No.680015

紅を纏いし将~十ト壱~

さん

遅くなりました。短いですがどうぞ。

2014-04-19 19:54:20 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:2316   閲覧ユーザー数:2048

 

一刀は恋を人目の付かないところに連れて来た。

 

「恋、強くなるために力を貸してくれないか?」

 

「・・・何するの?」

 

「血を交換するんだ。「どうやって?」えっとね。少しだけ自分の血を出して、それを交換して相手の血を飲む。そしたら終わりだよ。」

 

「・・・どうして一刀は血ばっかり使うの?」

 

「・・・こうするしか強化方法を知らないからだよ。それに、爺ちゃんから「血で強化するのが一番強くなる方法じゃ!」とか聞いたからね。」

 

「・・・まあ、良い。はい。」

 

「早いね。じゃあ、これ。」

 

そして、恋と一刀は血が入った入れ物を交換する。

 

「じゃあ、飲むか。」

 

「ん。」

 

飲んだ後・・・

 

「・・・一刀光ってる。」

 

「恋も光ってる。どうしてかな?」

 

そして光は一刀と恋を包み込む。光が収まるころには髪が赤くなり恋のようになった一刀がいた。

 

「一刀が変わった。」

 

「恋も変わってる。気の色が変わった。」

恋の気の色は赤からピンクに近い色になっていた。

 

「一刀と同じ。」

 

また、一刀の気の色も恋と同じになっていた。

 

「恋の力を借りてる。」

 

「恋の力?」

 

「そう。今考えてる事、分かるでしょ。」

 

「・・・明日の事。」

 

「(コクッ)詠に相談しよう。色々と。」

 

「分かった。」

 

「じゃあ、寝よう。」

 

「(コクッ)」

 

そして夜は明け、朝日が昇ってきた。

 

「・・・一刀様が恋様みたいになっていますね。」

 

「・・・本当なのです。ちょっと怖いです。」

 

上の二つはそれぞれ神流、音々音からの一刀に対しての感想である。

 

「ねね、酷い。」

 

「びっくりするけど大丈夫。一刀は一刀。」

 

「とにかく、行く。神流、準備して。」

「分かりました!」

 

「ちんきゅも。」

 

「わかったのです!」

 

そして、四人は軍を引き連れて戻った。

 

「・・・誰でしょうか?」

 

「あんさん恋に似とるな。誰や?」

 

「霞、月様。恋や神流、ねねと討伐に行ったもう一人の人物は一刀だろう。だから、こいつは一刀に決まっている。」

 

「・・・華雄から諭されるとはうちもやばいな~でもまあ、そうやな。」

 

「そうね。特に問題は無かったようだし、一刀から恋と似るような外見になったって、今さっき知らせが来たわ。」

 

「「よろしく。」」

 

「・・・声まで似とるとわな。」

 

「ほんとに兄妹みたいね。」

 

「「?」」

 

「はぁ~もういいわ。」

 

一刀と恋は新たな力を手に入れ次の戦場へと向かう・・・

はい。剣です。

遅くなりました。短いですがすみません。

更新周期が2週間は遅いかもしれませんがよろしくお願いします。

ではでは~

 

 

 

 
 
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