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一刀は恋を人目の付かないところに連れて来た。
「恋、強くなるために力を貸してくれないか?」
「・・・何するの?」
「血を交換するんだ。「どうやって?」えっとね。少しだけ自分の血を出して、それを交換して相手の血を飲む。そしたら終わりだよ。」
「・・・どうして一刀は血ばっかり使うの?」
「・・・こうするしか強化方法を知らないからだよ。それに、爺ちゃんから「血で強化するのが一番強くなる方法じゃ!」とか聞いたからね。」
「・・・まあ、良い。はい。」
「早いね。じゃあ、これ。」
そして、恋と一刀は血が入った入れ物を交換する。
「じゃあ、飲むか。」
「ん。」
飲んだ後・・・
「・・・一刀光ってる。」
「恋も光ってる。どうしてかな?」
そして光は一刀と恋を包み込む。光が収まるころには髪が赤くなり恋のようになった一刀がいた。
「一刀が変わった。」
「恋も変わってる。気の色が変わった。」
恋の気の色は赤からピンクに近い色になっていた。
「一刀と同じ。」
また、一刀の気の色も恋と同じになっていた。
「恋の力を借りてる。」
「恋の力?」
「そう。今考えてる事、分かるでしょ。」
「・・・明日の事。」
「(コクッ)詠に相談しよう。色々と。」
「分かった。」
「じゃあ、寝よう。」
「(コクッ)」
そして夜は明け、朝日が昇ってきた。
「・・・一刀様が恋様みたいになっていますね。」
「・・・本当なのです。ちょっと怖いです。」
上の二つはそれぞれ神流、音々音からの一刀に対しての感想である。
「ねね、酷い。」
「びっくりするけど大丈夫。一刀は一刀。」
「とにかく、行く。神流、準備して。」
「分かりました!」
「ちんきゅも。」
「わかったのです!」
そして、四人は軍を引き連れて戻った。
「・・・誰でしょうか?」
「あんさん恋に似とるな。誰や?」
「霞、月様。恋や神流、ねねと討伐に行ったもう一人の人物は一刀だろう。だから、こいつは一刀に決まっている。」
「・・・華雄から諭されるとはうちもやばいな~でもまあ、そうやな。」
「そうね。特に問題は無かったようだし、一刀から恋と似るような外見になったって、今さっき知らせが来たわ。」
「「よろしく。」」
「・・・声まで似とるとわな。」
「ほんとに兄妹みたいね。」
「「?」」
「はぁ~もういいわ。」
一刀と恋は新たな力を手に入れ次の戦場へと向かう・・・
はい。剣です。
遅くなりました。短いですがすみません。
更新周期が2週間は遅いかもしれませんがよろしくお願いします。
ではでは~
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遅くなりました。短いですがどうぞ。