No.539668

NOVEL大戦 FIRST 死闘、激闘

ギアルさん

ついに箒&エミリー戦決着。

謎の組織、NEO・BSAA現れる。

2013-02-03 20:49:58 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:1601   閲覧ユーザー数:1500

IS学園、アリーナ。

 

そこではジンヤVS箒、芽衣VSエミリーの第2ラウンドが始まった。

 

「死ね、神崎ジンヤァァァァァァァ!!」

 

「危ね!」

 

箒は日本刀でジンヤに切り掛かるが、たまたま落ちていた鉄パイプで箒の斬撃を防いだ。

 

ジンヤは芽衣の方を見ると、エミリーの攻撃に防戦一方だった。

 

「芽衣、これを!」

 

そう言うと、ジンヤは芽衣に2つの棒、カリスティックを投げ渡した。

 

「ありがとう!」

 

「こしゃくな!」

 

「ハッ!」

 

エミリーは剣で芽衣の胴を払うが横に回避され、カリスティックでがら空きの胴に叩き込まれた。

 

「うっ…おのれ!!」

 

一方、ジンヤは鉄パイプで箒の刀の斬撃を防ぎながら、箒の刀の動きを観察していた。

 

「(道場や剣道で鍛えた腕前で、怒りで頭を使えって無いな…なら)オラァ!」

 

「なっ?!」

 

ジンヤは鉄パイプを箒の刀を持っている右手にぶつけた。

 

そして、左手首を掴んで…

 

ゴキリッ!

 

へし折った。

 

「うわぁぁぁぁぁぁ?!腕が、腕がぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

「人間の身体の骨の数は200くらいあるんだ、1本ぐらいどうってことも無いんだからそんなに叫ぶな!」

 

すると、箒はジンヤをにらみながらも口元を歪めながら言った。

 

「こうなったら、ライオトルーパー部隊、突入!総攻撃だ!!」

 

「伏兵か?そうでもしないと勝てないとは笑えるな」

 

「黙れ!!」

 

すると、アリーナの入り口からライオトルーパー達が現れた。

 

それを見た箒は笑みを浮かべていたがある事に気づいた。

 

「待て、あれは私達が用意した伏兵じゃない!」

 

入り口から現れたライオトルーパー達は良く見ると、所処のデザインが違っていた。

 

特に腕にはNEO・BSAAというマークがあった。

 

それを見たエミリーと芽衣も動きを止めた。

 

「き、貴様等は何者だ!」

 

箒の言葉にその内の1人が答えた。

 

「我等はZ総帥の元に集まり、女尊男卑という悪しき信念を打ち砕く為に結成された組織、NEO・BSAA!そして、この姿は強化装甲服、BSAAトルーパー!諸君の隠し玉の部隊は我等が撃退した!早々と降伏せよ!!」

 

BSAAトルーパーの言葉にジンヤは笑みを浮かべて言った。

 

「アイツ…手出ししないって言ったのによ…」

 

BSAAトルーパーの言葉に箒は歯軋りしながらもジンヤに切り掛かった。

 

「おのれ、貴様だけでも!!」

 

「…阿呆が!」

 

ジンヤは箒の刀を持った右手首を掴んで…

 

ゴキリッ!

 

「ぐわぁぁぁぁぁぁ?!腕が、腕がぁぁぁぁぁ!!」

 

またへし折った。

 

一方、芽衣VSエミリーの戦いに決着がつこうとした。

 

「死ね、天海芽衣!!」

 

エミリーが芽衣に切り掛かるが、芽衣は華麗に横に回避して…

 

「セイヤァ!」

 

「きゃあ?!」

 

エミリーに強烈なキックをくらわせ、空中に押し上げ…

 

「行くよ!」

 

そのまま、身動きが取れなくなった所に華麗な蹴り技を叩き込む、必殺技エアストライクを決めた。

 

なお、本来ならここで終わるが…

 

「芽衣!これを!」

 

そこにジンヤが何処からか取り出したかボウリングのボールを芽衣に投げた。

 

「これで決めるよ!」

 

芽衣はジンヤが投げたボウリングのボールをエミリーに向かって蹴り飛ばした。

 

「ぎゃあ?!」

 

ボウリングのボールが腹に直撃したエミリーはそのまま地面に叩きつけられ気絶した。

 

すると、ジンヤは両腕を折られ、地面にのた打ち回っている箒に近づいていく。

 

箒が落とした日本刀を拾うと、ジンヤは箒の腹を踏みつけてのた打ち回らせるのを止めると、日本刀を箒の顔に近づけた。

 

「ひっ…」

 

「いいか、刀はどんなに言っても、只の人切り包丁。刃物を持って人を幸せにできるのは料理人だけだ…」

 

箒は逃げようとするが両腕を折られ、腹をジンヤの足で踏まれていて動けなかった。

 

「いいか、今度芽衣達に手出してみろ。今度は殺すぞ…」

 

「ひぃっ!わ、分かった!」

 

ドスの聞いたジンヤの脅しに箒は屈服した。

 

すると、いきなり灰色のオーロラが現れて、箒を包み込んだ。

 

更に気絶したエミリーも包み込んだ。

 

オーロラが消えると箒もエミリーの姿は見当たらなかった。

 

「逃げられたか…」

 

「それより、ジンヤ大丈夫?」

 

「ああ、何とかな…」

 

すると、シャル達を包んでいたプニプニバリアが突如消えた。

 

「芽衣!」

 

「シャル!」

 

愛しい人の名前を呼んで、抱きしめあった。

 

「ラブラブだな、あの2人は」

 

「見てるこっちもうれしくなるよ」

 

「本当に愛し合っているんだね」

 

ミストライン、シャナ、莉乃はその光景を微笑みながら見ているとジンヤはある事に気づいた。

 

「あれ、さっきの奴等は…」

 

そう、さっきまでジンヤ達の戦いを見ていたBSAAトルーパー達が居なくなっていた。

 

ジンヤと芽衣は箒とエミリーの撃退に成功した。

 

だが、いきなり現れた謎の組織、NEO・BSAA。

 

そして、総帥のZこともう1人の神崎ジンヤ。

 

Zの目的は一体…

 

 


 
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