人は死ぬ時はアッサリ死ぬって聞いてたけど、
まさか本当だったとは……
俺は………あれっ、名前思い出せねぇや。
おかしいな、でもまあいいや。
とにかく俺はトラックにはねられたらしい。
そして、
「すみませんでした!!!!!!!!!!私は神なのですが、
貴方の定めを書き間違えてしまい
死なせてしまいました!!」
と、目の前で土下座しているのは神様である。
うん、スゲーベターな展開である。
死んで神様に呼ばれるっていう小説はよく読んでいたからあまり驚くことではない。
驚いたのは死ぬときだった。
家でゲームしているときにトラックが突っ込んで来たのだから。
「あのときは、本当にすみませんでした。」
なんか、目の前の人がまた謝っている。俺何も言っていないんだが。
ああ、神様だから人の心が読めるのか。
普通、家にトラックが突っ込んで来るか?いや、絶対に来ない。
曲がり角に家があるならまだ分かるが、俺の家は真っ直ぐな道のなかほどある。
うん、絶対に来ない。
「あの、出来ればこっちを見てくれないでしょうか。
というか、誰に向かって話してるんですか?」
「誰でもいいだろ。」
「うひゃあ!しゃ、喋った!?」
「なにビックリしてんだよ。」
「すみませんゴメンナサイ許して下さい」
「……え~っと、まず顔を上げて下さい。
あんたのせいで俺が死んだ事は分かりましたから。」
「うう、ごめんなさい。」
「別に怒っていませんから。
とりあえず状況を確認させてくれませんか。」
「…本当に怒ってまさせんか。」
「怒ってません。」
「ありがとうごさいます。」
と、顔を上げた神様は普通にモデルになれる様な顔をしていた。
どうでもいい。ホントどうでもいい。
「今の状況ってまさかテンプレ的なもの?」
「ハイ、よく分かりましたね。」
やっぱりか。転生するのか。前世の記憶消えないといいな。
「ではこれから貴方が行く世界を発表します。」
「もう決まってんの?」
「それはインフィニット・ストラトスです!」
あれか、女尊男卑のあれか。そう言えばあれのゲーム作りかけだったな。
「性別はこのままにしといてくれ。コレは絶対だ。じゃないといろいろ面倒になる。」
「分かっていますよ。あと、これから貴方への餞別を決めたいんですけど……」
「ああ、その事なんだけどちょっと耳貸して。」
「はい、なんでしょうか。」
「…………………………………って言うことと、
あっちで役立ちそうなものを適当に」
「それだと原作崩壊起こしますよ。」
「俺は好きなようにやるだけだ。」
「そうですか。では、頑張って下さい。」
「あっ、転生させるときはゆt……」
俺の立っていた場所に穴があいて………落ちる
「最後までテンプレどうりかよー!!………」
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アニメ インフィニット・ストラトスの二次創作です。
テンプレ転生物です。
楽しめて頂けると幸いです