No.587505

魔法少女リリカルなのは Extreme(エクストリーム) 第九話

Blazさん

突然の事故で死んでしまった岡本零人。
彼は神の力によってなのはの世界に転生する。
それが果てしない戦いの旅路だとは誰も知らずに・・・・・。

無印篇イメージテーマソング

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2013-06-15 15:35:36 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:3367   閲覧ユーザー数:3179

第九話 「始動」

 

フェイトside

 

私は今とある次元世界に居る。ジュエルシードを探して管理局の目を盗んで、でも・・・

 

フェイト「今の所、収穫は一個だけ・・・・・やっぱりあの世界に残りがあるのかな?」

 

アルフ「可能性としてはアタシも賛成だよ。あそこでゴロゴロ見つかったんだ。きっと軽く4個ぐらいは残っていると思うよ?」

 

フェイト「・・・・よしっ一旦あの世界に戻ろ。」

 

私はあそこにジュエルシードがまだあると信じ転移した。

 

 

零人side

 

零人「さてと・・・量産機はこんなもんでいいかな?」

 

俺は地下格納庫で大量の量産型MSを創っていた。一回しか出来ないのなら一回で大量に作ればいい。そんな訳でいたのだが・・・・・

 

零人「あ゛ー・・・・・疲れたー・・・・・」

 

一度に大量の魔力を使い今はノックダウンしている。そうしているとソルナがこっちへ走ってきた。なんか急いでいるようだが・・・。

 

ソルナ「大変だよ零人ちゃん!!」

 

零人「どうした、そんなに慌ててよ?」

 

ソルナ「ココの近くの海で高魔力反応と生態反応が二つ!あの金髪の女の子が無理やりジュエルシードを発動させたんだよ!!」

 

・・・こりゃまた厄介なことで・・・・・。

 

 

時を同じくして・・・ 

 

なのはside

 

管理局の人と協力してジュエルシードを探していたら海鳴町の近くの海でジュエルシードが一気に発動したらしくて今私はユーノ君と急いで艦長さんのところに向かっているの。

 

ユーノ「ジュエルシードが複数も発動したんですって!?」

 

クロノ「ああ、数は6つ。それに以前逃がしたあの子も。恐らく彼女が無理やり発動させたんだろう。」

 

なのは「そんな・・・!」

 

クロノ「安心しろ。いずれは自爆するさ、そうすれば僕らもいっせいに回収と確保に向かう。」

 

ユーノ「・・・彼女を利用すると?」

 

クロノ「そうさ、どの道彼女だけでは無理だ。彼女が行動不能になった隙に・・「ちょっなのはちゃん!?」・・・・って人の話を聞けえええ!!」

 

そんなの・・・そんなの駄目だよ!!私はほって置きたくない・・・助けたい・・・!

だから・・・・!! そうして私は一心に転送ポートへ向かいました。

 

リンディ「・・・やれやれ、若さゆえの過ちですね・・・・エイミィ、なのはさん達の転送の準備を。」

 

エイミィ「ちょっ本気ですか艦長!?とうとうあのお茶のせいで頭まで「エイミィ・・・?」

了解しました!!」ガクガクブルブル

 

リンディ「それからクロノ貴方もです。あの子が無茶をしないか見てやってください。」

 

クロノ「えっ!?り・・・了解!」

 

 

フェイトside

 

フェイト「ふぅ・・・・ふぅ・・・・何とか3つ目・・・・あと半分・・・。」

 

私達は海に6個のジュエルシードがあるのを発見したので私が魔法で無理やり発動しようとしているのだけど・・・・流石に一人ではキツイな・・・・

 

アルフ「うおぉぉぉりやぁぁ!!」(ドガッ!)

 

アルフが発動したジュエルシードを何とか倒そうと頑張っているけどそろそろ限界かな・・・そう思ったその時後ろから4個目のジュエルシードが発動し襲い掛かってきた。とっさのことで私は反応が遅れてしまった・・。

 

フェイト「しまった・・!!」

 

アルフ「フェイト!?くっ邪魔だあ!!」

 

アルフも足止めされて駄目かと思っていたその時、

 

「ディバイーン・・・バスタアァァ!!」

 

一つの砲撃によって襲い掛かってきた一体が倒された。

そしてその後ろには・・・あの白い魔道師の子が居た。

 

なのは「助けに来たよ、フェイトちゃん!」

 

