どうも、北郷一刀です。さて、俺の今の状況はというと……
「ふんならばぁぁぁああああ」ゴォォオオ
えぇ、全力疾走でマウンテンバイクを漕いで、山を下っています。
というのも、じっちゃんに結局捕まり山篭もりをさせられ、時間感覚や日付感覚が狂ってしまい、
ケータイのアラームで今日、入学式だと分かり、全力疾走で帰ってる最中です。
ちなみに時間は午前二時半、辺りは少しは手入れをしてくれと思うほど荒れている。
今から家に帰って、シャワーを浴び、飯を食べてから行くとしたら間に合うかどうかだろう。
こうなりゃ、………アレをするしかない。
「俺のマウンテンバイクよ、後で迎えに行くから待っててくれ……おりゃぁぁぁああああああ」
俺は最短ルートからさらに時間を短くするために高さにして約10mほどの崖を飛び降りた。
傾斜が60度ほどだから、死にはしないさ…でも、この場所から落ちたことって…なかった。
ふぅ、なんとか体は大丈夫だけど、服がボロボロだ。それに時計も壊れてやがるし、携帯も充電切れ
だから時間がわからない。あっ、でも家が見えてきたから安心した~。
俺は家に帰ると時間を確認すると時間はまだ4時、学校の駐車場までバイクで30分、
それから徒歩で5分くらいだから、結構時間はあるな。あ、でも今日は案内してもらうから、
早めにでるか。それよりも、お風呂お風呂~。
~30分後~
ふぅ~、風呂上りのコーヒー牛乳は最高だぜ!さてさっさと朝飯でも作りますかね。
メニューは簡単にトーストとベーコン、それに目玉焼きでいいか
~40分後~
さて、食べ終わって片付けもすんだから、歯磨きしてスーツに着替えた。
はっきり言って、スーツは慣れないしめんどくさい
今から家を出ると早すぎるし、少しだけ瞑想でもして行くか
~50分後~
さて、門の前に着いたのは良いのだけど、まだ人っ子一人も見ていない。
まぁ、30分ほど早く着いてしまったから仕方ないんだろうけどね。
ひとまず、コーヒーでも飲んで時間でも潰すかな……って、100mほど先に三人組の女の子が
話しながら向かってきてるけど、その一人がこっちに向かって走ってきた
「貴様ぁあああ、ここが男子禁制なのを知らないのか、不審者が」
「ちょ、ちょっと待ってくれ。俺はあt」
「ふん、不審者の戯言など聞きたくもないわぁああ」
「だから、落ち着けっておい、竹刀は危ないって」フンッ
「避けるなぁああ、当たれぇえええ」ブンッブン
「いや、避けないと、危ないって(君が)」
「ええい、さっさと当たらないか」
「待ちなさい、春蘭」
さっきの三人組みの1人が仲裁の声を上げてくれた
「で、ですが華琳さま。こやつは我が校を覗いている不審者ですよ」
「だから、俺は不審者じゃないって、とにかく話を聞いてくれ」
「落ち着け、姉さん。彼の着ている格好見てみろ」
「見れば分かる、スーツだろ秋蘭。だが、それがどうしたというんだ?」
「あのなぁ、姉さん。先程話していただろう、今日新しい先生が赴任してくると」
「秋蘭の言うとおりよ、春蘭。申し訳ありません、北郷一刀先生」
「あっ、もしかして学園長の娘さん?」
「えぇ、そのとおりです。あの娘にはちゃんと言っておきますので」
「あまりキツく言わないであげてくださいね」
「あら優しいのですね。あ、そうそう二人とも紹介しなさい」
「さ、先程はすま…すみませんでした。如月春蘭です。副会長をやっております」
「本当に姉さんが申し訳ありませんでした。如月秋蘭、姉同様に副会長をしております」
「双子かな、もしかして?」
「えぇ、よく姉は私のほうだと思われがちですがそのとおりです」
「なるほど、よく分かるよ」
「よく分かるとどういう意味だ!」
「静かにしなさい、春蘭。自己紹介が遅れました、私は乃嶋華琳、生徒会長を務めています。
以後、よろしくお願いしますね北郷先生」
「あ、あぁこちらこそよろしくするよ、三人とも」
俺はこの時理解していなかった。これから何があるのかを……
あとがき 約二ヶ月ぶりですね、帽子屋です
えぇ、この2ヶ月間なにがあったかと申しますとバイトが5連勤、ノロ&インフル、
失恋、まぁ他にも色々ありました。
私事でありますが、執筆活動に支障が出てしまい、投稿が遅くなってすいませんでした
誤字脱字、または感想等ありましたら、コメントください
忘れられてなかったら、ええな(´・ω・`)
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ほんとに久々の更新
申し訳ありませんでしたm(_ _)m