No.583914

魔法少女リリカルなのは Extreme(エクストリーム) 第三話

Blazさん

作品説明
突然の事故で死んでしまった岡本零人。
彼は神の力によってなのはの世界に転生する。
それが果てしない戦いの旅路だとは誰も知らずに・・・・・。

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2013-06-05 19:53:32 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:3982   閲覧ユーザー数:3692

第三話 「エンカウントⅡ」

 

零人side(と言うより今回は零人sideのみ)

 

零人「・・・でついて来ては見たものの、高町の家って何の店なんだ?」

 

今現在、俺は高町・バニングス・月村の三人娘と共になのはの両親がやっている店に行くことになった。

 

なのは「家って言うよりお店だけで家は家で別の場所にあるの。」

 

そういやそうだったな。確かになのはん家って店一軒と家一軒の場所が違うんだったな。

てか、それだけの光熱費だのなんだのを払えるとは・・・。

 

零人「すげーんだな高町の家って・・・。」

 

なのは「えっ!?それほどでもー//」

 

アリサ「なのは、話がそれてるそれてる。」

 

あ、っと思い出す俺と高町。えっと・・・それで・・・・・あ、思い出した。何の店か聞いてたんだった。

 

なのは「にゃ!?えっと・・翠屋っていって洋菓子店なの」

 

零人「ふーん・・・洋菓子専門か?」

 

すずか「あれ?零人くんって和菓子派?」

 

零人「いや、洋か和かと言うと和菓子なだけ。基本洋菓子・和菓子どちらでもOKだ。」

 

なのは「ふーん・・・・(今度、和菓子も勉強してみるの・・!)」

 

アリサ「ところでアンタ・・・・」

 

零人「ん?どうした?」

 

アリサ「アンタよく音楽聴きながら話聞けるわね・・・・。」

 

そう、今の俺は肩耳音楽聴きながら肩耳空けて話を聞いている。昔からこういう事は慣れてるからなつい癖でな。

 

すずか「何聞いてるの?」

 

そういった月村はもう片方のイヤホンを耳に入れた。

ちなみに聞いている曲はワイルドアームズ2ndのOP「どんな時でも一人じゃない」(ゲームとは別のver)を聞いている。

・・・別ゲーじゃねーか。そう心で一人漫才をする俺がいた・・・・(遠い目)。

月村は結構気に入ったらしい。ちなみに高町とバニングスはと言うと・・・・。

 

なのは「むー・・・・・。」

 

アリサ「んー・・・・・。」

 

絶賛ご機嫌斜めだった。なんでだ?ちなみに月村は少し顔を赤くして俺に密着している・・・・。目的地まではまだ遠いらしい・・この空気を打開するには・・・・・いっちょ滑らせてみるか。

 

零人「・・・・・ケッチャコ。(注 杉田さんボイスでです)」

 

「「「「・・・・・・・・・・・・。」」」」

 

ごめん、なんかごめん皆。俺KYでマジでごめん・・・。だからそんな目で見るなあぁぁ!!

・・・・そんな空気でようやく目的地についたらしい。

 

なのは「ただいまー。」

 

アリサ・すずか「「おじゃましまーす。」」

 

「あら、なのはおかえり。」

 

店の奥から若い女の人が出てきた。若っけーな・・・・こんな姉さん高町の家族に

いたっけ?

 

「あら、あなたは始めましてね。高町桃子、なのはの母親よ。」

 

・・・・・・えっ?母親・・・・?と・・・取り合えず一言言いたい・・・・・。

 

零人「若けぇぇぇ!?」

 

えっちょっ母!?若いって一体いくつで夫と合体したんだよ!?

 

なのは「えっ?若いかな?私は普通だと思うの。」

 

零人「そりゃお前がその人から生まれたからだろ・・・。」

 

アリサ「同感ね・・。」

 

すずか「私も岡本くんと同じく・・・。」

 

そう言ったらなのはは「そうなんだ」って聞き返した。お前の両親いくつで結婚したんだよ・・・。そんな会話をしていると桃子さんのみかなりのほほんとした言い方で

 

桃子「あらあら。さてと、皆ご注文は?」

 

零人「んじゃ、俺はチーズケーキとオレンジジュースで。」

 

そういって注文のケーキとジュースがきて四人で食べようとした瞬間、店の奥から突然ナイフが飛んできたので反射的に回避した。

 

零人「うおっ!?何故に奥からナイフが!?「岡本君!」っ!」

 

そう月村が叫び向いたら男の人が俺に向かって突撃してきたので俺はフォークを使い

防御をした。ちなみにフォークは男の人の顔面に向けてギリギリの距離で止まっている。

 

なのは「ちょっお兄ちゃんなにしているの!?」

「黙っていてくれなのは!コイツもあの男と同じだ!きっとそうだ!」

 

零人「あ・・・あの男?・・・・もしかして聖羅ってヤツのことか!?」

 

「無論だ!お前もアイツと同じでなのはをたぶらかしているんだろ!」

 

零人「何故に現在進行形!?てか俺は高町に会ったのは今日が始めてですよ!?」

 

「ふん、大抵の男はそういうんだ!だからここでお前は「ちょっと待つんだ恭也」なっ!?何で止めるんだ父さん!?」

 

そうすると奥からまた人が、今度はお父さんらしい人と女の人が出てきた。

女の人はもしかして姉なのかな?

