教会時間でジェイル達が来て一週間後
デバイスや新しい魔法等に使う地下実験場で俺とジェイル達は集まっている
俺は足元に置いといた棺桶からソレを取り出す
一刀「これがお前に『身代わりに成る物』だ」
ジェイル「これは・・・・人形?」
一刀「そう、だがジェイルのリンカーコアを元に生成したから。魂の無いもう一人のジェイルって事になるな」
一刀「今回は最高評議会にお前の枷が外れた事をまだ知られる訳にはいかない」
一刀「そこでコイツにジェイルの枷をソックリそのまま移す」
ジェイル「その移す作業にキミのレアスキルが使われるんだね♪?」
一刀「どんだけ俺のレアスキルに興味深々なんだよ」
クアットロ「ホントに大丈夫なんでしょうね?」
トーレ「もし、ドクターの身に何かあれば」
一刀「だぁ~!大丈夫だっての!」
一刀「それじゃぁ、前だけ肌蹴て?」
肌蹴たジェイルの胸に左手を、身代わりに右手を置きレアスキル『アルテミスト』を発動する
今回の使い方はプレシアを救った時に使ったのを応用したものだ
彼女のときは原因の病気を固形化して取り出したが
今回は俺を介して移すのだ
しばらくして作業は無事終わり
ジェイルは晴れて自由の身となった
ジェイルとナンバーズが歓びを分かち合っているなか、俺はテスタロッサ親子の所に来て居る
・・・・のだが
アリシア「おかあさぁ~ん、くすぐったいよ~♪」
プレシア「あぁ~・・・可愛いわぁ~アリシア♪」
プレシア「あっ!フェイトに似合う服のデザインが閃いたわ♪」
アリシア「お母さん!わたしもお母さんが作った服欲しい!」
プレシア「もちろんアリシアのも作るわよ!!フェイトと御揃いのをね?」
アリシア「わたしも早くフェイトに会いたいな~」
・・・・親バカがいた
一刀「親バカがいた」
紫苑「御主人様が言えた義理ではないかと」
璃々「あっ♪おとうさ~ん♪」トテテテテ
ポスッ
一刀「おっ、璃々に紫苑、散歩かい?」ナデ♪ナデ♪
紫苑「ええ、さっきまで恋ちゃんや美以ちゃん達とお昼寝していたんです」
紫苑「御主人様はプレシアに御用でも?」
一刀「ああ、ちょっと頼みごとにね」
一刀「ごめんね璃々、おとうさんちょっとお仕事あるからまたね?」
璃々「うん!またこんどあそんでね♪」
紫苑「では失礼します」
そして二人は緑色の光に包まれて蜀の魔導書に戻った
一刀「さてと、プレシア。アリシア?ちょっといいかい?」
プレシア「一刀?何か御用?」
アリシア「あぁ~!一刀だ~♪」とててて
一刀「やあアリシア。体の方はもう大丈夫かい?」ぽすんっ
アリシア「うん!筋肉と体力もついてもう魔法も使えるようになったよ!」
一刀「それは凄いな。えらいえらい」なで♪なで♪
アリシア「えへへぇ~♪」
プレシア「ああ、ショタ一刀がアリシアをナデナデ♪して、されているアリシアもほわわぁ~んってしてとっても・・・・イイ!」ガッツポーズ!
