No.616929

恋姫 華陀紀行141

Peruさん

本作品は華陀への転生ものです。
【注意事項】
素人の書きなぐりです。
はっきり言って自己満足なだけのものです。
一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。

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2013-09-07 18:10:45 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:1866   閲覧ユーザー数:1716

 

 

 結局、孫策のところにいる軍師を調べることを忘れたまま、黄巾党の拠点へと到着しました。

 

 

 何度か、向こうから接触があったので、仕方なく返したことにしてあります。

 

 

 納得はしていないようですが、今はそれどころではありません。

 

 

 部隊長には、「後は頑張れ!」と、言っておきました。

 

 

 頑張ることを期待します。

 

 

 今の状況ですが、拠点を全方位囲むようにして、多方面から諸侯が来ています。

 

 

 これでは、ここにいる黄巾党は、ほぼ逃げ切ることは不可能でしょう。

 

 

 弱い諸侯のところに突撃すれば、まだなんとか逃げ切れるかもしれませんが・・・。

 

 

 ・・・。

 

 

 俺のことですが、俺はいま、黒の頭巾から黄色の頭巾に早変わりしております。

 

 

 黄巾党拠点内を捜索中です。

 

 

 結構あとで合流したんですが、一体今まで何をしていたんですかね?

 

 

 こんなに簡単に侵入出来るのに・・・。

 

 

 これなら、明命でも出来そうです。

 

 

 あそこの広間が騒がしいですね・・・。

 

 

 行ってみますか。

 

 

 

 

 広間の扉を開けた瞬間に身体が固まってしまいました。

 

 

 一瞬とはいえ、呆気にとられるとは、この事でしょうか・・・。

 

 

 まだまだ俺も修行が足りないようです。

 

 

 そっと後ろ手に扉を閉めておきます。

 

 

 広間には、黄巾党の印である、黄色の鉢巻きをした男たちが寿司詰め状態で満ちており、広間の奥の方へと向いていました。

 

 

 広間の奥では、ステージ場が設置してあり、その場にて歌っている人たちがいます。

 

 

 その歌っている人たちは、昔よく見知った人たちでした。

 

 

 ・・・あり得ないです。

 

 

 あなたたちはいま、各諸侯に囲まれてるんですよ?

 

 

 ステージ場にて歌っている場合じゃないでしょう?

 

 

 わざわざステージ場を作る意味あったんだろうか・・・。

 

 

 しかも、周りの黄巾どもが非常にうるさいですね・・・。

 

 

 さっきの扉、防音効果付随してたんですか?そうじゃないとこんか声駄々漏れですよ?まあ、多少は漏れていたから来たわけですが、この声を聞いたら、外の人は中の士気は高いと勘違いするかもしれませんね・・・。

 

 

 実際は、ただ単に騒いで奇声をあげているだけですが・・・一緒に気も飛ばしているので、気勢でもいいかもしれませんね。

 

 

 しかし、このお祭り騒ぎはいつ終わるのだろうか?

 

 

 

 

 あれからしばらくして、ひとりの男が「今日はこれで終いだ」と言うと、アッサリと終わり集っていた男たちは解散していきました。

 

 

 あの男が、ここの管理・・・纏め役をしているようです。

 

 

 しかし、さっきの歌声と踊りには驚かされました。

 

 

 言葉巧みに意識を誘導し、踊りにてさらに意識を掌握していってました。

 

 

 少し強めの気を張っていないと、普通の人だったら、簡単に意識を誘導されてしまうのではないですかね?

 

 

 恐らくは、太平要術の書にでも載っていたのでしょう。

 

 

 それはそれで構いません、どうせここで焼き討ちに合うんですから関係無いでしょう。

 

 

 さてと、後はあの人たちのあとをつけるだけです。

 

 

 気配を消して、頭巾を黒に戻してっと・・・尾行開始します。

 

 

 ・・・。

 

 

 夜間でしかも、歩いてくれると非常に移動が楽ですね。

 

 

 ここがその部屋ですか・・・。

 

 

 男は、部屋に案内したあと、入り口に見張りを立たせて何処かに行ってしまいましたね。

 

 

 ここの入り口はここだけなんでしょうか?結構大きな砦なので、ここだけとは思えないのですが・・・。

 

 

 交替要員がいつくるかわかりませんし、他に入れるか探しますかね。

 

 

 ・・・・・・・・・。

 

 

 この砦抜け道多過ぎるでしょう・・・まるで忍者屋敷並みですよ。

 

 

 確かこの辺りがあの部屋だったはず・・・。

 

 

 正解のようです。

 

 

 結構豪華な部屋に住んでいるんですね。

 

 

 立派な寝台・・・三人が十分に寝られる広さの物ですね・・・そこにて三人は寝ているようです。

 

 

 取り敢えずは、騒がられても面倒なので、身体の自由を声ごと奪わせて貰いますよ。

 

 

 この部屋の何処かに太平要術の書があるはず!

 

 

 意識を集中して探さなければ!

 

 


 
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