－明朝　敵補給基地に侵攻し　これを破壊せよ－

それが彼に与えられた命令だった。
命令自体は特に問題はない。ある一点を除いては。
命令書にはある一点が付け加えられていた。“単機で”と。

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シーン３

基地の索敵範囲外の距離から、叢雲で基地内を狙う。
弾数は１０発しかない。
とりあえず４発。輸送機と管制塔を狙う。
「輸送機　３　破壊　１　外れました」
「わかってる！」
チッ輸送機は破壊できたが管制室を外した！
「基地より　ミサイル　来ます」
すぐさま機体を起こし、巌土を回収してショックブースターを噴かす。機体を小さくジャンプさせこの場から離脱する。
どうやら、狙撃方向を読んでそこへミサイルを撃ちこんできたようだ。
まだ見つかってはいない・・・それなら！
グラインドローラーで大きく基地を周回するように移動しながら、もう一度叢雲で狙いをつける。
「外れました」
「わかってる！くそっ」
貴重な弾を無駄にしてしまった。変な色気を出すからだ。
「ミサイル　来ます」
またショックブースターを噴かし、回避する。
結局、基地の周りを４分の１も移動してしまった。
一度機体を止め、叢雲から火引に持ち替える。叢雲はフレキシブルアームとともに折りたたまれ背中に収まる。
アームの制御はAIがやってくれる。

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シーン１０

「あれはなんだ？鎌・・・か？」
「照合終了　敵機を　フレズヴェルク　フレズヴェルク＝アーテル　と　確認」
「アーテル？聞いたこと無いぞ！しかも２機を同時に相手をするのは不利だ。どうする・・・」
「提案」
「なんだ」
「叢雲を破棄し　巌土をフレキシブルアームへ接続することを提案します」
「それでどうなる？」
「アームで巌土を制御することで　一方からの攻撃を　防ぎます」
「なるほど、それならいけそうだな」
「提案」
「今度は何だ」
「雷切の使用を提案します」
「コイツは重くてまともに使えないぞ」
「巌土の１パーツを　腕と　雷切に　接続します　これにより　雷切を　腕に　固定化できます」
「なるほど、いい案だ。頼む」
「了解」

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以上、

「フレームアームズ外伝　輝鎚戦記」より

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フレームアームズの輝鎚・甲にM.S.G ヘヴィウェポンユニット01 ストロングライフルとMW-26 ダイナミックチェーンソーを持たせました。
また、輝鎚とストロングライフルを繋ぐフレキシブルアームっぽいものを作成しました。
本体自体は前回投稿した輝鎚・甲のものです。

●ストロングライフル
スコープ内をメタブルー、スコープ後部とライフル本体の一部をガンメタリックで塗装し、
全体を黒鉄色の缶スプレーで塗装後、つや消しトップコートを噴いています。

●ダイナミックチェーンソー
全体を黒鉄色の缶スプレーで塗装し、つや消しトップコートを噴いています。
チェーン部分は成型色のままです。
左腕のサブアームのジョイントに、ダイナミックチェーンソーのポリキャップ部を差し込んで接続しています。

●ストロングライフルのバイポッド
肉抜き穴をランナーダグ等を使用して穴埋めをし、シリンダー部をシルバー、地面に付く部分をメカグレーで塗装し、他をガンメタリックで塗装しています。
バイポッドの延長として、M.S.Gプラユニット メカニカルアームを黒鉄色で塗装して接続しています。
バイポッドは、盾の連結パーツに３ミリの穴を開け、そこに接続しています。

●フレキシブルアーム
M.S.Gプラユニット メカニカルアーム、M.S.G ABSユニット Wジョイント(グレー)、輝鎚作成時に余ったポリキャップパーツ４個を使用しています。

作品メモに作り方を記載しようと思いましたが、文字数制限で出来ませんでしたすみません。


余談
５枚目の写真、基地内戦闘時状態は写真を撮っていたとき、ふとフレキシブルアームに盾をつけたら面白いかも、と思いついて出来たものです。