No.611323

真・恋姫なのは?第二十三話

アサシンさん

寒い夜空に座すは

守護獣と

氷騎士なり

2013-08-22 20:57:17 投稿 / 全6ページ    総閲覧数:3064   閲覧ユーザー数:2359

 

 

 

 

 

 

 

 

シャマルとシグナムに指示を出した後

 

僕とザフィーラは結界の外側でこれから来る管理局を迎え撃つ態勢を取っている

 

もちろんクライドではなく。K(ケイ)の変装をして

 

そして懐の中には・・・・・・

 

 

 

 

 

ザフィーラ「大丈夫なのか?K?」

 

 

クライド『何がだ?ザフィーラ』

 

 

ザフィーラ「これから此処に来るのはお前の息子であろう?」

 

 

クライド『是、だが彼奴の目は猫に向いている。故に我らの元に来るのはアースラの武装隊であろう』

 

クライド『如何に兵をこちらに裂こうとあまり意味を成さぬがな?』

 

 

ザフィーラ「そうか。ところで将達の方は?」

 

 

クライド『シグナムには死神に、ブチ切れているヴィータはそのまま魔王と応戦中。シャマルには結界の重ね掛けと念話妨害をしている』

 

クライド『そして我とザフィーラでここの防衛だ、雑魚とは言え。気を引き締めてかかるぞ?』

 

クライド『今日この日が、我等の主の命運が掛かっている日なのだ』

 

 

ザフィーラ「元より、この身は仲間を護るために有る!」

 

 

クライド『では早速行こうか?友よ』

 

 

ザフィーラ「応!」

 

 

 

僕とザフィーラはさっきから一方的に此方にしゃべり続けているアースラの部隊目掛け

 

兄さん直伝、爆裂系魔法弾『クラッシュボール』を拳から撃ち放った

 

二つの魔力弾は戦車の発砲音かと思う程の轟音をまき散らしながら真っ直ぐに迫って行き

 

隊員を数人巻き込みながら進むと

 

眼を背けてしまうくらいの閃光と大気を揺るがす爆音が響き渡った

 

 

 

ザフィーラ「・・・・・K」

 

 

クライド『・・・・・・何だ?』

 

 

ザフィーラ「・・・・・やり過ぎたな」

 

 

クライド『・・・・・だな』

 

 

 

僕達の目の前ではバリアジャケットがズタボロになり、デバイスが砕け散りながら地に落ちて行くアースラの部隊員が見えた

 

 

やり過ぎちゃったよ♪byクライド

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方でクライドとザフィーラが放ったクラッシュボールの爆音に一時戦闘を中断していた四人は再び戦闘を開始していた

 

 

ヴィータはプロテクションを破壊し、高町は破壊されるたびにショートバスターを撃ちだす事の繰り返しだったが

 

 

先ほどの爆音で冷静さを取り戻したヴィータが、怒涛の反撃ラッシュを始めてきた

 

鉄の伯爵、グラーフ・アイゼンにより、高町の張るプロテクションはガラスの如く砕け散り

 

ショートバスターを掻い潜った鉄鎚の騎士は。相棒である戦鎚で

 

まだ幼い魔砲少女のバリアジャケットに吸い込まれるように振り抜かれ

 

高町なのはを、少し離れた所にある高層ビルに叩き飛ばし

 

崩壊させた

 

 

この惨事を起こした張本人はと言うと

 

 

 

 

ヴィータ「・・・・・・ヤッベ~。やり過ぎた」

 

 

 

 

体中から冷汗と脂汗を垂れ流している

 

 

・・・・マジでヤベ~よ、クライドに怒られる!?byヴィータ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

更に一方でシグナムと死神・・・もといフェイトの戦いを観戦していたシャマル先生は生まれたての小鹿のようにカクカクプルプルしていた

 

 

無理も無いだろう

 

 

・・・コレを見れば

 

 

 

 

フェイト「・・・・・・・・」ガギン!

 

シグナム「・・・・・・・・」ザザン!

 

 

 

 

二人は少し顔を俯かせ目の周りに影を作りながら互いのデバイスをぶつけ合っている

 

これだけでも不気味だが

 

本番は此処からだった

 

 

 

 

フェイト「・・・・・フフッ」

 

シグナム「・・・・・ハハッ」

 

 

 

フェイト「・・・フフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフ!!!」ガギンガギンガギン!

 

シグナム「・・・ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!」ザザンザザンザザン!

 

 

 

 

シグナム・フェイト「「フフフフフフッ・・・・アーッハッハッハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!♪」」ズガガガガガガガガガガガガガガ!!?

 

 

 

 

二人は少しずつ。笑い声を高くする

 

それに伴い二人の剣劇の応酬が激しくなり

 

 

フェイトは瞳をギンギンに輝かせながらバルディッシュを振るい

 

シグナムは依然目の周りに影が出来て。その影に隠れた眼を真っ赤に輝かせながらレヴァンティンを振り下ろす

 

 

ハッキリ言おう

 

 

アサシン・シャマル「『恐い!!?』」カクカク!?プルプル!?カクカク!?プルプル!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

場所は戻って結界外側の空

 

 

アースラの武装隊員達を一撃のもとに屠ったザフィーラとクライドは

 

 

 

 

ザフィーラ「ツーペアだ」

 

 

クライド『残念、ロイヤルストレートフラッシュだ』

 

 

ザフィーラ「ティオオオオオオオ!!?」

 

