「どこへ行ったって、どんなことに出くわしたって、その気になりゃあ俺たちゃまだまだ飛べるんだ！」

・・・私が見た「宝島」というアニメでは、彼、ジョン・シルバーの発した一元一句がまさに名言です。
海賊であり、うそつき、人殺し、裏切りなど平気そのもの。つかまれば彼は間違いなく極刑になるほどの超極悪人。
だが、彼には「真の漢」を感じさせる魅力がありました。

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最終話後半、白髪のシルバーとフリントのやりとりは今でも感動せずにはおれません。男泣きです！！ｗ

これほどのドラマがアニメでも作れるのか！と驚愕した「宝島」。
オリジナルを失わず、良い所を強調し、そして、
最大のダークキャラクター「ジョン・シルバー」を登場させたこのアニメは、
私にとって後にも先にも最強のアニメです。
名作アニメで、「真の漢」をみれるなんて思いますか？
名作アニメでありながら、その実は超ハードボイルド！ジム以外はおっさんしか出ないアニメ！ｗ
・・・これぞ出崎さんと杉野さんのすごさと思います。
（ちなみに、他にもビリー、グレー、パピーなど、魅力のある男がたくさん出てました。
シルバーに対抗できるのは、「力石」くらいなのかなぁ・・・悪人じゃないけど。）

これこそが日本のアニメのすごさだと思いましたし、今でも思います。
またいつか、こういう重厚な演出、劇画のアニメを見れたらいいなと思います。