No.622569

北郷一刀【転生伝】第二章

1、チート駄目な方
2、転生駄目な方
3、下手な文章駄目な方
4、更新が不定期とか無理な方
5、時代背景変なの無理な方

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2013-09-25 18:36:26 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:4910   閲覧ユーザー数:4077

 

第二章《仲間と共に》

数刻して、一刀は目覚めた。

自分の目の前には賊の死体と村人の死体がゴミのように転がっている。

一刀「父さん、母さん・・・・・・すみません。俺は今から、この村を捨てて自分の命が尽きるまでに乱世を収めたいと思います。」

そう一刀は自分の父と母だと思われる遺体の目の前で手を合わせて村から去っていった。

それから、数日が過ぎて一刀はもう使われていない城に向かっていた。

賊の一人が殺す前に言っていたことを思い出したのだ。

賊E「ここから、数里離れたところにある城が俺らの拠点だからお前のことを他の奴らが殺すだろう。」

そう言って賊は死んでいったのだ・・・・・・だから、本当のことか半信半疑だったが、目の前の城から聞こえる声を聞いて真実だということがはっきりわかった。

城の外にも聞こえるほどの笑い声・・・・・・明らかに酒を飲んで酔っているのか、それとも狂人なのかと思えるほど響いているのだ。

一刀「すぐにお前たちも・・・・・・あの世で村人たちに謝らせてやる。」

そう言って、城の入口だと思われる門に一人で向かった。

門は一箇所だけである。

反対側は崖になっている為に、守るのは楽であるが攻めるのは大変といった構造になっているのだが一刀は一人・・・・・・その城の入口がどんなに狭くても一刀には関係がないのだ。

黄巾A「それにしても、村襲いにいった連中の帰り遅くないか??」

黄巾B「確かにそうだな・・・・・・ん??あいつ誰だ??」

黄巾A「帰ってきたんじゃないか??」

黄巾B「そんなわけあるか。一人しか生き残っていないわけないだろう。」

そう二人の門番が会話しているところに一刀は近づいていく。

一刀「一人しか生き残っている人間がいないわけないか・・・・・・。俺はお前たちの仲間が襲ってきた村の生き残りでお前らの仲間なら今頃、地獄で閻魔大王に面会していると思うぞ・・・・・・黄巾党の下衆たちよ。」

二人の顔が青褪める・・・・・・当たり前だろう。

わずか一人で1500人を殺した上に、その人間はまったくの無傷なのだ。

自分たちでは相手をするどころか逃げることさえかなわないだろう。

黄巾A「こ・・・・・・この中には4500も賊がいるんだ。お・・・・・・お前・・・・・・・・・・・・無駄死にしにきたのか。」

震えている・・・・・・無理も無い。

一刀の身体中には返り血がついている・・・・・・まるで、単身で3万の賊を止めた呂布の旗のような色であるのだから。

一刀「お前たちはずっと門番ばかりしているのか!!」

黄巾A「そ・・・・・・そうだよ。俺たちは、中にいる奴らとは違って戦闘力が低いから生きるためには門番しかないんだよ。生きていくにはこれしかないんだから。」

一刀「わかった。お前たちは門から離れて今すぐその辺の街に逃げろ。お前たちはまだ犯罪を犯した人間には見えないから見逃してやる。どこかの街の義勇軍や警備兵にでも雇ってもらえ。」

