No.542511 ゲイムギョウ界で目指せハーレム!Re:makeユキさん 2013-02-10 16:34:05 投稿 / 全1ページ 総閲覧数:735 閲覧ユーザー数:727 |
第12話 ハーレム王(仮)惨敗!
「....ケイブさん。まだですか?」
「ちょっと、待って。ジキル出てらっしゃい」
「.....怖い」
......教会に訪れ、はや一時間が経過。
まずここに入ってきた時はベールにご挨拶といきたかったが部屋に近づいた瞬間何やら男の悲鳴が聞こえたので本能的な恐怖によりその場から退避。
そして、持病持ちの教主のチカさんに挨拶をしベールの妹がいるという驚愕の事実を聞かされた俺はベールの妹ことジキルちゃんに会いに教会の皆が使うシェアルームとでも言おうか...まあそんな場所で半刻も粘っているのだ。
だってさ、ベールの妹だよ!見てみたいでしょ、それは!!俺のテンションは未だにうっひょおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!有頂天です!!!
「ここまでして出てこないなんて相当リクのことが嫌いなのかしら?」
「う、嘘だろ!?まだ顔も合わせてないぞ!(うひょおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!)」
「生理的に無理ってところかしら?」
「いーや、俺は諦めんぞ!この勇者かつ救世主かつハーレム王の俺にできないことはない!!(うひょぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!)」
「随分と大層な肩書きを持ってるのね(心の中の叫びを今すぐ止めなさい。下半身をもげるわよ)」
「さあ、この神をもオトしたハーレム王の前にジキルちゃん!お願い、お願いですから、お顔だけ見せてください!!(.....)」
俺は全てのプライドをかなぐり捨てジキルちゃんのいると思われる方向に勢いよく土下座を決め込んだ。
ケイブさんはそんな俺の行動を哀れんでくれたのか、ジキルちゃんをなんと無理やり連れてきた!?
えりを掴まれてズルズルと引きずられながらこちらにやってくるジキルちゃんはなんだかとてもシュールに見えた。
俺は土下座を解いて、ジキルちゃんとついにご対面した!!
「うひょぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!」
ジキルちゃんのあまりの可愛さに俺は卒倒しかけた。
なんとかゾンビのタフさを利用して卒倒せずに済んだが、こりゃ神がかってるぜ!
髪の色はベールと同じ金色で長さは地面にまで達しているといったところだ。
青碧の瞳は全てを見透かしているようにも見える。
服はサイズが合ってないのか腕はダブダブであるその割には何故か下のズボンはかなりミニサイズであり服を捲らないと見えそうにもない。
いや、なんで見えるかってそりゃケイブさんが服のシワを伸ばしている時にちょっとね。
なんといってもベールほどとは言わないが胸は....84ぐらいかな?
うーむ、美乳です。
と、俺がよこしまな思いでジキルちゃんを見ていると、見られている本人は俺の視線の意味に気づいたのかケイブさんの後ろのそそくさと隠れてしまった。
「しましまった!つい目が!!」
「テンパりすぎよ、ほら、ジキルもリクみたいな甲斐性なしに怖気づいちゃダメよ?」
「誰が甲斐性なしじゃい!俺のどこが甲斐性なしと言うんですか!?」
「ジキルの服をめくって「もしかしてノーパン?」と呟かないところよ」
「なに犯罪者に仕立て上げようとしてんだぁぁぁ!!」
「ひうッ!...怖い」
「あー、ゴメンな、ジキルちゃん。....ほら、クッキーあげるからこっちおいで~」
俺は神武の指輪で神様から押収したお菓子を手元に召喚する。
この程度ならば召喚できるらしい。その代わり、一回きり。
「ものでつるなんて...落ちたわね、リク」
「うう...何とでも言え!ジキルちゃんを引き寄せるためならば、なんでもやってやる!」
ジキルちゃんを見ているとケイブさんの後ろに隠れたまま右手だけで懸命にこちらにパタパタとしていた。
そんな仕草が可愛くて俺はついからかってしまう。
「ほら、あと少しだよ~、ジキルちゃん」
わざとジキルちゃんの前でクッキーをちらつかせる。
ジキルちゃんは俺の前に出るのが怖いのか、やはり手だけをぶらつかせてる。
....相当嫌われてんのか?はあ~...クッキーだけ渡すか。
「ほいよ....そろそろベールの部屋に行ってみます」
俺はジキルちゃんの手にクッキーを渡し、ジキルちゃんに手を振ってみたが帰ってきたのは羞恥に頬を染める可愛らしい姿だった。
やべえー、こりゃジキルちゃんにますますクッキー渡したくなっちまうわ。
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教会についたリクが目にしたのは見た目麗しい謎の女の子ことベールの妹であった!彼はハーレムを目指すものとしてベールの妹を落とすことができのか!?