 

 

ポーカーをやっていました

 

因みに五勝五敗

 

全部今クライドが出したロイヤルストレートフラッシュで息の根を止めれている

 

・・・ザフィーラ乙

 

 

 

 

 

 

ザフィーラ「何故勝てぬ?」

 

ザフィーラ「それ以前にこのように遊戯をしていて良いのか?K」

 

 

クライド『肯定だ、我等の役目は先の一撃で終えてしまった。残るは我が息子が猫を捕まえるのを待つのみ』

 

クライド『故に我等はその時までユルリと遊戯で時を潰せばよい』

 

 

ザフィーラ「そうか」

 

 

クライド『我もそろそろ準備せねば(ボソリ)』

 

 

 

 

クライドはバリアジャケットの中、左脇に吊るしてある物を見る

 

その中には一刀がプレシアに作ってもらっていたワクチンウィルスを詰め込んだ物を装填した鉄の塊を手で撫る

 

 

 

 

クライド『コレを使う頃にはお主等は書に吸収されているやも知れん。お主達夜天の守護騎士だけにあらず』

 

クライド『我は我と汝らの主をも危険に晒してしまう。申し訳ない』

 

 

ザフィーラ「気にするな・・・と言うのは無理か。だが心配するな、我等は元より我等が主の御心は強い」

 

ザフィーラ「必ずや永久の眠りから目覚めるだろう」

 

 

クライド『・・・・だったな』

 

 

ザフィーラ「では続きをしよう、次こそは勝つ」

 

 

クライド『かかって来るがいい、犬っころ』

 

 

ザフィーラ「狼だ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

北郷家 お茶の間にて

 

 

 

 

 

一刀「・・・・・ねぇ?リニス。これって大丈夫なのかな?」

 

 

リニス「どう見ても大丈夫な状況には見えませんよ?一刀」

 

 

一刀「だよね~」

 

一刀「鹿角はこの戦局。どう見る?」

 

 

鹿角「圧倒的の一言に尽きますね、クライドと守護獣の放った。爆裂系魔法弾『クラッシュボール』すでに会得していたとは」

 

 

一刀「うん、あれはBB弾位の大きさの魔法弾、約千から一万単位を薄い魔力壁で包んで。術者の拳の大きさに圧縮」

 

一刀「一定の時間が経過がするか。術者が中心にある発起材の役割を持っている魔力玉を起爆させて炸裂させる」

 

一刀「三百六十度全方位無差別攻撃、しかもこの魔法弾は一つ一つが誘爆性を持つ小さな爆弾」

 

一刀「粉じん爆発の容量で連鎖的に起こる魔力の大爆発を諸に喰らったら」

 

 

鹿角「密集していた武装隊にとっては堪った物ではありませんね」

 

 

一刀「我ながら恐ろしい魔法を作っちゃったよ、イクスの時は随分助けられたからいいんだけどね?それにアギトにも会えたし」

 

一刀「武蔵の意見は?」

 

 

武蔵「ジャッジ、クライドとの訓練で結果的に魔改造された守護騎士達の戦闘力と魔力がかなり底上げされています。おそらく特務隊クラスでしょう、以上」

 

 

一刀「・・・・我が弟よ」

 

 

リニス「此方もやり過ぎですね」

 

 

武蔵「ぶっちゃけ、主である八神はやてよりも魔力値が上ですので。管理人格に蒐集されると厄介な事この上ないかと。以上」

 

 

一刀「我が弟よ!お前ナニやっちゃってんのぉおおおおおおおおおお!!?」

 

 

リニス「ですがクライドに修行を付けて貰っているなら易々と蒐集される事は無いでしょう」

 

リニス「それにプレシアから例のアレを持って逝きましたし」

 

 

一刀「なんか久々に字が違う気がするが。まぁそうだね・・・・・っと!」

 

一刀「現場が急展開したぞ?!」

 

 

 

 

 

 

皆が俺の言葉を聞いて映像に目を戻すと。そこには

 

 

 

暴走した闇の書に取り組まれた八神はやてと、八神はやてを乗っ取った。悲しみの雫を流す銀髪紅眼の女性

 

そして女性の左腕には忌々しき闇の根源。夜天を闇に変えた呪いが取り付いている

 

 

彼女、リィンフォースⅠ(アインス)が触手で守護騎士達を襲い

 

 

シグナムはフェイトを、ヴィータはなのはを庇いながら応戦

 

 

ザフィーラとシャマルは共にクロノと捕まった猫二匹を守りつつ他の二人と後退してる

 

 

そして我が賢弟、クライドはリィンフォースの元へ向かっていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・ガンバレよ我が賢弟。クライド・ハラオウン・北郷

 

 

ここからが正念場だぞ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・つづく?

 

 

 

 

 

 

 

あとがき

 

 

 

 

どうもアサシンです

 

 

次回こそシッカリとしたバトル物です!・・・・・多分

 

 

おそらくコレを書いている頃の私はコメント欄で病恋姫達のリンチ♪にあっている事でしょう

 

 

ごめんなさい、もうちょいと待ってください

 

 

As編が終わった少し後に絶対出て頂くてはなりませんから

 

 

と、この辺で次回予告を

 

 

 

 

 

 

次回 真・恋姫なのは?第二十四話

 

       氷空を舞うは 闇に染められし 祝福の風

 

            夜天の守護騎士が末席 氷騎士

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でわでわ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

再来~~~


 
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