No.683407 ノーゲーム・ノーライフ異世界奮闘記第7話ハールさん 2014-05-03 00:26:43 投稿 / 全1ページ 総閲覧数:1469 閲覧ユーザー数:1448 |
龍太「約束どうり、この家を返してもらうぞ。」
グラム「…1つ聞いてもいいですか?」
龍太「…なんだ?」
グラム「どうして、関係のないあなたがこの方たちに協力したんですか?」
龍太「…この二人は、僕がこの世界にきて、路頭に迷っていたところを、助けてくれたから。その優しさがうれしかったから。ただそれだけのこと。」
グラム「…やさしさですか…。私はやり直すことができるでしょうか?」
龍太「…それを決めるのは、僕じゃない。これからの道は、自分で切り開くもんだ。運命は自分で決めるもの。時間はたっぷりある。ゆっくりと決めていけばいいものだよ。」
グラム「…ここに来てくださいませんか?」
そういって、グラムは自分のポケットから、一枚の紙を龍太に渡した。
そこには、住所が書いてあったが、龍太はまだこの世界の言葉を知らないので、何が書いてあるかわからなかった。
龍太「…?まぁサンキュな。」
グラム「それでは、ごきげんよう。」
そう言い張ると、グラムはものすごいスピードで、走り去った。
龍太「…相変わらず、獣人種はすごいもんだな…」
そういって、龍太はエイミとアスカの家に戻った。
エイミの家に戻ると、龍太たちは昼飯を食べた。
エイミ「すごいです、人類種の龍太さんが勝つなんて…。感激です!!」
エイミはとても喜んでいた。
アスカ「お主のおかげでこの家を取り返せた。ありがとうなのじゃ。」
アスカは満面の笑みを見せる。
龍太(笑ってもらえて、こっちもやりがいがあった。よかったよかった。)
龍太は微笑みながらそう思った。
アスカ「そうじゃった、褒美をやる約束をしていたのう。褒美の内容は一つ何でも言うことを聞いてやろう。ほれ、もうしてみぃ。」
龍太「何でも…ですか」
アスカ「そうじゃ、何でもじゃ!」
龍太「……………」
龍太は考え始めた。
龍太(まだこの世界のこと何にも知らないしな。どうしよう…。うーん。…そうだ!!)
龍太は何かが浮かんだようだ
龍太「なら、僕の友人を見つけることに協力してくれませんか?」
アスカ「わかったのじゃ!!」
龍太「なら、さっそくで悪いんですが、東部連合のところに連れて行ってくれませんか?」
アスカ「明日でいいなら構わんぞ?」
龍太「ありがとうございます。」
エイミ「それじゃあこの後どうします?」
龍太「僕はすこし外を散歩していますね。」
アスカ「なら、この後は自由行動なのじゃ!」
昼飯を食べた3人は、それぞれ別の行動を開始した。
龍太は先ほどグラムと戦った森に来ていた。
その森は、涼しくて居心地が良かった。
龍太「ここ昼寝にしたら、とても気持ちよさそうだし、さっそく寝よう。」
龍太は近くにあった、大きな木にもたれて、目をつぶった。
龍太(…僕がいた世界は今どうなっているんだろうか。家族のみんなは心配しているかな。)
龍太はそんなことを思いながら、寝た。
そのころエイミは、庭で花を植えていた。
アスカは、本を読んでいた。
それぞれはがゆったりと過ごしていた。
龍太「…うん…もう…夕方?」
龍太目を覚まし、周りを見た。
景色はすっかり夕暮れを迎えていた。
龍太「もう戻るか…。」
???「うわぁぁぁぁぁぁ!?そこどいて~!!!!」
龍太「んあ?何の声だ…ってええええええ!!!?」
龍太が上を振り向くと、白い羽をはやした、女の子が落ちてきた。
???「このままじゃぶつかる~!!!?」
ドーン!!
夕暮れ時の森でものすごい音が響いた。
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遅くなってしまい申し訳ございません。
第7話です。4連休の間に3話ぐらい出していきたいと思います
追記:ゴールデンウィーク中は1話から2話ぐらいになります。
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