No.496944

真・恋姫†妄想 もしもあの三人が義姉妹だったら?&さらに御使いがtinami管理者だったら?

まだ黄巾党まで進みません(汗)

2012-10-16 21:48:31 投稿 / 全7ページ    総閲覧数:2441   閲覧ユーザー数:1754

南真がかつての仲間を蘇らせてからしばらくたったある日

 

「いやぁ、たまにはこうやって皆で遊ぶというのもいいものですね」

 

「そうですね、仕事ばかりでは疲れがたまりますし精神的にもよくありませんから・・・それに今は「あの子」がいますしね」

 

南真と話していた水鏡は自分達の前ではしゃいでいる少女眺めていた。

 

「幻夜様~、水鏡様~いっしょに遊ぼうよ」

 

「今いきますよ「璃々」ちゃん」

 

璃々と呼ばれたこの少女

 

彼女がなぜ南真の元にいるのかというと

数日前

 

南真がいつものように政務をしていると

 

コンコン「幻夜様、少しお話があるのですが大丈夫でしょうか?」

 

「水鏡先生と新蓮ですか?いいですよ」

 

「「失礼します」」

 

二人が尋ねてきたので南真は筆を止めて二人にお茶を出した。

 

「話を聞く前にまずはうまく付き合えているみたいで安心しましたよ」

 

「そうですね。私達「蘇り」は言わば「人外」です。ここの皆さんはそんな私達を快く迎え入れていただけてます」

 

「戸惑いがないといえばうそになりますが「過去の偉人」の話を本人から聞けるというのはすごく貴重な経験ですので楽しくもあります」

 

「そうですか。では本題ですが二人が来たということは先代(前太守)が行っていた「公塾(現代で言う公立学校の事)」を視察した際に問題があったという事ですか?」

 

南真が亡き先代の仕事を引き継ぐ際に目が留まったのが「公塾」であった。

水鏡が開いている私塾を政策の一つとして行っていたものであるが孤児院の要素もあり孤児や賊などから助けた者の支援なども行っていたようだ。

 

その公塾を新しい水鏡塾として水鏡に任せたいという事で水鏡と生前は多くの孤児や元奴隷を纏め自分の部下にしていた孫ビンに視察に行かせたのだった。

「いえ、公塾自体は大変素晴らしく引き継ぐ上で何の心配もなかったのですが、そこで生活しているある少女に気になる事が」

 

「ある少女ですか?」

 

「ええ、どうやらどこかの将軍のご息女らしいのです。職員に話を伺うと先代が討伐した賊のアジトに捕まっていたのを保護したらしいのですが幼すぎて自分がどこから来たのか分からないみたいなのですその子も「町でお母さんとはぐれてちゃってさがしていたら急に真っ暗になったの」としか」

 

「そうですか?」

 

「母親の名は分かったのですがいまだどこの勢力の将軍か分からずにいるらしいのです」

 

それを聞いた南真は(これはまさか?)とある事が浮かんだが表情には出さずに

 

「その母親の名前は?」

 

「こうちゅう(幼い少女から聞いただけなので字が分からないという事でひらがなです)という方らしいです」

 

「!?そうですか・・・少し心当たりが。誰かある!!」

 

南真の言葉に兵が入ってきた。

 

「焔耶君を呼んできてください。至急確認してほしい事があるといってください」

 

「Yes,your highness!!」

 

しばらくして兵に呼ばれてきた焔耶がやってきた。

「幻にぃ、私に確認してほしい事って何だ?」

 

「その前に焔耶に確認したいのですが焔耶は益州出身であってますよね?」

 

「ああ、前にも話したけど益州の出で城で働いた事もあったぞ」

 

「では、「こうちゅう」という方に心当たりは?どこかの将軍らしいのですが」

 

「紫苑様か?たしかに「黄忠」という将軍は益州にいるし親しくさせていただいた事がある」

 

「ご結婚はされていますか?」

 

「すでに旦那さんは亡くなっているが女の子が一人いるけどそれがどうしたんだ?」

 

焔耶の返答に三人はほぼその人物が探している人物と確信した。

 

「実は公塾を視察した際に気になる女の子がいまして、賊討伐時に保護されたそうですが母親が将軍をしていたらしいのですよ。その母親の名が「こうちゅう」という方らしいのですがいまだその御仁が見つかってないそうなんです」

 

それを聞いた焔耶は思わず見開き、手を震わせながら

 

「そっそれじゃあその女の子は「璃々」なのか?」

 

「やはり焔耶君がしってる人物で間違いないみたいですね。益州は鎖国状態ですので調べようがないのでもしやと思ったのですが。焔耶その子は「町でお母さんとはぐれてちゃってさがしていたら急に真っ暗になったの」と話したそうです。おそらく普通の子供と思ってさらったのでしょうね。今すぐに私も確認に行くつもりです。着いてきてください」

 

「ああ、璃々がいるとなると行かないわけには行かない」

焔耶の話で少女の母親を見つけ出した南真らは公塾へと向かった。

公塾に着くとちょうどその少女が遊んでいて焔耶を確認すると笑顔で走ってきた。

公塾の職員と璃々ちゃんに母親の居場所、つまり璃々の住んでいた場所が分かった事を伝えた。

 

ただそこまでの道のりは賊が多発しており危険な事、その場所は余所者をよく思ってないなどを伝え、まずはそこの出身であり太守などにも顔が利く焔耶が使者として璃々の事を伝えに行く事を伝えた。

 

それを聞いた璃々は戻れないならお母さんにお手紙を書くと自分の部屋に戻っていった。

 

手紙を受け取った焔耶は数名の兵を連れて益州へと向かった。

時は元に戻り南真らが城の近くの山に流れている川で遊んでいると

 

「幻夜様~、水鏡様~たいへんだよ~上の方でへいたいさんたちがたおれてるの~」

 

それを聞いた南真は警護の為に連れて来ていた兵と共にその場に向かった。

そこには数名の兵と共に隊長格であろう少女が倒れていた。

 

(璃々ちゃんの次は沙和君ですか・・・・・・さてプロローグの間に色々起こりすぎですね。この外史は荒れるかもしれませんね)

 

この時南真が感じた悪寒に近い感覚は後に彼の想像を超える形で実現してしまうなど流石の彼にも想像できずにいた。

あとがき

 

先に書きたい事がありすぎて進まない・・・

 

次々回にはなんとか黄巾党に・・・

 

璃々ちゃんが登場したからには「璃々ちゃん無双」にご期待ください。


 
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