「はあ…やっぱ桃香みたいにおっぱいが大きくないと駄目なのかなあ…一刀に呼ばれるのも二週にいっぺんくらいしかないし」
「えっと…白蓮ちゃん、他の人の前であんまりそれは言わない方がいいと思うよ?華琳さん蓮華さん、私でもそれくらいだし…」
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「なあ華雄、一刀から下着貰ったけどこれ市販されたやつなんだよなぁ…こう、私だけの、ぐっとくる下着ってないかなあ」
「…その前に聞きたいんだが、以前も貰っていなかったか」
「そうだなぁ、展示会も大分やったからそろそろ二十着くらい貰ったかな。一応全部一度は脱がされてはいるけどさぁ」
「そうかそうか。たまには時間が押してて始めから脱いでいく者の気持ちも味わってみるといいかも知れんぞ?」
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「流琉は料理上手でいいよなぁ、これなら一刀も喜んで食べてくれるだろうな…私なんか普通の料理かおにぎり位しか出来ないし、それだって三秒位で食われちまったしなぁ」
「…そうですか。私は兄様に三秒で食べて頂いた事はありませんけど」
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「なにしろ特徴が欲しいんだよ、華琳みたいになんでも出来るようになりたいってわけじゃないんだけどさ、こんな影が薄いままじゃそのうち一刀にも忘れられちまうよ…挙句の果てには昨日なんかその一刀にまで夜通し慰められる始末でさ」
「ふうん。…それで夕べ急に一刀が来れなくなったって言ってきたのね」
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「沙和はお化粧上手だよな。元がいいから映えるんだろうけどなぁ」
「えへへ、日頃の研究の賜物なの!白蓮さんもやってみる?」
「うーん、一度口紅を塗ってみたんだけどさぁ、一刀に『白蓮に化粧は似合わない』って言われて全部きれいさっぱり取られちまったんだよ」
「…それって未使用の口紅を没収されたって事なのね?それとも雑巾で拭き取られたってことなのね!?」
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「明命の髪っていいよなあ…こんなに長くて綺麗なら一刀も褒める訳だよ、それに色んな髪型にも出来るしなぁ」
「いえいえそんな…白蓮さん位の長さでも色々髪型を変えられますよ?」
「いや、一刀が『髪を降ろした白蓮を見ていいのは俺だけだから』って言うから変えられないんだよ。あー平凡だ…」
「そうなんですか、ところで髪もその気になれば武器になるって御存知ですか?」
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「いったいどうやったらそんなに速く走らせられるんだよ、霞?この前の巡幸だって霞と恋の為の旅みたいなもんだったしな」
「ナニ言うとるんや白馬長史、あんたかてひとかど以上なんやからもうちっと鍛錬すりゃウチについて来れるくらいにはなれるやろ」
「いやぁ、そうしたいんだけど一刀が『馬はいいから俺の上に乗れ』って言うからさぁ。あんな跳ね馬、夕べだってしがみついてるだけでいっぱいいっぱいだったよ」
「ほーか、せやったら次は木で出来た馬にでも乗ってみたらどや?」
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「なあ仲達さん、私ってそこまで影が薄いのかなぁ…蜀以外の連中、全然私の名前覚えてくれないんだよ」
「何故なのでしょう、全く理由がわかりません」
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「…ってな事を方々で話してるからですよきっと」
「私はそんな話してないぞ、しれっと見てきたかのような嘘を吐くなよ!あと最後の仲達さんはなんなんだよ!?」
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