No.456884

超次元ゲイムネプテューヌ~青年の伝説~

クロさん

第二十話です
二十話なのにまだラステイションから抜け出せない
やばいよ~

そしてやっとコラボ作品が更新された

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2012-07-21 18:53:10 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:889   閲覧ユーザー数:857

まずいことになった・・・

非常にまずいことになった・・・

シアンが今まで努力したことが全て水の泡になった。

その水の泡になった理由は『技術博覧会』だ。

この技術博覧会は、技術者が集まり、それぞれの技術を女神に披露するという博覧会だ。

これでシアンは大企業となっているアヴニールを壊滅させる(?)ということを目標にして日々努力していた。

しかし、さっきラジオで技術博覧会の中止の知らせが入ってきたのだ。

「それじゃ、私は今までなのために・・・」

「だ、大丈夫だよシアン。もっと他の方法を探そう」

「ダメなんだよ。技術博覧会じゃなきゃダメなんだよ・・・」

「・・・・・・ゼロっち~、なんとかならい?」

なぜ俺にふる?

「そんなこと言われても、アチラが決めたことなんだ。今さら俺たちがギャーギャー言ってもやつらは聞く耳もたないだろう」

まぁ別段、ノワールに言えばなんとかなるだろうけど、今は会いたくない。

「さて、俺は仕事があるからそちらに行かせてもらうよ」

「こんな緊急事態に?」

「まぁな・・・・」

俺は席から立って、外に出る。

「さて、アヴニールの社会見学でも行くか・・・」

俺はそう言い、アヴニールの『社会見学』をしに行った。

「邪魔だ!!」

俺は今アヴニールの依頼を受けていた。

目的はモンスターの排除だ。

「■■■!!」

「叫ぼうが喚こうが消えてもらう!」

天照でモンスターを斬り、ハイマットで撃ちぬく。

「これで終わり!!」

最後の1匹を倒し、武器を収めた。

「フゥ・・・さて調査をするか」

そう言って俺はこの工場の調査を開始した。

もともとこの工場はアヴニールが昔使っていた工場だ。

しかし今建っている会社に移動してしまったため、モンスターの住み家となってしまった。

いまもたまにアヴニールの社員がこの工場に入ってはなにかを本社に持ちかえっているらしい。

そこで俺はこう踏んだ。

だから俺は1個1個丁寧に捜索している。

しかし部屋を捜索しても何も見つからない。

「・・・これで最後か」

そして最後の部屋を調査しようと試みる。しかし―

「鍵がかかっているな・・・・」

そう、鍵がかかっていたのだ。

この部屋だけ。

「斬り捨てるか・・・」

俺はそう言い、天照を握る。

「『斬撃波』!!」

そして一気に引き抜く。しかし―

「硬いな・・・結界でも貼ってるのか?」

この部屋だけなぜか結界でも貼ってるのかと疑うほど硬いのである。

無駄に怪しい・・・

「仕方ない。『次元飛び』!!」

そうして部屋の中に入った瞬間俺は顔をゆがめた。

「書類物ばっかだな・・・」

そう俺が大の苦手な書類物ばっかの部屋だったのだ。

ちなみにどれくらい苦手かというと、G(重力じゃないよby.作者)に触るぐらい苦手。

「仕方ない・・・1個ずつ調べてくか」

そして俺は作業に没頭した。

 

―時間が経つこと 3分―

 

「もう無理だ・・・」

俺は目頭を押さえて言う。

うーん、時間は・・・3分ぐらいか・・・・・・

うん!なかなか上出来じゃないか!!

え?何?

「もっとやれよ」だって?

うるさい!!

俺にとって3分やれたということは素晴らしいことなんだぞ!!

なぜそれが分からない!?

さてとっととこんな気持ち悪い空間から撤退しよう。

そういって俺は立ち上がり、部屋から出ようとしたときある書類が目に留まった。

「なんだコレ?」

その書類の内容は『T-01 完成型について』とかだった。

もっと詳しく見るとソイツはどうやらバイオ兵器らしく、アヴニールの機械がもし暴走を起こした場合、そのバイオ兵器を使って鎮圧するとか書いてあった。

「アヴニールはこんなものまで作っていたのか?」

こんなもの・・・やつらはいったい何がしたいんだ?

俺はこれのことをもっと詳しく知るため、机の中とかを探ってみた。

そして一つの机の中から日記帳らしき物が出てきた。

俺はそれをペラペラとテキトーに見た。

「これ業務日記か・・・ラッキーだな」

そこに記されていたのはこんなことだった。

 

 

5月10日(木)

やっと我々が研究していた物が出来上がった。

コレを投入すれば我々はもっと素晴らしい会社になる。

あとは犠牲になる人間を集めなくては・・・

 

5月13日(日)

今日、やっとコレの力を見ることが出来る。

人間を集めることはできたし、あとは人間に注入するだけで完了だ。

 

5月16日(水)

おかしい・・・

ウイルス液を打ち込んだ人間の容態が急激に悪化した。

研究ではこんな事態は起こらないと予測していたのだが・・・

まぁいい。明日になったら治っているだろう。

しかし嫌な予感しかしない。

 

5月17日(木)