黄巾B「い・・・・・・いいのか。俺たちはこんな賊のところにいるんだぞ。信じていいのか・・・・・・犯罪をこれからするかもしれないんだぞ??」

一刀「いいんだよ。そんなことを言う人間はそんな犯罪はできないよ。」

門番の二人は一刀に頭を下げて一刀の横を通って逃げていった。

一刀「さあ、残りはみんな賊の中でも犯罪者しかいないわけだ・・・・・・下衆を助けてやるいわれはないな。」

そう言って一刀はゆっくりと門を開いていく。

黄巾党は仲間の帰還かと思って門の方向を見るが、その姿を見て賊たちは凍りついた・・・・・・服は深紅で腕も顔も見えるところはほとんどが血に染まっている。

武器だけは綺麗な白をしているのだが、明らかに何かを斬っていたことだけはわかる。

黄巾C「貴様・・・・・・門番はどうした。」

その発言を聞いて一刀は不敵な笑みを浮かべる。

黄巾党はその笑みで二人の門番は声をあげることなく死んだと思った。

実際には死んでいないのだが、彼の演技は嘘を本当に思わせるほどの演技だった。

黄巾D「だが、相手は一人だ。数で押せばいいんだよ。」

黄巾E「そうそう、馬鹿が単身で突っ込んできただけじゃね~か。」

黄巾たちはその者たちの発言で笑い始めた。

しかし、一刀はそんな事を気にせず二刀を握り突っ込んだ。

黄巾賊数人の横を通るときにチンと音がなっただけで賊には何が起こったのかわからないようだったが、少しして一刀が横を通り過ぎた賊たちは自分の身体から血が流れたのに気がついた。

黄巾D「な・・・・・・なんなんだよ~!!」

そう言ったのが最後・・・・・・賊の身体は斬られて絶命した。

賊たちは剣や槍に斧を持って数百人単位で襲いかかる。

一刀「二刀流かまいたち」

そう言って後ろに下がって二本の刀を高速で引き抜くことで斬撃を飛ばす。

その斬撃によって辺りにいた賊たちは切り刻まれて倒れていく。

黄巾F「なんでだよ。人数ではこっちが優っているのになんで勝てねぇんだ~~!!」

そう叫んで突っ込んでくる。

一刀「それは・・・・・・俺が、それよりも強いというだけだ。」

次々と屍になっていく賊。

その光景を見ている賊もあっという間に殺されていく。

まるで鬼神・・・・・・いや、鬼では甘い・・・・・・龍神。

伝説の存在として祀られている龍はこの世界の最強の存在である。

その中でも龍神は一番上にいる神様のような存在である。

賊たちは崖から飛び降りていく。

決して生き残ることができなくても良い・・・・・・あの化物にだけは殺されたくはないと思い身を投げていく。

そこでようやく黄巾党の一部であるここを取り仕切っている頭が出てきて一刀に向かって怒鳴りつけた。

黄巾頭「貴様!!なにしてくれてんだ・・・・・・おい!!」

ここの頭である者の怒鳴り声が聞こえても一刀は気にせず周りの賊を殺していく。

そして、頭の周りの賊のほとんどを斬り頭の方で向かって進んでいく。

頭は恐怖で転びながらも、後ろに下がろうとしている。

しかし、頭を一刀は逃がすことはなかった・・・・・・。

端っこまで追い込まれ逃げることもできなくなりなすすべもなく一刀両断された。

そこの賊たちはその後・・・・・・崖の下に飛ぶか頭を相手している間になんとか門から逃げ切るか一刀に殺されるのみだった。

門から逃げ切れたのは僅か数十人ほどだと思う。

一刀は全ての賊を倒し終えると先程中から扉を叩く音がした場所に向かう。

一刀「誰かいるのか。」

???「助けてください。」

少し幼めの少女の声が聞こえ、急いで扉の目の前に置いてある錘をどけて開く。

一刀「大丈夫か。」

???「すみません。助かりました・・・・・・賊に囲まれてしまって逃げることもできずに捕まってしまったんです。」

一刀「そうだったのか・・・・・・それなら、今すぐ逃げるぞ。ここの賊は殲滅したけど、ここだけじゃなく色々な場所に黄巾の盗賊団はいるのだから。」

???「ありがとうございます。皐月ちゃん。翼さん。もう大丈夫そうですよ。」

翼「わかった、弥生。」

そう言って後ろから翼と言われている女性が出てきた。

翼「すまないな。助けてもらって、それと良ければ目の前にある武器庫に行っても良いだろうかな・・・・・・あそこには私と弥生の武器があるんだ。」

一刀「構いませんよ。そこの一番奥にいる子が危なくまともに戦えずに捕まってしまったのでしょう。あなたほどの武勇を持っている方たちが賊などに捕まるとは思えませんからね。」

皐月「はい。私は武の方は全然駄目で迷惑かけてしまったのです。」

後ろでしょんぼりとしている皐月という女の子に声をかけた。

一刀「気にしなくても生きているから良いでしょう。それに、武が駄目でも頭が良くなれば武を知で補えると思いますよ。」

その間にも後ろでかさごそしている弥生という少女。

弥生「あった!!あ・・・・・・翼のもあったよ。」

翼「ありがとう、弥生。」

一刀「見つかってよかったよ。それと、俺は張双獅童だ。」

翼「私は、姓は夏侯、名は蘭、字が龍星、真名は翼といいます。仲がよかった方が旅に出たと聞いて私も大陸を見て周りたいと思っていたところでこのようなことが起こってしまったのです。」