 

父「仮にもお客様なんだぞ、それにもし彼が同類だったら三人とも嫌な顔をするだろ?」

 

姉「そうだよ、現になのは達は嫌がってないから少なからず大丈夫だよ。」

 

あれ、なんか俺そんなに信用されてない?・・・・まぁ無理もないか、

あんな奴(聖羅)がいるんだからな。警戒されるのは当然か。

 

父「改めて、私は高町士郎。なのはの父だ、こっちは美由希なのはの姉だ。」

 

美由希「さっきは家の恭ちゃんが迷惑かけてごめんね。」

 

零人「いえ、こちらこそ。事情とかわからなかったんですいません。」

 

取りあえずの所なんとか一件落着したが未だに恭也さんが俺のことを睨んでいた。

それに士郎さんも。なんかまた嫌な予感が・・・・・。

 

士郎「ところで岡本君一つお願いがあるんだが。」

 

零人「・・・・なんでしょう。」

 

士郎「腰につけている物を見せてくれないかな?」

 

・・・・やっぱりバレてたか。こりゃ隠すのは無理だな。

ちなみ高町達三人はキョトンとしている。どうやら気づいているのはこの人だけか。

・・・・・腹括りますか。そして俺は腰につけていたベルトを外し"二丁"のホルスターを士郎さんに見せた。

 

士郎「中を見ても?」

 

零人「構いませんよ。もう隠す気なんてありませんから。」

 

そう言って中の銃を士郎さんは慣れた手つきで持った。ちなみに銃は前回使ったmk.2と有名なベレッタM92Fの二つだ、何故ベレッタかって?・・・・聞くな。

 

美由希「なっ!?」

 

アリサ「それってもしかして・・・・本物じゃないでしょうね・・。」

 

士郎「・・・実物だね。もっともどちらもロックはしてある。」

 

恭也「なんで子供が実銃なんかもっているんだ!」

 

零人「護身用って言っても納得しません「当たり前だ!」よね・・。」

 

士郎「これは両親の言いつけかい?それともだまってかな?だかいくらなんでも子供が持つものではないね。」

 

零人「・・・・・こんな物を持たせる両親がいると思いますか?」

 

すずか「・・・もしかして岡本くん、ご両親って・・・・」

 

零人「いねーよもう・・・な。その銃は知り合い(蛇)がバラでくれたのを俺が組み上げた。バラなら法律はひっかからねーからな。」

 

士郎「・・・・君は一体何者なんだ?」

 

零人「・・・ただ一つ言えるのはこれを彼女達に向かって使う物ではない、彼女達を守るためにもっていてそれをするのが俺だったって訳です。・・・・・つまりは友達ってことです。」

 

暗い顔から一転した俺を士郎さんはまっすぐな眼差しで見ていた。

特に隣で高町がひとりとても心配していた。すると士郎さんも顔を明るくし

 

士郎「もし、これを使う時がくればその時彼女達を守ってくれるか?」

 

零人「・・・・・守ってやりますよ。三人とも意外とまだ子供ですし。」

 

恭也「子供のお前が言うな。」

 

そう言って士郎さんはホルスターを返してくれた。他の女子陣もほっと一安心していた。

実際、俺もちびりそうだったがな・・・・。

 

なのは「なんか安心したらお腹が減っちゃったの・・。」

 

零人「だな、さっきの続きとしますか。」

 

アリサ「よくあんなシリアスの後で食べれるわね・・・。」

 

すずか「でもどうして拳銃なんてもってるの?」

 

零人「ん?・・ああ、知り合いが元軍人でな、かなりの心配性で"万が一の時の為に持っとけ!"って毎日バラで・・・。」

 

恭也「まさか、他にもあるんじゃないだろうな?」

 

「「「「「「・・・・・・・・・・・。(ジー)」」」」」」

 

零人「・・・・・さぁ?」

 

美由希「そ・・その知り合いさんどんだけ過保護なのよ・・・・。」

 

桃子「どうせなら、マシンガンくらい持っとけばいいのよ。」

 

なのは「お母さん、サラリと怖いことを言わないでほしいの・・・・。」

 

と始めての翠屋での一件が終わったのだった。

その後、俺達が帰ろうとした時、俺だけが士郎さんに呼び止められた。

 

零人「・・・話ってなんですか?」

 

士郎「何、難しい事じゃないよ。ただ・・なのはを見てやってほしいんだ。最近、帰りが遅い時が多くてね。それに何か隠しているようだから、もしあの子が一人で無茶をしているのだったら助けてやってほしいんだ。」

 

零人「・・・・・わかりました。取りあえず俺が出来ることだったら手助けしてみます。」

そうして、俺はお土産のシュークリームを持って家に帰るのだった。

その途中・・・。

金髪のロングヘアーの女の子とすれ違ったが、俺もその子も気づいていなかった。

次回はオリジナル展開と原作進行合わせたものです。

 


 
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