IS学園、屋上。
そこにはジンヤとアリスが昼飯にしようとしていた。
「わーい♪パパお手製のお弁当だー♪」
アリスの持っているお弁当はジンヤお手製。
中はタコさんウインナー、卵焼き、ミニグラタン、ミニスパゲッティなどが入っていた。
「さてと、そろそろ3分立つな…」
ジンヤの昼飯はカップラーメンだけである。
なお、ジンヤは料理はできるが自分の昼飯はカップラーメンなどジャンクフードで済ます事が多い。
「少し、良いかね?神崎ジンヤくん?」
すると、屋上にオーロラが現れて、ある男が現れた。
男の名は鳴滝。
預言者を自称する者である。
「また、アンタか鳴滝…またディケイド…門矢士を倒せと言うのか?冗談じゃないな…門矢さんは世界の破壊者じゃない、世界の救世主だ!!」
どうやら、ジンヤは以前鳴滝に頼まれ、ディケイド討伐に向かったらしい…
「いや、君にはある人物を倒してもらいたい…そいつはいずれ、君の前に現れる。そいつは世界を跡形も無く破壊する………」
「パパ、ラーメン伸びちゃうよ?」
「そうだな、食べなきゃ…」
ジンヤはラーメンに夢中で鳴滝の話を聞いていなかった。
「おい、君は私の話を……」
「シャラップ!!」
すると、キレたジンヤはカップラーメンを鳴滝の顔面に直撃するように投げた。
「なぁ!?あつぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「メシの邪魔をするな…変態オヤジ」
「おのれ………おのれ、神崎ジンヤァァァァァァァァ!!」
鳴滝はそう怒り狂いながら叫ぶとオーロラに潜り、消えていった。
「やべ、ラーメンを投げちゃった…食堂に行ってくる」
「パパ、私も」
そして、2人は食堂へ向かったが…
「なんじゃこりゃあぁぁぁ!!」
ジンヤが叫ぶのも無理は無かった。
何故なら、食堂の入口は砂糖で防がれていた。
入口の近くには楯無が倒れていた。
「楯無さん!」
ジンヤは楯無に駆け寄った。
「ジ………ジンヤくん………」
すると、楯無はニヤリと笑った。
「へ?」
「ちゅー♪」
楯無はジンヤにキスしようとするが…
「そりゃあ!」
「きゃん!」
ジンヤは思わず楯無を背負い投げをした。
「あ、後ちょっとだったのに………」
そう呟くと楯無は気絶した。
楯無の手元には『む、無念…』と書かれた扇子が有った。
「調べてみるか…」
すると、ジンヤは何処からかもぐらのスーツを取り出すと、それを着た。
「それでは行くもぐ〜」
そう言うと、ジンヤは砂糖の山に潜り始めた。
「もぐもぐ〜」
ジンヤは砂糖の中を潜っていき、遂に外へ出た。
そこでジンヤが見た物は…
「一夏♪はい、あーん♪」
「ありがとな、鈴♪お返しだ♪」
一夏と鈴がお弁当を食べさっこをしていた。
回りに居た生徒達は口から砂糖を出していた。
それが食堂の入口が砂糖で封鎖されていた理由だった。
「………帰ろ」
そう呟くと、ジンヤはその場を去った…
次回…
IS<白き天使と赤の騎士>とのコラボ!
機械禦鏖帝国マトリンティスの新たな幹部マトロイド登場!
『私の名はマトリックスのロトN。閣下の新たな秘書です』
暗躍する財団X。
「これより、IS学園の仮面ライダーに対するテストを行う。せいぜい頑張ってもらうぞ」
IS委員会の陰謀。
「あれがガンダムタイプISか…私達が使うには相応しい物だ、アレを如何なる手段を使っても奪うのよ!」
影に潜む謎の骸骨男。
『貴様等は正義じゃない、私が正義だ』
そして………
「神崎ジンヤはあの日、絶望の果てに死んださ…俺という存在を残してな」
仮面ライダー×仮面ライダー!
龍騎&デルタ!
NOVEL大戦 FIRST
次回より執筆開始!
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今回は次回のコラボの前日談です。
そして、次回予告付き!