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・・・・・・・・・。
ほんとになぜこうなった・・・俺って押しに弱すぎるのかな?
一宿一飯まではよかったんだけど・・・猪の肉も喜んでくれたし・・・お礼を言ったからといっても喜んでるかはわかりませんがね。
気持ちの問題ですよ。
しかし、ここには既に諸葛亮がいたのには驚きましたが、納得です。
一緒に入るもんだと思ってたんですが、思い込みですね。
最初は俺を見るたびに「はわわ」言ってましたから、それはそれで面白かったんですが、逃げられると地味にショックです・・・。
まあ、服装が鳳統と一緒で普通だったけど見れたしいいかと思っています。
それが・・・何故かここ、水鏡女学院で教鞭を振るっている今日この頃。
あの後ですが、詳しく説明を求められて、診察した結果だと言ったら一応納得していただけました。
実際に服を脱いでうつ伏せに寝て貰い治療します。
「どうですか?」
「・・・確かに軽くなっているようですね」
「それは良かったです」
「全く・・・自分の考えに呆れるばかりです。・・・私は貴方が男だと思っていたのですが、治療の際に一切そのような感情は見えませんでした。勘違いしてしまってごめんなさいね」
自分身を使っての確認ですか・・・いや、それ以前に・・・。
「私は男なのですが・・・」
「・・・」
と言うことで、その後色々と話して相談・・・というかあるお願いをしたところ、ここにいる子たちの診察と、医療についての簡単な知識を与える条件・・・あともうひとつ有りますが、それで許可が出ました。
お願いなのに何故か許可に変わってました。
言葉の不思議です。
まあ、診察なんて速攻で出来ますし、治療もほぼいけます。
教えることも簡単な応急処置くらいで充分でしょう。
問題は最後の条件なんですが、女性として扱うそうなのでそのように・・・と言うことでずっと女物の服を着ています・・・。
しかも、その後の普段の会話から何を受信されてしまったのか、普段の勉強まで一部見ることになりました。
ここで、あの無駄と思っていた勉強が役に立つんですね・・・。
桂花さまさまです。
でも、その知識がなかったらこうならなかったのでは・・・いやいや、無知は罪とも言いますし、ポジティブ!そうポジティブにいきましょう。
それにしても・・・上達しない・・・。
ちくしょう!早く目的を達成させねば!俺の本職は鍼だ!やれないことはない!
問題が発生しました。
俺は一切悪くないはずです。
事故弁護しておきます。
そう、自己ではなく事故です。
そう、それはあれを思い付いた時から必然だったのかも知れません。
・・・・・・・・・。
ここって、学園なんて言われるだけあって色々と設備が整っているんですよ。
そんな中で贅沢なのがお風呂です。
ちょっと大きめの檜風呂ですよ!
五~六人は入れるくらいの広さがあります。
しかし、残念ながら三~五日に一日くらいのペースでしか入れません。
どうやって作ったのか謎ですが、風呂の屋外にある設備に、薪をくべれば風呂の水がお湯になるという仕様です。
そこで、風呂を沸かさない日を貸してくれと頼んだんですよ。
快くオッケーが出たんですが、また追加も出ました。
等価交換ですね、分かります。
夜中にコツコツと俺専用に薪を集めていきます。
そして、みんなが勉強で、俺が休暇の日に作戦実行です。
いっつもみんなが上がってからだから、風呂が温いんですよ!あっつあつに入りたいんですよ!
最初に俺から入ることは即却下されました・・・最初は風呂に入ることも却下されたから、かなり頑張ったほうです。
なんか、男の入った湯に浸かるのは嫌らしいです。
更に自分達の入った湯に浸かられるのも嫌らしいです。
それってちょっと我が儘すぎません?
あの問題あった日に、結局水鏡先生にばれて、みんな怒られました。
なぜか俺も一緒に・・・。
しかも、みんなが帰った後も居残りです・・・。
みんなが、勝手風呂に入ってきたんです。
俺は悪くないです・・・。
次回から、単独での使用禁止になった代わりに、自分で集めた薪であれば再度暖めてよいと言うことで決着です。
まあ、妥協案を飲むことにしました。
ぬるま湯はもういらんとです。
それと、これは別件ですが、例の物の一部が完成しました。
後は残り半分です。
妥協を許さずに、記憶の限り近いものを作りました。
技も覚えて、速度も上がり、道具の使用にも慣れてきたので、ここからは更にスピードアップ出来そうです。
そう!この裁縫スキルさえあれば、望みの衣装など容易いこと!
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本作品は華陀への転生ものです。
【注意事項】
素人の書きなぐりです。
はっきり言って自己満足なだけのものです。
一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。
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