No.549473

マンスリー・ヒーロー誌上飲み会ふぁいなる!

つばなさん

ひらがなにしたら萌えるかなって…。 ☆長く続けてまいりましたこのシリーズですが、今回で終了とさせていただきます。まあ、だいたいやりたいことはやったし、ホントはもう一個ネタがあったのですが、形にする自信がないので…。
10秒で分かるこのシリーズの基礎知識 ・編集長はアンチバーナビー ・新人くんはファイヤーエンブレムファン ・カリーナちゃんはタイガーラブ(あ、知ってる?)

2013-02-28 00:12:23 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:640   閲覧ユーザー数:639

 皆様の熱い支持を得て今まで続いてきたこのコーナーですが、今回が最終回です。なぜなら! 編集長がなぜか昇格して発行人となり! 編集業務から離脱するからです!

 あの編集長が役席とか信じられないし、会社の経営がとっても心配ですが、まあそれはともかく最終回ということで、超スペシャルなゲストをお招きしましたのでどうぞご覧ください!

 

編集長ウラジーミル・バラノフスキー(以下「長」):「今日は最終回ってことで、ちょっとスペシャルだ」

ワイルドタイガー(以下「T」):「どこがスペシャルなの? お酒がないんですけどー!!」

長:「酒がないのは、年齢は秘密なんだけどなんとなくお察しくださいブルーローズが参加しているからだ!!」

T:「お酒がないなんて! 今日はタダ酒飲める日だと思って楽しみにしてたのに!」

ブルーローズ(以下「R」):「……(冷ややかな目で)仕事中にお酒飲むなんてサイテー」

T:「そうじゃないぞ、ブルーローズ! このコーナーはな、酒が入ってちょっと舌が滑らかになったヒーローたちのトークを楽しむっていう趣旨だから、酒を飲むのは義務なんだ!(ドヤァ)」

編集部新人シモン・ソシュール(以下「新」):「もっともらしいこと言ってますけど、要はお酒飲みたいだけでしょう?」

T:「ぐっ……まあ、そうだけどさぁ」

R:「あんまり飲みすぎて、体壊しても知らないんだからねっ!」

長:「……デレた!」

バーナビー・ブルックス・Jr.(以下「B」):「まあ、許してあげてください。この人、メディアの仕事が苦手だから、お酒を飲んで気を紛らわしてるところもあるんですよ」

長:「……なんだろう、すごいムカつく。『僕はタイガーさんのことよく分かってますから!』みたいな感じがにじみ出て、すごいムカつく! にわかのくせに!」

R:「にわか……?」

新:「あ、バーナビーさんは、タイガーファンに『にわか』って呼ばれてるんですよ。にわかタイガーファンだから」

B:「ちょっと! やめてください! 最近本当に浸透しはじめて、困ってるんですから! この雑誌のせいですよ!」

R:「……編集長、わたし、この雑誌好きよ」

長:「そうか! 俺もブルーローズとはいいペプシネックス飲み仲間になれる気がしてたんだよ! よし! 乾杯だ!」

T:「しかも今日、ペプシしかないのかよ!」

B:「ペプシじゃなくてペプシネックスですよ」

T:「え!!? 違うものなの?」

長:「なんか色々種類あんだよ…。あんまよく分かんないけど」

R:「ちょっと! それぞれ全然違うんだから!」

長:「まあ、こまけえこたぁいいんだよ! そんなことより俺はペプシに言いたいことがある!」

T:「なんだ、コカコーラと何が違うんだ? ってことか?」

B:「それは絶対に言ってはいけないことばのひとつです」

長:「ガンダム缶とかあるのに、ブルーローズ缶がない!!」

新:「なるほど! 由々しき問題ですね」

長:「なんでやらないんだ、ブルーローズ缶…。いや、全ヒーロー缶でもいいんだけど…」

新:「ドミノピザも全ヒーローのボックスですもんね。僕はファイアーエンブレムだけのボックスが欲しかったんですけど。姐さんがウインクとかしてくれてる写真なら最高です!」

