No.656308

リリカルなのは~翡翠の戦士と七つの才牙~

第十五話学校

2014-01-20 21:03:57 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:4844   閲覧ユーザー数:4597

私立聖祥大学付属小学校

 

剣也、アイが通う事になる学校の名前である

 

二人は杏樹とローズを幼稚園に連れて行き、学校までは時間的にヤバかったので"剃刀(剃と月歩の複合技)"で間に合わせた(その日から暫くの間、『空を飛ぶ子供』の噂が後を経たなかった……)

 

「此処だね……」

 

「此処だな……」

 

二人は学校の前にいた。その後の二人は同時に同じ事を言う

 

「「……デカイ」」

 

「さすが私立ね~…」

 

アイの腕輪型デバイス…マザーアース(通称:マザー)が工程した

 

「よし、職員室行くか」

 

「場所解るの?」

 

「見聞色で探すから平気」

 

便利だな、覇気…

 

さて、職員室に着きました

 

「「失礼します」」

 

「失礼なら帰りなさ~い」

 

「「はーい……ってちょっと!?ちょっとちょっと!?」」

 

……なんか漫才みたいなやり取りをするのだった……

 

 

「いやー、すまんすまん…つい言ってみたくなってね~」

 

「ついって……」

 

「《結構お茶目ですね……》」

 

「えっと…私達転入して来た柊です」

 

「あー…私のクラスだね、夜半音 博蔵(よわね はくぞう)だ…宜しく」

 

「「「「(なんか不憫な名前だよ!!!??)」」」」

 

剣也達はそう思った

 

「そろそろ行くか…付いてく?」

 

「「何故に疑問!?付いてくよ!?」」

 

…漫才みたいなやり取りしながら付いてくのであった

 

 

 

 

「此処が君達の教室だよ」

 

そう言う先生

 

「《剣也、あの二人いる?》」

 

「《?居ないけど?》」

 

「《良かった…あの二人嫌いなのよね~、母さんが転生させる時から》」

 

「《?それってセレナさんの仕事手伝っている時?》」

 

「《うん、なんか偶然顔合わせた時に嫌らしい目でじろじろ見ていたんだよ!?気色悪いわ気色悪いわ》」

 

「《それは…気の毒に(^_^;)》」

 

アイと剣也は念話で話をした

 

「少し待っててね」

 

そう言って夜半音先生は入って行った

 

「ゴルァァァァァァァァ!!!!とっとと席付けや!!クソガキ共ぉぉぉぉぉぉ!!!チャイム鳴っとるやろがぁぁぁぁぁ!!」

 

…突然物凄い声が聞こえた

 

「…ねぇ、今のって」

 

「聞こえていない、俺は何も聞いていない」

 

アイの言葉に剣也はすぐに否定する

 

「…さて、今日からあなた方は五年生になりました…時が経つのは早いものですね~、皆さん悔いのない一年を過ごして下さいね」

 

夜半音先生がそういったが

 

「さて今日から新しい仲間、つまり転校生が来ました」

 

その言葉にクラスの全員がどよめいた

 

「先生!イケメンですか?」

 

女子の質問

 

「先生!美少女ですか?」

 

男子の質問

 

「先生!その転校生は同性愛OKですか?」

 

別の男子の質問

 

「先生!おねぇ様ですか?というか先程の質問と同じで同性愛OKですか?」

 

最初の質問とは別の女子

 

「転校生は二人で、男女です。同性愛かは本人に聞いて下さい。ではどうぞ」

 

そう言われ入ってきた二人

 

「自己紹介をお願いいたします」

 

「はい、柊 剣也です。宜しくお願いします」

 

「柊 愛華です。剣也とは従姉の関係です。宜しくお願いします」

 

「超・絶・美・少・女、そしてイケメン来たぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」(男子全員、女子一部)

 

「良い男、ウホ♪」(男子一部)

 

「!?(なんだ、寒気が!?)」

 

剣也は寒気を感じた

 

「おねぇ様…///」(女子一部)

 

「?(なんか此処に居てはいけない気が?)」

 

アイは何故か危機感を感じた

 

「《高町さん達がいますね)》」

 

ウィルが念話で教えてくれた

 

見るとなのは達が小さく手を振っていた


 
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