいなと思います。
Tweet |
|
|
1
|
0
|
追加するフォルダを選択
今回はプロローグです。火日輝君ですがこれからはヒビキとカタカナ表記にします。