「エントリーナンバー1番…フェイト・T・ハラオウン、水樹奈々で"ETERNAL BLAZE"…歌います」
「どれぐらい上手いのかな?(中の人と同じだから上手いに決まっているよ!!!!!)」
「凄い上手よ」
「それは楽しみですね」
アイ、シャマル、剣也はそう会話しながら待っていた
「あれ、アリサちゃん…何してるの?」
「どうせだから"採点モード"にしたのよ」
「カラオケ大会で採点しないのは確かにおかしいもんね」
なのはの質問にアリサは答え、すずかはそれを聞いて納得した
「つまり歌の勝負ということか…面白い、腕が鳴る」
「シグナム…歌なんだから腕関係ねぇよ…」
シグナムの発言にヴィータが突っ込みを入れた
「~~♪」熱唱中
「なぁ、フェイトの後ろに水樹奈々が見えるんだが…」
「奇遇やな、剣也君…うちもや」
「「私も見えるよ」」
「やっぱりフェイトちゃん上手いの」
なのは達を始めとした皆が関心していた
特にアイは……
「(キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!♪♪♪♪♪)」
前世の頃からアニソン好き(人間界にCDを買いに行く程)の為に物凄い眼を輝かせていた
さて、歌が終わり得点が表示された
フェイトの点数;98点
ーおぉ!!!!!!
フェイトのいきなりの高得点に皆が関心すると同時に次に歌う人達はプレッシャーを感じていた
「いきなり高得点だな…」
「す、凄い!!!(さすが中の人!!!)」
「これは負けられへん様になってしもうたな~~……」
「てかいきなり98点て…フェイト!少し手加減しなさい!!」
「あ、アリサちゃん落ち着いて!?」
「じゃあ次私なの」
「はい、なのは」
"ありがとう"と言いながらなのははフェイトからマイクを手に取った
「エントリーナンバー2番、田村ゆかりで"Spiritual Garden"、うたいま~~す」
そしてなのはは歌った
「~~♪」熱唱中
「……なのはも上手いな」
「「「「「「「「「「「うんうん」」」」」」」」」」」」
剣也の呟きにバスの皆が賛同した
歌が終わり、得点が表示された
なのはの点数;98点
「フェイトと同じか…」
「レベル高いね~(中の人でも無理とは……カラオケ、厳しいわ)」
「次はうちやな」
そう言いながらはやてはマイクを手に取った
「ほなエントリーナンバー3番…植田佳奈で"Over the FANTASY"」
「はやてちゃんは植田佳奈の曲なんだね(中の人が同じだからかな?)」
「そう言えばアイちゃんは何を歌うの?」
すずかの質問
「いきものがかりとかLittle Blue boXかな?」
「ダン戦の歌を歌った人ね」
「アリサ……ダン戦知ってんだ」
「剣也君は?」
なのはの質問
「ポルノグラフィティとか……あとポケモンの主題歌とかかな?」
「そう言えば魔法にもポケモンのわざがあるもんね」
剣也は転生して始めて見たアニメがポケモンで、すっかりはまってしまったのだ
「まぁ、好きだからな」
そろそろ始まるので聴くことにした
「~~♪」熱唱中(作者も聞いています)
「……はやてのイメージではないけど……」
「上手いわね……」
「「「「「「「「「「「確かに」」」」」」」」
剣也、アリサの言葉に皆賛同した
歌が終わり、得点が表示された
はやての点数;97点
「ありゃりゃ、下がってしもた」
「三人連続90点以上て…」
「凄いのレベル越えてるよ……」
剣也、すずかの二人は関心を通り越し、呆れていた
アイは……
「(だ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~)」(泣)
号泣していた…
アニソン好き+豪華声優陣本人が連続で歌っていたら当たり前
である(作者も泣くし、多分)
てか涙拭け
「次は私ね」
アリサは言いながらマイクを構えた
「エントリーナンバー4、釘宮理恵、キスシテ↑アゲナイ↓」
「キスシテ↑アゲナイ↓…どんな歌なんだ?」
「確か……ゼロ使のEDだった筈だよ」
「すずかちゃん…ゼロ使知ってんの?」
剣也が聞き、すずかが答え、アイが突っ込み?を入れた
てかさっきまで泣いてなかった?
「~~♪」熱唱中(作者も聞いています)
「「「「「「「「「「「「「……………………」」」」」」」」」」」」」」
*作者より
アリサ…ゴメン…この歌選んで、ホントにゴメン
歌が終わり…
「/////////」
アリサは顔を真っ赤にしていた…
さて、得点は…
アリサの点数;100点
ー……えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!???
先程の沈黙を吹き飛ばす程の絶叫がバスの中で響くのだった……
「アリサ…凄いな、お前…」
「永久保存ものだね…」
「アリサちゃん、ツンデレだから満点取ったのかな?」
「「「「「「「「「「「「うん、ありうるね」」」」」」」」」」」
とまぁ、アリサを弄っていたのだが…
これがいけなかった……
「わ……」
「「「「「「「「「「「わ?」」」」」」」」」」
「忘れなさーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
アリサがそう叫ぶと同時に胸から火の玉を出しながら両手に宿して形を作った
その手に握られたのは……
刀身が赤く、鍔と柄が白銀の刀(見た目は仮面ライダーアギトのフレイムフォームの専用武器のフレイムセイバー)だった
「バーーーーーニングセイバーーーーー!!!!!!」
「「「「「「「「「「………………才牙ぁぁぁぁぁぁ!!!!!!?????」」」」」」」」」」
「形のイメージは出来たって言ってたからな~…」
「恥ずかしさの余りに具現出来たんですかね?」
驚くなのは達を尻目に剣也とウィルは冷静に分析していた
「剣也!?冷静に分析してる隙無いよ!!?」
「アリサちゃん落ち着いてーーー!!!!!????」
「忘れるから…落ち着け、な?」
「ホントね?」
「「「「「「「「「「「「「うんうん」」」」」」」」」」」」」」
あの後、カラオケ大会を一時停止し、全力でアリサを止めていた
「皆様、そろそろ到着しますので降りる支度を」
運転席の鮫島さんがそう報告した
「仕方ない…続きはホテルで」
剣也がそう言ったのを皮切りに皆が降りる支度をしたのだった
~剣也視点~
俺らが泊まるホテルに着き、名前がホテルバニングスである事に驚いた
思わず笑ったらアリサからボディーブローを一発喰らってしまい、おかげで今は片手で喰らった所を押さえながらロビーで待機しています
「剣也、大丈夫?」
フェイトがそう言いながら心配してくれた
「うん、大丈夫(あれ、この声…)」
俺はフェイトの声に何処かデジャヴを感じた
「なぁ、フェ「あれ、剣也?」…ん?」
名前を呼ばれ振り返ると赤茶色の髪、赤のTシャツ、フリルの付いたオレンジのミニスカート、太陽の意匠の腕時計を付けた女の子だった
「…薫?」
明石 薫(あかし かおる)…B.A.B.E.L.(内務省特務機関超能力支援研究局)特務エスパーチーム「ザ・チルドレン」のリーダー格のレベル7の念動能力者(サイコキノ)…俺の女友達の一人である
良く見ると他の皆もいた
「何でいるの?」
マジで何でいるの?
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第二四話カラオケ大会、何でいるの?(お知らせ;退院しました)