T:「……食欲無くならない?」

新:「なぜ? むしろよだれが出るじゃないですか!!」

T:「こわっ!!!」

B:「赤は食欲増進の色らしいですよ」

T:「多分ね、そういうことじゃないんだと思うよ、バニー」

長:「ドミノピザはもうやってるからいいんだよ! ペプシでブルーローズ缶が欲しい! 微妙なつくりのボトルキャップとかは要らないので、缶をブルーローズ仕様に!!」

R:「まあ、今度言っておくわ、そういう意見があったって」

長:「お願いします、女王様!」

T:「そんなことよりよー、なんでこのコーナー無くなんの? 俺はこれからどこでタダ酒を飲めばいいの?」

B:「あなた、僕の部屋のワイン勝手に飲むじゃないですか」

T:「それはそれ! これはこれ!」

長:「俺だってなあ、ホントは続けたいんだけど、昇進しちゃって、編集業務に携われないんだよね」

T:「へー、昇進したんだ? バラさん」

新:「来月から発行人です」

B:「おめでとうございます」

T:「何する人なの、その発行人ってのは?」

長:「偉い人だ!」

T:「……分からん」

新:「なにもしないで、偉そうに指示だけ出す人のことを発行人といいます」

長:「そんなことはないぞ! お前はなんつーことを言うんだ!」

新:「入社したとき、バラノフスキーという名の当時の編集長にそう教わりました」

長:「……ふーん」

T:「バラさん、きっとそのとき、嫌なことがあったんだなw」

R:「編集長に会えなくなるなんて、寂しいわ」

長:「ブルーローズ! なんて優しい子なんだ! にわかの心のこもってないオメデトウゴザイマスとは全然違う!」

T:「バニーちゃんもちゃんとおめでとう言ったのにな」

新:「むしろタイガーさんだけが何も言ってないですよ」

長:「だってめでたくないもん! 俺の大事なタダ酒が!!」

新:「さっきからそれしか言ってないですね」

R:「……サイテー」

T:「だっ!」

長:「ブルーローズはタイガーのこと嫌いなの?」

R:「え? そ、そういうわけじゃないけど……。そ、そうね。決して好きではないわよ! もちろん!!」

長:「? あ、そうなん?」

R:「そうよ! だってライバルだし!」

長:「ふーん、じゃあ、バーナビーは?」

R:「そうね! ハンサムもたまに感じ悪いから好きじゃないわよ! そう! タイガーのことも好きじゃないわよ!」

長:「なんでタイガーのこと二回言ったん?」

R:「うるさいわね! 別にいいでしょ!」

長:「す、すみません」

B:「え、僕って感じ悪いですか?」

長:「そりゃあ、感じ悪いだろ」

R:「たまにね! なんか、年上ヅラするからちょっとムカつくのよね」

長:「氷の女王様に対して上から目線とは、恐れを知らない男だな、バーナビー」

B:「そんなつもりはなかったんですが」

新:「ブルーローズファンが怒り狂いそうですね」

長:「バーナビー、ファンレター開けるとき気をつけろよ。かみそりかみそりー♪」

新:「なにをサービスサービスぅ♪みたいな明るいノリで言ってるんですか」

長:「まぁ、でもアレだよ。バーナビーは普段タイガーにウサギちゃん扱いされてストレスたまってるから、仕方ないよ。ブルーローズを子ども扱いして憂さを晴らしてんだよ。そういう、ちっちぇえ男なんだよ!」

T:「フォローかと思ったらただの悪口だった」

R:「まあ、バーナビーだって、普段は別に感じ悪くないのよ、たまにちょっと鼻につくだけ! あと、私のファンはかみそり送るとかそんなマナー違反な行為しないから! 馬鹿にしないで!」

長:「なんなの、この娘…。ファンはともかく、にわかのフォローまでするなんて……、なんてできた子なの!!」

T:「そうだぞー。ブルーローズはなあ、意外とまじめでいい子なんだよー」

R:「なっなによ! いい子って! あんたにいい子とか思われたくないわよ!」

T:「えー、だってお前真面目じゃん。俺はホントえらいなと思ってよ。ただ、学校帰りにスシバーに行くのはどうかと思う。もっと学生らしいところにしときなさい」

R:「うるさいわね! 私がどこで何を食べようが勝手でしょ?」

T:「だってスシバーだよ! もうちょっとかわいい値段のところに行きなさい。俺だってあんまり行ったことないのに! 俺もスシ食いたい!」

長:「結局うらやましいだけかよ」

R:「ふ、ふーん。タイガー、スシ好きなの?」

B:「タイガーさんは、スシよりホットドッグとかの方が好きですよ」

R:「あんたに聞いてないわよ!」

T:「ホットドッグいいぞー、ブルーローズ。キミも学生らしくホットドッグくらいにしときなさい」

R:「そ、そんなに言うなら、あんたのオススメのお店でも教えなさいよ!」

T:「おう、じゃあ一緒に行くかー?」

R:「え? ホント…?」

T:「うん。じゃあみんなで今からホットドッグ食いに行くかー。バラさんの昇進祝いにオレがみんなにおごってやるよ!」

B:「安いお祝いですね……」

長:「しかもみんなにおごるんなら、おれへのお祝いじゃないじゃん!」

R:「……」

T:「どうした? ブルーローズ? 」

R:「別になんでもないわよ! この鈍感!!」

T:「なんだよー。お前がホットドッグ食べたいって言ったんだろー?」

R:「分かってるわよ! ほら! さっさと行くわよ!!」

新:「あっ……まだコーナー締めてないのに、行っちゃった」

B:「このコーナー最終回なのにグダグダで終わっちゃいますね」

長:「まあ、いいんじゃね。『俺たちの戦いはこれからだ!』みたいな感じで」

T:「お前ら、置いてくぞー」

 

 タイガーさんはホットドッグはおごってくれましたが、飲み物は自腹で買わされました。

 今回もグダグダでしたが、グダグダのまま、このコーナーはおしまいです。長らくのご愛読ありがとうございました。俺たち編集者の発行人との戦いはこれからだ! 今後のマンスリー・ヒーローにもどうぞご期待ください!


 
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