一刀(夏侯蘭ということ・・・・・・すなわち、知り合いは趙雲だな。)

弥生「徐庶で元直!!そして、弥生だよ。助けてくれてありがとね。」

一刀(まさかの徐庶がこんな元気な子だと!!武将・政治家なんて呼ばれるほど知もあったのに・・・・・・なんか能天気で天真爛漫っぽいぞ)

皐月「わたしは・・・・・・司馬懿仲達です。真名は皐月です。武はありませんが、知には自身がありま・・・・・・す。」

一刀(あれ・・・・・・。司馬懿仲達って晋を作る為に曹操が亡くなった後に謀反だっけ起こした人じゃなかったか・・・・・・?なんか謀反起こすと言うより周りにいいように使われそうな感じの子にしか見ないんだけどなぁ。)

全員の自己紹介が終わったところで、

一刀「俺は一刀と呼んでくれて構わない。(ニコッ)」

そう言って三人に微笑みかけた。

翼・弥生・皐月「へぇ~///(うぅ///)(にゃ///)」

三人はそれぞれ変な声を出して顔を赤らめて俯いた。

一刀「どうしたの??大丈夫??熱でもあるのかな。」

翼・弥生・皐月「大丈夫よ。//(私も平気//)(うん・・・・・・大丈夫//)」

一刀「ならいいんだけど、これから君たちはどうするの??」

弥生「一刀についていくよ!!」

翼「私も恩を返したいので、ついていかせていただきます。」

皐月「私も・・・・・・それで。」

三人の意見は一致していた。

一刀の微笑みと、賊を一人で退ける武勇を見て・・・・・・この人の傍にいたいと思ったというのが理由なのだが、恩だということにした。

一刀「わかった。今から、ここの賊のつけてる鎧はがして売りに行きたいんだけど手伝ってもらってもいいかな??」

三人「分かりました!!」

そう言って四人は力を合わせて鎧を全部一箇所に集めて賊のものと思われる2頭の馬の後ろに荷車をつけて鄴まで向かった。

鄴に着いてからすぐに商人のもとへ持っていった。

鎧はあまり良いものではなかったが相当な量であったのでかなりのお金になったのは言うまでもない。

 

 

。+<あとがき>+。

 

すみません。

どこに入れるのか悩んでいるうちにこうなりました。

それと戦闘シーンに関しても皆さんの満足いくようにはなっていにと思います。

それから、夏侯蘭が趙雲と知り合いだったというのは事実です。

 

それを利用して、旅に出ていた三人が捕まるという形を使わせていただきました。

趙雲らは捕まることはなく、曹操や公孫賛の元に普通では着くのでそちらの人物は使いませんでした。

 

夏侯蘭

・姓「夏侯」名「蘭」字「龍星」真名「翼」

・後漢王朝時代末期の武将とされています。

・三国史では曹操の家臣から趙雲に捕まって劉備に使えますがそこは恋姫系には出てないのでなしってことで

・字に関しては考えました・・・・・・格好良くしてしまい、すみません。

・冀州常山郡出身

 

徐庶

・姓「徐」名「庶」字「元直」真名「弥生」

・後漢王朝時代末期の武将とされています。

・三国史では武将であり、政治家と言われていました。

・豫州潁川郡長社県出身

 

司馬懿

・姓「司馬」名「懿」字「仲達」真名「皐月」

・他の小説と真名を一緒にしたほうがわかりやすいかなと思いましたが辞めました。

・230年には大将軍に昇進するほどであり、234年には五丈原で諸葛亮を「諸葛亮は天下の奇才だ」と漏らす。249年に墓参りにいき曹爽・曹芳のいなくなった洛陽でクーデター(高平陵の変)に成功したとされる。

・司隷河内郡出身

 

こんな感じのプロフィールです。

 

張遼といつ会うか。

そろそろ黄巾党の乱を収めようか。

義勇軍を作ろうかなど考えております。

 

皆さんにはあまり納得の行く内容ではなかったと思いますが、生暖かな目で見てください。

本当にはじめて二つ目の投稿なんで誤字、脱字、変な言い回しあるかもですがよろしくです。

 

 
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