第97管理外世界
地球・日本国・海鳴。某所
ウチは後に闇の書事件と称される騒動の後。なのはちゃんとフェイトちゃん。すずかちゃんやアリサちゃんが通う
私立聖祥大附属小学校に通えるようになりました
クロノくんやエイミィ、リンディ艦長達アースラ組の皆は。この星を覆っていた膜が消えると共にミッドチルダに帰る言うて、速攻で居なくなってん
どうかしたんやろか?
それとな?
あの後、ウチが倒れて眠ってたんやけど、起きたら急に足が動くようになってん
よう解からんのやけど。部屋に真っ赤な石?やろか。それが落ちてたんよ
シャマルやリィンフォースに調べてもろても解からんかった。な~んか関係ありそうなんやけど・・・・・・
試しにウチ、魔力を注いで見たらな?
指輪に変わったんよ!
透き通る程に澄んだ紅い色に。ベルカ式魔法陣やウチの持つ剣十字と同じ形に成ってん
・・・・これってプロポーズや恋人同士で使うステキ指輪やな。丁度女性用と男子用のペアやし///
でもなんで指輪の形になったんやろ?
今はネックレスのチェーンに通して胸元の仕舞っておる
ピ~ンポ~ン♪
おろ?家のチャイムが鳴った。誰やろ?
守護騎士の皆は出かけているから、ウチはコンロの火を消して玄関へ向かう
エプロンは畳んで机の上に置いて、玄関でスリッパを履いて
ドアに掛けてる鍵を開錠して
玄関のドアを開けた
僕は今、海鳴の某所に来ている
本局での仕事とか、今回の騒動の事後処理など色々と、兄さん達が全て掻っ攫って暇を与えて来たのだ
兄さん曰く、
一刀『此処での仕事とか、これから来る息子さんと奥さんはコッチで何とかする』
一刀『だから、彼女に会って来い』
一刀『しっかりやれよ?』
ははっ♪
ヤッパリ兄さんには敵わないな~
さてと、クロノやリンディ達への説明と説得出る材料は全てそろえた・・・・後は
当たって砕ける!
・・・あれ?コレは少し違う様な?
まぁいっか?
っと!色んな事を考えながら住宅地を歩いていると。目的地に着いていた
・・・・ふぅ・・・・よしっ!
僕は懐かしい家へ来ている
そして、インターホンを鳴らす
中から彼女の足音と声が聞こえてくる
香から察するに、今日は鍋だね
そして今
玄関の鍵が開錠されて
開かれる
空気が、時間が、世界が。全てが止まった
それほどの錯覚を覚える程の衝撃が、二人を襲っている
そんな中、初めに口を開いたのは『はやて』だった
はやて「ホンマにクライドなんか?嘘や夢や無いやろな?」
クライド「失礼な、此処に居るのは幽霊でも幻でも無い、クライド・H・北郷。本人だよ?」
彼である事が分かった瞬間。彼女は彼に飛びつき
その唇を奪った
またも時が止まった、唇を奪われたクライドは驚きのあまり目の瞳孔が広がったり縮まったりとしている
彼が混乱している中、唇を奪った張本人はと言うと
はやて「んっ!ん~///っん♪」くちゅ♡ちゅぅ♡ちゅるり♡
ジックリとシットリと、彼の唇を堪能している
しばらくは触れ合うだけの口づけを
冷静になって来たクライドと互いの唇をついばむような口づけを交わす
クライドは、はやての腰に。はやてはクライドの頭に腕を回し
互いに抱きしめ合いながら。長い口づけを交わす
それが十分ほど経って、やっと唇を離したはやて
お互いの顔の頬は朱色に染まり、はやての唇は先ほどの口づけで潤っており。まだ幼いながらも女性として意識するには十分な艶を持っている
息を整えて、クライドがはやてに・・・・・告白する
クライド「八神はやてさん、僕と結婚を前提に御付き合いしてください」
はやて「ミッドチルダに行ってすぐに結婚しよう?」
クライド「ブッフゥ~!!?」
いきなり結婚前提の告白をするクライドもクライドだが
ミッドチルダで結婚の年齢が若く、重婚が許可されている事を知って即答するはやてもはやてだ
思っても見なかったはやての切り替えしにクライドは思いっきり吹き出す
クライド「なんでミッドチルダの法律に詳しいの!!?」
クライド「それ以前に僕には妻はおろか子どもだっているんだよ?」
はやて「知っとるよ?クロノくんのお父さんで。リンディさんの旦那さんなんやろ?」
はやて「クロノ君から闇の書の事件について教えてもろてたんよ」
はやて「艦長さんが相手でも、ウチは引かないで?」
クライド「・・・・・ホントにイイのかい。この僕で?」
はやて「ウチはクライド以外の誰かなんて考えられへん。ウチはクライドがええんや」
はやて「クライド・ハラオウン・北郷さん、私、八神はやてを。アナタの奥さんにしてください」
クライドは彼女が全てを知った上での事と理解し、自身も覚悟を決める
彼は彼女から二歩ほど距離を取り
彼女に跪き、騎士として。一人の男として誓いを掲げる
クライド「僕、クライド・ハラオウン・北郷の魔導と夜天の守護騎士の誇りと魂に誓って。貴女を必ず幸せにして見せます」
はやて「うん、期待しとるよ?私の騎士様♪」
はやてはクライドを立たせてから、胸元に仕舞っていた指輪の内、女性用を彼に、自分は男性用の指輪を持ち
大人用の指輪を互いの左手の薬指にはめ込むと。指の大きさにあわせて、ベルカの象徴、剣十字の指輪が小さくなった
クライド「これからまたよろしくね?はやて」
はやて「もうどっかに行かんといてね?クライド」
クライド「もちろん、ずっと一緒だよ」
はやて「なら、ええ・・・ちゅっ♪」
頬に口づけを落とし、彼の手を引っ張りながら、懐かしの家へと入っていく
はやて「おかえり!私の騎士様♪」
クライド「ただいま!僕の主様♪」
・・・完♪
おまけ
クライド「リンディとクロノには何て言って説明しよう?」
はやて「如何言う事?」
クライド「僕が若返ってしまった事とか。はやてとの関係とか」
クライド「その他色々と、問題が山積みでして、はい」
はやて「リンディさんの事やから『クライドばっかり若返るなんて!私だけおばちゃんなんてイヤよ!?私も若返ってクライドと青春したい!!』って言いそうや」
はやて「そんで若返って、ウチとクライドが通う学校に転校してきそうや♪www」
※やりませんよ?ネタが被ってしまいますからby作者アサシン
クライド「またクロノの胃に負担ががががががががががが!?」
そんな夫婦漫才?があの後、あったそうな、無かったそうな?
そして帰って来た守護騎士の皆とも一騒動あったのだった♪
おまけ・・・完♪
あとがき
どうもアサシンです
なのは?編は、これにて一時の終りを迎える事となりました
次に何を書き、何を投稿するかは
また次の更新までお待ちを
※必読?
次に。なのは?シリーズを投降する際は。PSP専用ソフトで登場したTHE BATTLE OF ACESとTHE GEARS OF DESTINYを。書き溜めて、何時か投稿しようと思っています。
また、sts編は書けるかどうか判らないので断言出来かねます(原作を破壊し過ぎた為)。そしてvividやForce編などに関しては時間的、及び金銭的余裕が出来たら書こうと思っていますので期待はせずにお待ちください
ではでは
再来~~~
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これは、とある管理外世界で起きた。小さな物語