フェイト「・・・・あり・・がとう。」

 

ユーノ「や・・やっと追いついた・・・。」

 

クロノ「な・・・なんで僕までこんな事に・・・・・。」

 

どうやら管理局と手を組んでいたらしい。でも今は・・・大丈夫。ちゃんと私の気持ちを伝えよう、たとえどんなに言われようと・・・ね。

 

フェイト「手伝って・・・くれるよね?」

 

なのは「ふぇっ?・・・うん・・・うん!ならフェイトちゃんに私の魔力をわけるね!」

 

そう言ってあの子は私に魔力を分けてくれた。とっても暖かくてやさしい・・・・

今なら・・・・はっきりとわかる気がする・・あの子の気持ちが・・・!

 

フェイト「行くよ、バルディッシュ!!」

 

バル『Yes ser.』

 

なのは「よーし行っくよー!」

 

レイジング『了解です、マスター。』

 

クロノ「たく・・・やるしかないか!」

 

ユーノ「援護は任せて、なのは!」

 

アルフ「なるほど・・・そういうことね・・。なら、私も行くよフェイト!!」

 

と皆、やる気満々で行ったのはいいが今度は残り五体がいっせいに周りから攻めてきた・・・

 

「「「「「ええええええええええええ!!!!?」」」」」

 

流石にピンチかと思ったときまた桃色の攻撃が助けてくれた。だが今度はどこからかはわからなかった・・。

 

なのは「ふぇっ!?」

 

フェイト「今のって・・・・」

 

なのは「私じゃないよ!?」

 

クロノ「じゃあ一体誰が・・・・」

零人side

 

(BGM"Strike"((ガンダム00)))

 

その正体は俺がガンダム00のデュナメスにセットアップして長距離から狙撃していたのだった。

意外と狙撃は得意なんだよ俺。

 

零人「まずは一体っと・・・・次弾装填っと・・・。」ガシャン

 

今回、長距離からの援護射撃は特殊タイプのGNスナイパーライフルでマガジンタイプなんだか威力と距離は

ダンチなのである!

 

ソルナ「んじゃ次は左端のヤツだね。ハロ、零人ちゃんのサポートお願いね。」

 

ハロ「オマエモテツダエ!オマエモテツダエ!」

 

『仕方ねーだろハロ。手伝ってやれよ。』

 

イクス『そうですよ。ロックオンの言うとうりしないと任務が成功しませんから。』

 

ロックオン『うっし!次弾装填完了!行くぜ零人!』

 

零人「おうよ!目標を・・・・「『狙い撃つぜ!!』」

 

そうして次の粒子ビームを発射した。水のせいで多少威力は落ちるが倒すには十分な火力だった。

 

イクス『着弾を確認。残り四体です。』

 

零人「さてと・・・残りはあいつらに任せますか。」

 

ロックオン『はぁ・・日陰者は退散ですか。あーカッコ悪りぃ・・・』

 

ハロ「カッコワルイ!カッコワルイ!」

 

さてと、後はお前ら次第だぜ・・・・。

 

 

なのはside

 

私達がフェイトちゃんと合流してジュエルシードを回収しようとしたけど水の化け物になったジュエルシードが一気に襲い掛かってきたの。でも・・・・・

 

なのは「今の攻撃って一体・・・・・?」

 

ユーノ「取り合えず危機は何とか避けられたんだ。ここから反撃しないと!」

 

なのは「よーしっ!フェイトちゃん!合体攻撃で行くの!!」

 

フェイト「えっ・・う・・うん!!」

 

なのは「行っくよー!ディバイーーーン・・・・」

 

フェイト「サンダアアア・・・・・」

 

「「バスター!!(スマッシャア!!)」」

 

私とフェイトちゃんの同時攻撃で一気に三体も倒せたの!なんだか爽快なの!

