No.489351

IS ~デジモンテイマーたちの新たな伝説~

竜羽さん

最強の兵器「インフィニット・ストラトス」通称IS。女性にしか使えないISによって歪んでしまった世界に危機が訪れるとき、「デジタルモンスター」通称デジモンと心を通わせ、ともに戦う少年少女たちの戦いが始まる。

一応できましたが手直しはまだ完全にはできていないので投稿は遅れます。

ハーメルンにも投稿しています。

2012-09-28 00:40:54 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:7429   閲覧ユーザー数:7174

暗い空間のなかに巨大な影があった。その姿は十面サイコロの様な球体に無数の触手が生えており一番上には悪魔のような姿をした上半身が生えていた。

 

アポカリモン

属性 不明

世代 究極体

種族不明

必殺技 闇黒

得意技 グランデスビックバン、デスエボリューション

闇のパワーによって人間のマイナスの心が集まると生まれるナゾのデジモン。大昔の予言書にアポカリモンの出現を予言しているものがあるといわれており、出現した目的はデジタルワールドの破壊のためだと考えられる。必殺技は、無限に広がる闇を発生させて、すべてを消滅させる『暗黒(ダークネスゾーン)』

 

そして、その影、アポカリモンに立ち向かうように小さな影があった。

「お前の思い通りにはならないぞ!」

その中で、光り輝く大剣と翼を持つ影、黒い騎士は勇ましく言い放つ。

「ばかな!?お前たちは確かにデータのちりとなって消え失せたはず!なぜだ!」

アポカリモンがそう叫ぶと

「伝説のテイマーを甘く見てもらっちゃ困るぜ!」

 

 

その言葉に続くように

「俺達は決してあきらめない。なぜなら......」

そう、身の丈ほどもある大剣を持った竜人がいい、

[俺達/私たちには]

のこりの影、いや、戦士たちと、一体化している少年少女たちが言い放つ

『明日があるからだ!!』

「くっ!?」

その気迫にアポカリモンは気圧され

『行くぞみんな!』

黒騎士と竜人がそう言い

『おおぉぉぉーーー!!!』

戦士たちはアポカリモンに向かっていった。

 

PiPi

「ん~」

ぱん!

「...なつかしい夢を見たな」

俺の名前は、更識一夏。15才。4月から高校生になる。

「あれからもう4年だからな~。時がたつのは速いな」

と、独り言を言っていると

「一夏~、朝ご飯できてるよ。」

という声とともにドアが開いて

「わかったよ。簪。」

はいってきた青い髪に眼鏡をかけた少女に答えた。

「いっしょに・・いこ?」

「ああ。」

 

俺たちがはなれの俺の部屋から出て食卓へ向かうと家族はみんなそろっていた。(ちなみに俺たちの家はとても広く俺の部屋のある離れから食卓のある母屋まで少し離れている。)

「おはよう!かんちゃん!一夏!」

 

まず、俺の義姉さん、更識楯無。

 

「おはよう。ふたりとも」

「ふふ、おはよう」

 

そして、義父さん、義母さんが挨拶をする。

 

「おはよう。義姉さん。父さん。母さん。」

俺たちに挨拶をしてきたのは上から、更識楯無、更識刀矢(とうや)、更識姫嬉(ひめき)。おれたちの、姉さん、父さん、母さん(おれにとっては義理だが)だ。

 

そして、

 

「おはよ~!今日は遅かったじゃない。どうしたの?一夏、簪」

 

うちの居候、凰鈴音が最後に俺達に挨拶と質問をしてくる。

 

「少し懐かしい夢を見たんだ。4年前の」と答えると

 

「ほんと?実は私も見たんだよね~」

 

「...わたしも」

 

「あ!わたしもよ」

 

義姉さんと簪、鈴がそういった。

 

 

「四人が同時におなじ夢を見るなんてふしぎね~」

 

「案外、あっちの二人と悠兄も見てるかもね」

 

「あの時はいろいろたいへんだったけど、あの事のおかげでかんちゃんと仲直りできたし、一夏と鈴ちゃんが家族になったし、友達もたくさん増えたし、私はいい思い出だとおもっているな~」

 

そう、今の義姉さんの言ったとおり、おれは4年前のある事件のあと更識家に引き取られた。俺には当時記憶がほとんどなく、自分の下の名前と相棒であるアイツと出会ってからの記憶しかなかった。事件の後父さんたちが俺のことを調べてくれて、本当の家族と会ったんだけど、何も思い出せず、むしろ嫌悪感すらわいてきた。だから俺は父さんに、養子にしてくれとたのみ、向こうの家族と話し合った結果、俺は更識家の養子となった。

「まあ、思い出話もいいが早くしないと学校におくれるぞ。四人とも」

「あ、もうこんな時間ね。いそぐわよ。三人とも!」

「「「はい(は~い)」」」

父さんに言われたとおり時間が迫ってきていたのでおれたちは朝食をすぐに食べて食器を片づけて、玄関に荷物を持っていく。

「それにしても一夏が|普通の《・・・》ISを動かしちゃうなんてね~」

「うん。ほんとびっくりした」

「あんたどんな体してんの?」

「俺が一番びっくりしているよ」

IS。正式名称<インフィニット・ストラトス>。宇宙空間での活動を想定して作られたマルチフォーム・スーツ。製作者、篠ノ野 束によって作られたそれは本来の目的である宇宙開発ではなく兵器へとかわり、いまでは紆余曲折あってスポーツへと落ち着いた。ただこのISには致命的な欠陥があり、女性にしか使えないのだ。しかし、このISをある男が動かし、それならほかにも使える男がいるのではないか、ということで世界中で調査が実施され、俺が動かしてしまったのだ。

「まあ、みんなと同じ学校へ行けるのはうれしいけどね」

「私もうれしいよ」

「おね~さんもね☆」

「私もよ」

「じゃ、行くか」

 

俺達はむかう。

これから三年間俺が通う学校、IS学園に。

 

 

 

あとがき

一応できましたが手直しはまだ完全にはできていないので投稿は遅れます。

 


 
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