※教会内では一刀は基本ショタです、お仕事時は大人モードです
一刀「さて、これ以上やるとプレシアが溢れる愛で倒れてしまいそうだから止めとくか」
一刀「プレシア、とりあえず話をしたいから。その真っ赤な愛を鼻から出るのを止めてくれ」
プレシア「ええ、ちょっと待ってて」
・・・・・母、愛を塞き止め中・・・・・
プレシア「ふぅ、っで?」
一刀「この後。俺ミッドチルダの深海にある海底遺跡に行ってくるからクライドの事を頼む」
プレシア「そう、分かったわ。他には何かある?」
一刀「ジェイルの研究をちょっと見張っといて欲しいんだ」
一刀「間違っても今『聖王』を目覚めさせない様に」
プレシア「聖王って・・・・もうstsの準備をしているの?」
一刀「いや、娘達の製作をする片手間に最高評議会の脳味噌にやらされていたらしい」
プレシア「そう言う事ね、分かったわ。行ってらっしゃい」
アリシア「一刀~、いってらっしゃ~い♪」
一刀「行ってきます」
俺は部屋に置いといた荷物を持って、ミッドチルダに転移した
一刀達が教会でそんな事をしている頃
深夜 八神家の一室
はやてと僕は夜中近くまでお喋りをしていたら、はやての部屋に置かれていた本が浮かび上がり
光出した。見間違えるハズがない、あれは僕と共にアルカンシェルで蒸発されるハズだった物
夜天の書が管理局上層部に改竄され続けた成れの果て。『闇の書』
ページがパラパラと捲られるのが終わると。こんどはベッドのすぐそばの床に
三角形の魔法陣。ベルカ式の魔法陣が四つ浮かび上がる
強い光を放つなか。僕は、はやてを背に庇い前に出ているため途轍もなく眩しかった
光が弱くなり目を開けると、そこには
烈火の将 シグナム
泉の騎士 シャマル
盾の守護獣 ザフィーラ
鉄鎚の騎士 ヴィータ
夜天の守護騎士達が現れ各々自己紹介的な事をしている
そんな渦中のド真ん中に居るのが僕とはやて
僕の後ろにいる、はやては・・・・・
はやて「・・・・きゅ~・・・・」
気絶していました・・・・・てぇ!
此処でこの状況下でそれは不味過ぎますよ?!はやてさん!!!
しかもご丁寧に目が渦巻きになって回っとる!?
クライド「はやて!?しっかりs」
ブォッ!
僕は殺気を感じ取り、すぐさま横に跳ぶと
僕が居た所に剣型のデバイス『レヴァンティン』が振り下ろされてた
僕はベッドで気絶したはやての側に着地する
シグナム「・・・私の剣を避けるとは。貴様何者だ?」チャキ!
切っ先を俺に向けながら問いかけてくるのは。先ほど僕が居た所にデバイスを振り下ろした張本人、シグナム
クライド「それはこちらのセリフです。僕と友人である、はやての目の前に突然現れたアナタ方の方が何者ですか?」
シグナム「む?我が主の友だったか。これは失礼した」
カチンッと鞘にレヴァンティンを仕舞い
シグナム「主はやてのご友人とは露知らず、無礼を働き失礼しました」
シグナム「私達は闇の書の守護騎士。烈火の将シグナムと炎の魔剣レヴァンティン、何時か手合せを」
シャマル「泉の騎士シャマルと癒しの風クラールヴィント、治癒系魔法等の補助を担当しています」
ザフィーラ「盾の守護獣ザフィーラ、騎士達と主を護る盾であります」
ヴィータ「鉄鎚の騎士ヴィータと鉄(くろがね)の伯爵グラーフアイゼン、まぁ。よろしくしてやんよ」
クライド「シグナム、シャマル、ザフィーラ、ヴィータだね」
クライド「僕は北郷・H・クライド。そっち風にいうなら。クライド・H・北郷かな?」
クライド「君たちの主とは友達です。っと!自己紹介はここまでにして」
皆で自己紹介をした後、僕達は気絶したはやての看病をした
目覚めたはやてに起きる前に聞いた事情を事細かに説明した
魔法の事、闇の書の事、僕が最低ランクのF-(リミッター使用)の魔力保持者と言う事
※ヴォルケンズに言われて気づいた事になっている
そしてヴォルケンリッターの事を話し終えると
はやては家族が増えたと満面の笑みを浮かべ喜んだ
そして騎士たちに蒐集を禁じて
詳しい話は明日にして
今日はもう寝ることになった
僕?僕もしばらく八神家でお世話になる事になったよ
これが僕を殺した、殺そうとした闇の書の守護騎士達との世にも奇妙な出会いだった
・・・つづく?
あとがき
どうもアサシンです
ジェイルを自由にして見ました
ついでにプレシアを親バカに
この時すでにジェイル達は貂蝉に出会いすべてを知り超興奮してました
出会いがしらに管理局に潜入している№2ドゥーエを除くナンバーズが速攻で斬りかかり撃沈したのは言うまでもありません
聖王様と冥王様の質問は受け付けません
では次回予告を
次回 真・恋姫なのは?第十五話
一刀は冥王のおにいちゃん?
ではでは
再来~~~
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枷から解放された大天災
再び世に降り立った夜天の守護騎士と
闇の書に殺された青年が出会う時
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