No.466290

IS 二性の転生者は天才の義妹 八話

ユウさん

あいえすをはっけんしたようです

2012-08-07 00:12:34 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:1542   閲覧ユーザー数:1463

どうも結歌です。

 

私とお姉ちゃんが逃走を始めて数ヶ月。

 

全国の小中学校では春休みが始まりました。

そんな日でも、私たちは大忙しです。

 

「お姉ちゃん、撃たれるよ!」

「はっはっは、さすがの私でも困ったな。移動式ラボをミサイル型にしたのがいけなかったかな?」

「だから絶対ダメて言ったじゃん!って、そんなことより、逃げなきゃ!」

「そうだねー」

 

大忙しです。

 

 

ポッパー

 

 

「はあ、なんとか逃げられた。けど、ミサイル型は無しだよ」

「え~、ブウブウ」

「はぁ?」

「し、仕方ないな~、じゃあ人参は?」

 

う~ん、まあそれならいいよね。

 

「いいよ」

「え~、いいのって、えっ!いいの?」

 

何でそんなに驚くの?

別に人参なら撃たれないからいいじゃん。

 

「別にいいよ」

「あっ、そうですか。(てきとうに言ったつもりなのに、まあいいか)」

 

それにしても何もないと暇だな~。

ろくに買い物にも行けないし。

 

「あー、暇だな~。お姉ちゃん、学校行きたい」

「それは無理なんじゃない」

 

やっぱり無理か。

 

あっ、そうだ。

 

「お姉ちゃん、男の子になれば行けるかな?」

「えっ、男の娘?」

「そう私、二重人格ならぬ二重体格なのって、字が違うだろ」

「えっ、二重体格?」

「(間違いはスルーですか)そう、二重人格は、二つの人格でしょ。私のは男の子と女の子の体かあるの」

 

私もよくわからないけど。

 

「じゃあ、男の子になって」

「えっ、う~。私まだ体変えられないの」

「え~、じゃあ行けないじゃん」

「だから何かつくって、お願い(上目使い」

「グハッ!(上目使いでお願いは禁止だよ)」

 

シスコンのお姉ちゃんに、頼み事なんて簡単。

奥義を出すまでもないわ。

 

というか、上目使いだけで吐血って、大丈夫か?お姉ちゃんよ。

 

「お姉ちゃん大丈夫?」

「う、うん、大丈夫だから待ってて。お姉ちゃんがんばるから」

 

ふ、ちょろいちょろい。

 

 

二日後

 

 

あれからお姉ちゃんに色々、ほんと色々調べられて、本当に男の子体があることがわかりました。

 

今は、お姉ちゃんに女の子と男の子の体が入れ替わる装置を作ってもらってます。

 

「ふう、結ちゃんできたよ」

 

おっ、できたようです。楽しみ。

 

どれどれ、うわっ、なにこれ首輪?

 

「これは、ゆいちゃんの意識まあ、ぶっちゃけ言うと魂?を一回この機械に取り込んで、その間に体をチェーンジしてその体に、さっき取り込んだ魂?を入れる装置だよ」

 

うわっ、すごいな。

やっぱり天才(天災)だ。

 

「うわっ、すごいね」

「そうだね、すごいんだよ。でも、使うと両方の体が成長遅れるから」

 

え~、それはやだな。

 

でもみんなと会えるならいいか。

元から小さいし、胸はどうせ小さいんだろうし。

 

「いいよ。元から小さいし。ありがとねお姉ちゃん」

「うん」

 

よし、転校の手続きしなきゃ。

まず、戸籍を偽装作成して。

 

 

ポッパー

 

 

よし、終わった~。

あ、そういえばどうやって学校に行くんだろう?

 

「ねえ、お姉ちゃん。学校までどうするの?」

「前買った(奪い取った)一軒家にワープ装置置いといたから、そこのワープ装置に乗れば行けるよ」

 

うわっ、すごい用意周到だな。

でも、これで学校に行ける。

 

「ありがとね、お姉ちゃん」

「うん、他にも困ったら、お姉ちゃんに任せなさい」

「じゃあ、片付けして」

「えっ、それはできないかな?」

 

はあ、まったく。私の周りの姉はどうしてこうも、掃除が苦手なんだ?

 

まあ、いいや。

 

よし、これを一回使ってみますか。てか、どう使うんだ?

 

あ~、ここを回すのか。よし。

 

それんしてもこの装着、何か奴隷の首輪みたいで恥ずかしいな。

 

「お姉ちゃん、回すよ」

「うん」

 

 

カチ

 

 

ダイヤルみたいなのを回すと、わたしの体は光に包まれ、光が収まると

 

「うっ、う~ん、成功かな。あっ……」

 

う~ん、成功らしい。

 

あれ?お姉ちゃんの顔が赤くなってる?

 

「どうしたの?」

「あっ!あっ!あっ!」

 

お姉ちゃんは、あっあ言いながら、私の体を指差してます。

 

私の体に何かあったのかな?

そう思い私の体をみます。

 

「なっ、なんで裸なの~「

 

お姉ちゃんが赤くなったのは、私が裸だったからか。

 

それにしても、髪長いし、声高いし、鏡見ると女顔だし、本当女の子みたい。

これぞまさしく、男の娘だな。

 

てか、体白いなー。

足もお腹も腕も、ってえ~え!

左腕に、「これ○ゾ○ビです○?」の、ユ○のガントレットみたいなのついてるし。

 

「お姉ちゃん、なにこれ」

「う~ん、調べてみようか?」

「うん。よろしく」

 

 

ポッパー

 

 

あれから色々調べた結果。

 

このガントレットは、ISだそうです。

 

しかも、今の技術では、ありえない機能ばっかり。

ということは、これが神様が言ってたISか~。

 

しかし、ガントレット邪魔だな~。

これ消したりできないのかな。

 

無理だよねって、うわっ、消えた。

でもつけてる感覚はある、ってことはステルスか。

 

「すごいね、このIS。でもなんで、こんなの持ってるの?」

 

うっ。痛いとこついてきますね。

 

「さあ?」

「ふーん、まあいっか」

 

ふう、さすがに神様にもらったとか言えないよね。

 

「それより、なんか服ないの?恥ずかしいよ」

「女の子用しかないよ」

 

まあ、着れるならいいや。今度買いにいこ。

 

「お姉ちゃん、ISも一緒に移動するようにしといて」

「うん、わかったよ」

 

これで学校に行ける。

 

一夏や優斗、千冬さんに桃華に会える。

 

そういえば、五年生になるのか。

五年って言えば、鈴ちゃんが転校してくるな。

 

仲良くなれるかな?

楽しみ。

 

こうして、ぼくの新たな生活が始まったのであったのでありました。

 

 


 
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