 

クロノ「す・・・凄い・・・・一気に三体も・・・・」

 

アルフ「・・・・・・・・・(口をあんぐりとしている)。」

 

ユーノ「僕・・・とんでもない子と会っちゃった?」

 

クロノ「って関心している場合じゃなかった!」

 

アルフ「あ、残り一体!」

 

ユーノ「逃がしはしない!チェーン・バインド!今回は大盤振る舞いだ!」

 

そう言ってユーノ君はいつもよりたくさんのバインドでジュエルシードの動きを止めてくれたの。

 

なのは「これで・・・・!」

 

フェイト「最後っ!!」

 

クロノ「最後ぐらい手伝わせてもらう!」

 

三人の一斉攻撃・・・結果何とか全部回収できました。そして、私はフェイトちゃんと顔を見合わせました。

 

なのは「フェイトちゃん。さっきの言葉・・・・」

 

フェイト「私も・・・貴方を助けたい。だから・・・駄目・・かな?」

 

なのは「・・ううん。大丈夫!「(ク)ちょ待って「(ユ)はいはい君がちょっと待ってようねー」なんでお前があー!!」いいですよね、艦長さん!?」

 

リンディ『私は構わないわ。でもフェイトさん、そうしたら貴方は自分の母親を裏切るんですよ?

その覚悟かあるのなら・・・。』

 

フェイト「覚悟は・・とっくにできてます。罪を受ける覚悟も。」

 

リンディ『・・・・わかりました。では転送の準備を『艦長!!』っ!?』

 

その時私の上に一閃が落ちてきました。私はとっさのことで反応ができなくて、もう駄目かと思っていた・・・・けど・・・。

 

ガッ!

 

フェイト「ああああああああ!!」

 

なのは「!?・・・・フェイトちゃんっ!?」

 

私をかばってフェイトちゃんが攻撃を受けてしまいそして、落ちていくのでした・・・・・

とっさの事で私は反応が遅れたけど、私はアルフさんと一緒にキャッチした。

 

なのは「フェイトちゃん・・・・フェイトちゃん!!?」

 

 

三人称side

 

「・・・・まさかあの人形が裏切るなんてね・・・」

 

その頃ある場所では一人の女性がなのは達をモニターで見ていた。そしてモニターの向こうにはバインドで身動きを取れないようにされているメイド服の女性がいた。

 

「それに連中に情報をリークしたのも・・・・それがアナタだったとわね、リニス。」

 

リニス「・・・プレシア・・・アナタは!!」

 

プレシア・テスタロッサ。魔道師にして科学者、そしてフェイトの生みの親でもある。

そして、拘束されているのは彼女の使い魔リニス。

何故彼女がプレシアを裏切るような真似をしたのかそれは彼女がプレシアから時折フェイトの監視に出されていた時、フェイトが密かに言いつけを破り管理局に(厳密にはなのはに)協力しようと考えているのを目撃しその足で海鳴町付近でジュエルシードを捜索、その後

バルディッシュと管理局にデータを送ったのだった(ただし時間は多少ずらしてではあるが)だがそれがプレシアにバレてしまい今に至っている。

 

プレシア「確かに・・・連中を利用すればそれはそれでメリットはあるわ。でも、この

"計画"までバレるのは流石に避けたかった・・・だからあの人形の提案を断ったの。」

 

リニス「だからと言ってこんな事をして何の意味が!?」

 

プレシア「・・・残念だけど意味はあるわ。なぜなら、もうすでにジュエルシードは揃っているからよ。」

 

リニス「っ!?そんな!ジュエルシードは前にフェイトから貰ったのでも6個だけ・・・・

っ!まさか・・・・アナタ!!」

 

プレシア「そ・・・・でも、その前にアナタには・・・・消えてもらわないとね。」

 

自分の計画を狂わされたプレシアの怒りは大きく彼女の周りには大量の砲撃式魔方陣が

出現していた。

 

プレシア「まぁここの場所はバレるでしょうけどそれはそれで好都合・・・だからアナタにはもう用はない・・・・・さようなら・・・リニス!!」

 

そうしてリニスの目の前には大量の光が降り注いだ。だが・・・・・・

 

「Ded spike!!」

 

突然黒い獣のような攻撃によりリニスは守られた。それと同時に扉にはヒビが入ってた。

 

プレシア「・・・・随分と豪快ね。女性の部屋に入るときはノックをしなさいって教えられなかったの?」

 

「・・・・残念だが、ウチはノックの変わりにケリを入れなさいって自分で決めてんだわ。」

 

その男、否少年は赤い服を身にまとい似合わぬ大剣を持って瓦礫を乗り越えて来た。

 

プレシア「・・・・アナタ、何者?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

零人「・・・・宇宙一お節介な死神だコノヤロー。」

 

その姿はまさに小さな死神だった。

 

イクス『Mord ・・・"Bloodedge"』


 
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