No.667642 真・リリカルDMカイさん 2014-03-03 09:35:57 投稿 / 全5ページ 総閲覧数:2759 閲覧ユーザー数:2576 |
ディアーチェ「うむ、よい出来じゃ」
一刀「ディアーチェ。こっちも出来たぜ♪」
ユーリ「お皿も用意できました」
ディアーチェ「うむ、一刀。悪いが皆を呼んできてはくれんか?」
一刀「了解」
一刀は厨房から離れると、シュテル達を呼びに行く
???「わぉ♪」
???「今日は唐揚げなのね」
レヴィ「美味しそう~♪」
シュテル「レヴィ、涎を拭いてください」
一刀「はい、アミティエ。キリエ。ご飯」
アミティエ「ありがと一刀」
キリエ「それにしても驚いたはね、急に家に泊まりに来るなんて」
???「おお、間に合ったね」
一刀「博士!」
研究所の主任であるグランツ・フローリアンが席に着き、食事が始まる
アミティエ「この唐揚げおいし~♪サクサクでコンガリでデリシャスで最高です、SKDですよSKD!」
一刀「プロレス技?」
ディアーチェ「それはSTOじゃ」
グランツ「しかし、またこうやって一刀と一緒にご飯が食べれるとは思わなかったよ」
一刀「突然泊り込んで、すいません」
グランツ「いや、大歓迎さ!しかし懐かしいね、最後に食事をしたのは何時だったかな?」
シュテル「サティスファクション大会決勝の前ですね」
ユーリ「懐かしいですね」
ディアーチェ「うむ。あの大会が、我ら全員が戦った最後の大会じゃったな」
ディアーチェが見たのは、棚の上に有る写真立てだった
2年前
一刀「本当に大丈夫か、ユーリ?」
ユーリ「はい、今日は調子が良いんです」
ディアーチェ「体調が悪くなったりしたら言うのだぞ?」
ユーリ「はい、ディアーチェ」
レヴィ「シュテルん、如何したの?さっきから黙ってるけど」
シュテル「一刀。レヴィ。先陣はお二人に任せても良いですか?」
ディアーチェ「・・・何が有った?」
シュテル「私達を含めて全部で4チーム。真っ先に狙ってくるのは」
一刀「俺達って事?」
ユーリ「敵が一時休戦して私達を狙ってくるって事ですか?」
ディアーチェ「舐められたものだ。力が無いから数で来るとはな」
シュテル「ですが悪くは無いです。私と王でユーリの援護をします、レヴィと一刀は他の敵をお願いします」
レヴィ「OK♪」
一刀「何ならお前一人で5人以上倒しても良いぞ」
レヴィ「えっ、本当!」
一刀「ああ、誰も取りゃしない」
レヴィ「ぬっふっふっふ♪面白くなってきたね~♪」
司会者「さあ、ついに始まったぞ!!サティスファクション大会決勝戦!!」
観客「「「わああああああ!!!!!」」」
司会者「今回決勝戦に進んだのはこの4チーム!!中でも注目は、全員が小学生と言うチームダークマテリアルだ!!」
ディアーチェ「しかしあの司会者。あの頭は何とかならんのか」
黒い長いリーゼントの司会者を見たディアーチェがぽろっと愚痴を吐く
バサッ!
一刀「本人が好きでやってんだから良いじゃん」
レヴィ「でも変だよねあの頭!」
シュテル「御喋りはそこまでにして下さいレヴィ。はい、ユーリのフードコートです」
ユーリ「はい、ありがとう御座います」
一刀「じゃあ、行こうか!」
一刀達は黒いフード付きのマントを羽織ると、ステージに上がる
司会者「ダークマテリアルの登場だ!!おっとこれは何だ?全員が黒いフードを被っているぞ!」
一刀「感じるね、敵の視線がビンビンと」
ディアーチェ「うむ、油断せずに行くぞ」
司会者「今回のステージは廃墟だ!それでは、デュエルスタートだ!!」
開始早々、一刀達の前に敵チームが現れる
一刀「早速お出ましか」
シュテル「全部で12人ですね」
ユーリ「リーダーは何処かで見ていると見て間違いないですね」
ディアーチェ「面白い、その鼻っ柱へし折ってくれるわ!!」
レヴィ「王様過激♪」
一刀「行くぜ!」
ダークマテリアル「「「デュエル!」」」
司会者「おっと何と言う事だ!チームダークマテリアル、開始早々囲まれてしまったぞ!!」
レヴィ「ツインブレイカーで、おジャマトークンを攻撃!」
敵チーム員「うわ!?」
レヴィ「これで3人目!」
--------
ユーリ「ハア、ハア!」
シュテル「ユーリ、大丈夫ですか?」
ユーリ「はい、何とか」
ディアーチェ「残り何人だ?」
シュテル「・・・5人」
ディアーチェ「よし、畳み掛けるぞ!」
ディアーチェ達がデュエルしていた頃。一刀はと言うと
一刀「此処にいたんだ」
???「「「!?」」」
一刀「あんた等がリーダーだな、覚悟して貰う」
敵リーダー1「く、くそ!」
敵リーダー2「お、おい待て!?」
一刀「逃がすかよ」
敵リーダー3「お前の相手は俺だ!」
一刀「上等だ!」
一刀がデュエルディスクを構える
敵リーダー1「くそ、あいつら本当に小学生か!?」
敵リーダー2「お、おい!」
シュテル「鬼ごっこはそこまでです」
敵リーダー1「な、何!?」
ディアーチェ「貴様らで最後だ。今度は我ら全員を相手にして貰おうか」(ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!)
ディアーチェの顔付きが明らかに変わっていた。怒りがマックスにまで上がっていた様だ
敵リーダー1「お、落ち着いて話し合おうぜ、話せば判る」
ディアーチェ「ああ、存分に語り合おうぞ、デュエルでな!!」
敵リーダー2「う、うああああああああ!!!!!!」
一刀「あんた達の敗北原因はただ一つ、いたってシンプルだ。あんた達は俺達を、怒らせた」
ディアーチェ達を見ていた一刀の後ろには、デュエルで負けて気絶している敵リーダー3がいた
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第十二話「始まりと今(前編)」