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SAO―黒の旋律、白銀の戦乱― 第六話 報告会(1)

さん

オリキャラ達の登場です。

ではどうぞ。

2013-10-16 23:15:53 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:1276   閲覧ユーザー数:1214

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第六話 報告会(1)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キリトside

 

「………珍しく遅めだったな、キリト」

 

「ちょっとな…」

 

始めに声をかけてくれた男はレイス。攻略ギルドの一つ『霧彪蝶(むひょうちょう)』のリーダーであり、俺の数少ない友人であり、俺と同じ《ビーター》だ。

 

「それにしても、今回は早かったな」

 

「そりゃあ、私たちが調べたんだからそこらの情報屋より早いに決まってるでしょ」

 

「姉さん。調べたのは僕たちじゃなくてマスターだよ…」

 

この二人は現実(リアル)姉弟(きょうだい)であり、俺の幼馴染だ。少女のほうがアルゥ、少年のほうがチィだ。

 

この二人は双子でもないのに、容姿が似ている。違うところといえば性格ぐらいじゃないか……

 

「まあまあ、おふたりさんよ。今はそんな場合じゃないだろ、キリトにとっては」

 

「おい、それはどういうことだ」

 

「そうです、早くしましょう。攻略にもいかないといけませんし」

 

俺をからかった男性はクルト。βテスト時の知り合いでもあり、《ビーター》だ。

 

そしていかにも委員長風の雰囲気と着ている服のギャップがありすぎる少女はアイリ。一言でいえば「万能」だ。

 

ここにいるメンバーは俺以外全員『霧彪蝶』に所属している。

 

 

「それにしても珍しいな、レイ。こっちに呼ぶなんて」

 

「………ちょっと気になる情報があったからな」

 

ふむ、こいつが気になることとなると、相当重要なことか…。

 

「………じゃあ始めるとしようか」

 

レイがそういうと俺たちは輪になるように座った。

 

「………まずキリトが言ってきた『血盟騎士団』のメンバーについてだが、『笑う棺桶(ラフィン・コフィン)』と接触していることが分かった」

 

「やはり…そうなのか」

 

「それって攻略組のくせにあいつらに手を貸してるってことよね!!」

 

「姉さん、落ち着いて…」

 

レイが言ったことに対して、アルゥが怒った。チィ、大変だな…

 

「………俺も遠くで見てただけだから何をしてたかは知らないが、気を付けておいたほうがいい」

 

「ああ、わかった」

 

オレンジギルドには接触しているとは予想していたが、まさかレッドギルドの、しかも『笑う棺桶(ラフィン・コフィン)』だとはな…

 

「………それとだが、あいつは深夜から朝方にかけて誰かの家の前にいた」

 

「いやだ、気持ち悪い…」

 

「とんだ変態がいたもんだな」

 

「場所はどこだ」

 

「………第61層『セルムブルグ』、通りをまっすぐ歩いて三つ目で右に曲がった突きあたりの家だ」

 

そこは昨日俺が行ったばかりのアスナの家だった。あいつ、オレンジぎりぎりのストーカー野郎だったのか…

 

「………これが今回の調査の結果だ」

 

「そうか、いつもすまないな」

 

「………構わない」

 

そういうとまた無口に戻ったようだ。

 

「じゃあ、次は私たちの番だね」

 

どうやらもう片方も何かしら調べたらしい。

 

俺は静かに話を聞くことにした…

 

キリトside out

 

 

To be continued

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あとがきです。

 

あいつの情報がキリトにもろばれしてしまいましたw

 

オリキャラ早々に登場させてしまって、大丈夫ですかね・・・^^;

 

ではまたー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 
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