No.490547 リリカルなのはの世界に転生・・まぁ、なるようになるさ白の牙さん 2012-09-30 20:30:53 投稿 / 全1ページ 総閲覧数:7346 閲覧ユーザー数:6756 |
一真 side
「アルカス・クルタス・エイギアス!雷の精霊500柱、集い来りて敵を射て!!魔法の射手・連弾雷の500矢!!」
俺はダイオラマ球にて日課である戦闘訓練をおこなっていた
放った500の矢が海上にいる的に次々と当たっていく
「次!アルカス・クルタス・エイギアス!影の地統ぶる者、スカサハの、我が手に授けん、三十の棘もつ霊しき槍を!雷の投擲!!」
魔力で出来た帯電状態の槍を複数形成し、大きめの的目掛けて投げた。槍は的を突き破り、海の中へと消えた
「次!」
俺が次の魔法を詠唱しようとしたとき
『マスター、少し休んだらどうだ?もう4時間なしで訓練しているぞ』
ゼオンが俺にそう言った
「いや、俺はまだや・・・」
『そんなこと言って倒れたりしたら桜に説教されるぞ』
「っう!そいつはやだな。あいつの説教何気に長いから」
『だったら、俺の言うとおりにすることだな』
「・・・・はぁ~~、解ったよ」
俺はゼオンの言う通り訓練をやめ、木にかけておいたタオルで汗を拭き、スポーツドリンクを飲み始めた
「しかし、今日(現実時間)に限って桜は『今日お兄ちゃんは台所に入っちゃだめ』って言うんだ?俺の誕生日でもあるまいし」
俺はダイオラマ球(ここ)に来る前に桜が言っていたことを思い出していた。桜が俺を台所に入れない日は大抵、俺の誕生日の日位である
『マスターは明日が何の日か覚えてないのか?』
「え?明日何かあったけ?」
『・・・・今の話は忘れてくれ』
「おいおい、すっげー気になるんだが?」
『明日になれば嫌でも解るだろう』
「さいですか。・・・・さて、訓練の続きでもするか」
俺は立ち上がり、対人戦の訓練に入ることにした
一真 side end
桜 side
「え~~~と、材料はこれで良しと」
私は台所で作るのに必要なものがすべてあるか確認していた
「うん、全部揃ってる。じゃあ、始めようかな」
そして、早速調理を始めようとしたとき、玄関のベルがなった
「誰だろう?ケロちゃん、誰だか見てきてくれる?」
「いいで~~」
私は居間でゲームをしていたケロちゃんに誰が来たのか確かめてもらうことにした
「桜~~。一真のクラスメイトの確かフェイト・T・ハラオウンやったかな?その姉ちゃんやで~~」
「フェイトさんが?一体どうしたんだろう?ケロちゃん、取りあえず部屋に戻ってくれるかな?後、大きな音出しちゃだめだからね」
「もう少しでこれをクリアちゅう時、しゃあないな~~~」
ケロちゃんはゲームの電源を切ると、渋々私の部屋に戻った。ケロちゃんが部屋に入ったことを確認すると私が玄関を開けた
「あれ?フェイトさん。どうしたんですか?」
取りあえず、今解ったって顔をする、これはお兄ちゃんに教わったことだ
「こんにちは桜ちゃん。如月はいるかな?」
「お兄ちゃんなら散歩をするって言って出かけてますけど」
私がそういうと、フェイトさんはほっと息をした。どうしたんだろう?
「桜ちゃん、エプロンをしているってことは・・・やっぱりあれを作ってるの?」
「え?は、はい」
「もし迷惑じゃないなら、私も一緒に作ってもいいかな?」
「構いませんけど、一体どうして?」
「家で作ると、ちょっと・・・ね」
「そうなんですか?まぁ、取りあえず上がってください」
「うん、お邪魔します」
私はフェイトさんを家に招き、一緒に料理を始めた。お兄ちゃんとはまた違った感覚で楽しかった
桜 side end
一真 side
「おぉおおおおおおっ!!」
俺は今、ものすごい速さで剣を振っている。何故なら現在俺が戦っているのはネギまに出てくるフェイト・アーウェンルンクスで、奴は『万象貫く黒杭の円環』を放ってきた。一発でも当たったらそく石化!!
「石になってたまるか!!ゼオン!身体強化だ!!」
『バーニングハートⅡ』
身体が強化され、剣を振るスピードが上がったが、一向に数は減らないでいた
「え~~い、纏めて吹き飛べ!雷斬衝!!」
雷を纏った衝撃波で残りの杭を全て吹き飛ばした後
「解放、固定!千の雷!!掌握!!」
すぐさま、『千の雷』を解放し、取り込んだ
「術式兵装『雷帝』!!」
説明しよう!『雷帝』とは俺が『千の雷』を取り込んだ姿である。その能力はネギの『雷天大壮』と同じだが、違うところが一つだけある。それは、常時雷化なのだ!!
「さて、振り切るぜ!!」
俺はどこぞの仮面の戦士のセリフを言い、フェイトとの戦闘を継続した
「いや~~・・・今日は暴れたな~~~」
別荘での修行を終え、現実時間に戻ってきた俺は自分の部屋から出ると、フェイトと桜が楽しそうにお茶をしていた
「おろ、ハラオウン来てたのか?」
「う、うん。如月はいつ戻ってきたの?」
「ほんの一時間前だ。桜が台所に入るなっていうからな。散歩した後は部屋で寝てた」
「そ、そうなんだ。じゃ、じゃあ、私そろそろ家に戻るね。母さんたちが心配してるだろうから」
「そうか、じゃあ、また明日な」
「うん、また明日」
そういい、フェイトは自分の家に戻っていった
「さて、今日の夕飯何にする?」
「う~~ん、オムライスがいい!」
「あいよ」
俺は桜のリクエストに少し笑いながらも、夕飯の準備に入った。これは余談だが、台所から甘いにおいが漂っていたのには首を傾げた
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第05話