No.542446

IS 革新の光 第10話 学年別クラス代表戦=直前=

大空さん

代表戦直前の
二人の様子です

なんだか正常に投稿した小説が表示されない現象が発生し読みにくくなっておりますがご容赦ください

2013-02-10 13:00:05 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:1153   閲覧ユーザー数:1118

                 学年別クラス代表戦=直前=

 

 

 

ついにこの日がやってきた

 

各学年のクラス代表が己のプライドとクラスの威信を賭けぶつかり合う

 

それが学年別クラス代表戦

 

去年は織斑先輩がクラス代表としてトーナメントに参加していました。

 

その時も僕はこうしてアリーナの客席スタンドから彼の戦いを見ていた

 

そして今回も同じ様に・・・

 

これまでの戦いを見ているとティアさんは・・・圧倒的でしたね

 

今のところ訓練の成果を十二分に発揮できていますから問題ないでしょう

 

ですが次の相手・ノエル・スティアートは苦戦しそうですね・・・・・・・

 

今は決勝戦前の準備時間でクラス代表は其々戦いの準備をしているのでしょう

 

他の3人はティアさんの所に行きました。

 

僕が感じた視線の正体は、恐らく・・・

 

射真side out

 

 

ティアside

 

格納庫

 

ティアは次の決勝戦に備えて簡単なISの整備を終え

ベンチに座って海人達と一緒に飲み物を飲んでいた

 

ティア「何で試合のあと会いに来てくれないのかしら」

 

海人「来て欲しいのか?」

 

ティア「当たり前じゃない!クラスの為に頑張ってるんだから

   「お疲れさまです」とか!「次も頑張ってください」とか言いに来てくれても良いじゃない!」

 

朱武「まずそれは無いナ」

 

ティアの淡い希望を朱武がバッサリと切り捨てた

 

ティア「キッパリ言うわね・・・」

 

海人「お前が知らないのも無理はないか、まぁアイツが何故会いに来ないかというと

ダメ出しだ」

 

ティア「は?・・・・ダメだし?」

( ゚Д゚)ポカーン

 

ティアはぽかんとした表情で海人を見ていた

 

海人「去年の話しだが一夏と俺たちが特例でここに入学した年のクラス代表トーナメントで戦った一夏に

  ドンドンズバズバと射真が強烈なダメだしをしたんだ・・・そしたら」

 

朱武「織斑先輩はその後二日寝込んだ」

 

ティア「はぁっ!?」((;゚Д゚))))

 

海人「とまぁ兎に角、アイツが来ないのはお前の事をちゃんと考えているからだ、

   それが解ったら確り準備しとけよ!」

 

ティア「解ってるわよ!」

 

凛久「ねぇ・・・・」

 

ティア「なによ?」

 

ティアはとなりに座って紙パックジュースを飲んでいた凛久に呼ばれ横を向くと

 

凛久は前を向いたままティアの方を見ずに

 

凛久「射真からの伝言・・・・ダメ出しは纏めてから貴女の端末に送ります・・・・・

   頑張ってください、だって・・・・」

 

ティア「・・・・・ふふ、ありがとね、輝咲君」

 

凛久「別に・・・・」

 

ティア「それじゃ私からも伝言良い?」

 

凛久「・・・・・良いよ」

 

ティア「それじゃぁ・・・」

(  ̄ノ∇ ̄) ̄- ̄)ヒソヒソ

 

 

 

 

「試合開始5分前になりました、クラス代表以外は格納庫から退出してください」

 

海人「それじゃぁ俺達は客席に戻るわ、頑張れよ」

 

朱武「お前には((俺達(クラスメイト)がついている

   臆するな前を見ろ怖気づいたら俺達がお前の背中を押してやる!」

 

ティア「えぇ・・・行ってくるわ」

 

朱武の激にティアの目に闘士が宿った

 

海人「ぶった斬って来い」

 

凛久「( ̄へ ̄)bグッ!」

 

ティア「祝勝会で会いましょ!!」

 

「「おう!/あぁ!/( ゚ー゚)( 。_。)」」

 

そう言って3人は客席へ戻って行った

 

ティア「やるわよ、クリムゾン・ウィング」

 

ティアの想いに応えるように待機状態の指輪CWはキラッと光を放つ

 

ティアside out

 

 

ノエルside

 

この日が来た・・・だけど相手はアイツ等じゃなくてアイツのクラスメイト

 

私はてっきりあいつらの誰かがクラス代表になると思っていた

 

いや、それはこの学園の誰もが多分絶対にそうだと思っていたはず

 

斯く言う私もアイツ等と戦う為にクラス代表に立候補して勝ち取った

 

これでアイツ等と戦えると思った・・・だけど、そうはならなかった

 

アイツ等は逃げた・・・他人にクラス代表を押し付けて

 

・・・・絶対引きずり出してやる

 

 

 

 

 

 

 

薫子「さー!ついに始まりました!学年別クラス代表戦1年決勝戦!!決勝戦の実況を努めます3年整備科の黛 薫子です!よろしくお願いします!!そして解説の!」

 

楯無「生徒会長の更識楯無でーす☆彡よろしくお願いしま――す!」

 

薫子「さてさて楯無さん今回の決勝戦のカードは1年1組のティアリトアルトさんと4組のノエル・スティアートさんという組み合わせになりましたが如何でしょう?」

 

楯無「そうですね、一言で言うならこの戦いで二人が試されるといったところでしょうか」

 

薫子「ほほぉ~それはどういった意味でしょうか?」

 

楯無「二人の今後に期待という意味です♪」

 

薫子「確かに二人とも代表候補性で将来を有望視される逸材であります、さぁ!もうまもなく試合開始です!」

 

「試合開始1分前です、各自発進してください」

 

ティア「クリムゾン・ウィング!ティア リトアルト!行きます!!」

 

ノエル「ノエル スティアート、シュヴァーツ・・・・出る」

 

真紅と漆黒は同時に空へ舞い上がった

 


 
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