No.558976

真恋姫†無双 優しき君主と神童と呼ばれていた男 プロローグ

この小説は真恋姫†無双の二次作品で物語はかなり違う話になると思います。始めにオリキャラがかなり出てきますが主人公はその中の1人です。


コメントなんかも気が向いたら書いてください

2013-03-25 13:47:59 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:2681   閲覧ユーザー数:2466

 

此処はとある学校の屋上そこには1人昼寝をしている男性がいた。

 

 

そんな中屋上の扉が開くと2人の男性がやってくる。

 

 

男性「やっぱりお前が一番乗りか誠也」

 

 

昼寝をしていた男性の名前は佐藤誠也…彼は目を開けて男性2人を見る。

 

 

誠也「よお、蓮司、龍也遅かったな」

 

 

2人の名前は大久保蓮司と柊龍也…2人は誠也の昔からの親友であり、幼馴染みである。

 

 

蓮司「お前が早すぎるんだよ、昼休みになってダッシュで向かったんだから先生も呆れてたぞ」

 

 

蓮司は少しため息を吐きながら誠也を注意する。

 

 

誠也「何言ってんだよ、早起きは三文の徳って言うだろ、だから早いことはいいことだ…何てな」

 

 

蓮司「はぁ…お前な…」

 

 

蓮司は呆れた目で誠也を見る。

 

 

誠也「っで、後は美咲と拓斗…バカだけか…」

 

 

蓮司「拓斗の場合いつものことだし…バカは龍也の考えだと…」

 

 

そういって蓮司と誠也の目が龍也に向く。

 

 

龍也「美咲にいつも通り追われていてそろそろバカが屋上の扉を盛大に開けて」

 

 

 

バーン!!

 

 

龍也が推測を通りに屋上の扉が盛大に開く。

 

 

龍也「●●タロスの名台詞を高らかに言う」

 

 

バカ「俺!参上!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…はい、完全に龍也の読み通りになりました

 

 

誠也「……本当にいった通りだな…」

 

       バ カ

蓮司「まあ、こいつだからな…」

 

 

龍也「こいつは単純だから読めやすい」

 

 

龍也がそういうと全くごもっともといわんばかりに誠也と蓮司は頷く。

 

 

このバカの名前は真田康二…正真正銘のバカである。

 

 

康二「なんだよ、人をバカ呼ばわりしやがって」

 

 

龍也「なら、問題…1600年に起きた戦いの名前と両軍の総大将を答えろ」

 

 

 

その年の戦いと言えば関ヶ原の戦い…そして東軍の大将は徳川家康、西軍の大将は石田三成…皆さんはよーく知っていますよね。

 

 

康二「そんなの簡単じゃねえか……織田信長とペリーで壇之浦の戦いだろ」

 

 

あなたは壇之浦で織田軍とペリー率いる軍隊が戦ったんですか?壇之浦に黒船が襲来したんですか?

 

 

3人「………」

 

 

3人は冷やかな目で康二を見る。

 

 

康二「なんだよ、俺の知識が間違「その通りに決まってるでしょ!!」ぐぼぉ!」

 

 

その瞬間、康二は何処からともなく現れた女性にドロップキックを食らわされる。

 

 

康二「今日も…中々の…威力…で…」

 

 

康二はそのまま力尽きる。

 

 

女性「全く…ほんと!このバカは…」

 

 

女性は康二に呆れてため息をだす。

 

 

この女性の名は立花美咲…誠也達仲良し組の紅一点で康二の暴走のストッパーでもある。本人曰くあのバカがほっとけないとか…

 

 

誠也「美咲も来たし後は…「やっと…はぁ…はぁ…振りきれました…」ご苦労さん、拓斗」

 

 

そしてこの男性の名前は早乙女拓斗…誠也達と同学年だが飛び級出来るほどの天才だが女性恐怖症であるが美咲のような、大丈夫な女の子もいる。

 

 

拓斗「本当にですよ…何で女子に揉みくちゃにされておきながらみんな僕を置いていくんですか~」

 

 

蓮司「いや~遅くなったら不味いから…」

 

 

龍也「右に同じく…」

 

 

美咲「私の場合は康二を追いかけないと行けなかったから…」

 

 

康二「俺はただ居眠りしていただけ…「それがいけないんでしょ!」…すいません…」

 

 

美咲は康二に対して睨みを効かせると直ぐに謝る。

 

 

誠也「全員揃ったことだし昼飯に…「その前に俺の話を聞いてくれぬか?」…この声は…」

 

 

そういって全員の視線が声の主に集中する。

 

 

龍也「なんのようだ…神崎…」

 

 

突如現れた男性は神崎…名前は誰にも分からなくとんでもない情報網と隠密を持っている。

 

 

神崎「何、お前達に見せたいものがあってな…これを見よ!」

 

 

そういって取り出したのはただの鏡で全員が近づき見る。

 

 

誠也「ただの鏡だな…」

 

 

美咲「どこも可笑しな所はないみたいね」

 

 

康二「まさか!実は…「絶対にない」龍也ひでえ…」

 

 

蓮司「それで俺達に見せてどうするつもりだ?」

 

 

神崎「何、俺の家の倉庫にあった代物でな余りにも俺を引き付ける何かがあったから持ってきた次第だ」

 

 

誠也「何かの間違えじゃないのか?」

 

 

そういって誠也が鏡に触れた瞬間突然鏡が光だした。

 

 

蓮司「な、何だ!?」

 

 

神崎「これは!」

 

 

美咲「どうなってるの!?」

 

 

龍也「鏡に吸い込まれる!?」

 

 

拓斗「このままじゃあ!」

 

 

そして鏡はより一層に輝く光…

 

 

全員「うわあぁぁぁぁっ(キャアァァァッ)!!!」

 

 

そしてその屋上に残されていたのは食べようとしていた昼御飯だけだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???「見るのだ!流れ星なのだ!」

 

 

???2「ほんとだ、でも1つじゃないね…」

 

 

???3「6…7つ流れてますね…(もしや、都でも噂になっていた占いが?だとしたら…)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???「あら、流れ星、ん~流れ星を見ながら酒を飲むのもいいわね」

 

 

???2「雪蓮こんなところで油売ってないでちゃんと仕事して」

 

 

雪蓮「え~良いじゃん~それより冥琳もこっち来て飲みましょう」

 

 

冥琳「全く…(それにしても街で聞いたあの噂本当なのだろうか…本当なら…)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???「あ…流れ星…どうか詠ちゃんとまた静かに一緒に暮らせますように………へぅ…こんなことをしても…何も変わらないよね…」

 

 

今、7つの流れ星がかの地に落ちていった…これが始まりだとはまだ誰も知らない。

 

 

 

 

 
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