嫌な予感は見事に的中した。

ウイルスを打ち込んだ人間は、醜い姿に成り代わり、我々の研究所を破壊しまくった。

研究者も殺された。

引きちぎられたり、刺されたり、内臓を引きずりだされて殺害された者もいる。

我々は一旦この場から退き、別の場所でしばらく様子をみることにした。

 

5月18日(金)

少しやつらのことを理解できた。

やつらは人としての理性を失い、さだ壊したり、殺戮を繰り返す化け物になっている。

さらにいうとやつらは群れで行動する。

そして運がいいのか悪いのか、やつらは一つのとこにしか住み着かない。

それは我々の研究所を縄張りしているという意味だった。

とにもかくにもなにか手を打たないとならない。

 

5月22日(火)

我々は急いで新たな兵器を生み出した。

それはまだ試作型だが、まだ動かないよりはマシだ。

そして我々はヘリから『A-00』を投入をした。

操作は遠隔操作だ。

しかしコレはすぐに使い物にならないと我々は判断した。

 

5月25日(金)

我々は理論に理論をかさね、バイオ兵器を作り出した。

被験者に研究者4人・・・私を除いた者全てだ。

このバイオ兵器は前回のウイルスをさらに強めたものだ。

筋肉の増量、理性を保つ完璧なウイルスだ。

 

5月30日(水)

またしても失敗した。

前回のウイルスを打ち込んだ者の理性が消えた。

なぜだ?

どこがいけない?

私が作り出した『T-01』のどこが間違っていたのだ?

 

6月6日(水)

私がもう残されたのは自分だけ。

ならば私が最後の実験体だ。

この体に最後のウイルス『T-01 完成型』を打ち込もう。

これで全てが終わる・・・

 

6月16日(土)

私の意識がなくなってゆく。

分かる・・・わかってしまう

わたしはわたしでなくなる・・・

いしきがすべてぬりつぶされてゆく・・・

わたしは・・・やっと・・・・・・しねる・・・・・・・・・

 

 

そこからはただの白紙だった。

「ふざけるなよ!何が『全てが終わる』だ!!結局は自己責任から逃げてるだけじゃねーか!!」

俺は誰もいない空間に怒りに言葉を吐いた。

それほどこれを読んで腹がたった。

何が『死ねる』だ!!

ふざけるなよ!世界はそんなにも甘くはない!!

そしてさっき見ていた書類は後々アヴニールが付け足したものだろう。

「ここまで正当化かよ、アヴニールは!!」

そう言って俺は書類をたたきつけた。次の瞬間――

――ドゴーン!!――

何者かが壁をぶち壊して入ってきた。

「侵入者・・・タイプ『ヒューマン』・・・ハイジョ」

うめき声のようにしゃべっている。

「なん・・だ・・・こいつは!?」

ソイツは身長5mぐらいあり、皮膚はめくれ、筋肉は丸出しだった。

その姿はゾンビを見ているようだった。

そしてソイツは一瞬にして近づき俺を攻撃した。

「危ね!!」

俺はとっさに後ろにバックステップをしよけた。

しかし、なんて速さだ。

あの距離から一気にきやがった・・・

もしかしてコイツがT-01ってやつか?

多分そうだろう。

俺はハイマットを抜き取り、T-01にむかって撃ちまくった。

だがやつは気にすることなく俺に向かって歩く。

「ちっ、銃弾が効かない・・・なら斬る!しかし感覚までないのか?」

ハイマットをホルスターにしまい、天照をにぎりやつに向かって走る。

ソレに合わせるようにヤツは拳をふるってきた。

俺は瞬時的に体を左にねじり、ヤツの背中を斬った。

「嘘だろ!?刃が通らない!?――ッ!!」

ヤツには剣も通用しなかった。

そして俺が一瞬動きが止まった所をヤツはアッパーを繰り出した。

俺は一瞬空中に浮く。

そして空中時にヤツは俺の右足首を掴み、アチラコチラに叩きつけられる。

そして俺は投げ飛ばされ、壁に激突する。

「カハ・・・」

そして一気に間合いを詰め、ヤツの拳が俺の腹に突き刺さる。

「ガッ!・・・ハッ・・・ア・・・・・・ァア・・・・・」

俺は口から血を吐き、床に手を着いた。

コイツ・・・化け物の域を超えてやがる!!

銃弾は効かないし、刃も通さない・・・

いったいどんなウイルスなんだよ!!

「ハイジョ・・ハイジョ・・・・ハイジョ・・・・・」

相変わらずソイツは排除しか言っていない。

どうする!?

ここは一旦退くか?

いや、コイツを1日でも早く倒さなくては・・・

しかし銃も効かない、剣も効かない・・・

・・・・・・・・疲れるが仕方ない。

俺は懐から1枚のディスクを取り出す。

「『極限~エクストリーム~』起動!!」

そう言った刹那、俺の体の周りに赤いプロセッサーユニットが装備された。

「ゼロンタイプ装備完了!目標を駆逐する!!」

そう言って俺は背中から『タキオンソード』を持つ。

「ハイジョ・・ハイジョ・・・」

ヤツは拳を構え、一瞬にして距離を詰める。

そして拳を振るう。

だが・・・

「グオァオオオオオー!!」

その拳は俺に届く前になくなった。

いや俺が切り裂いた。

「どうやらビーム系統のは効くんだな」

そうと分かれば、ただ斬りふせるのみ!!

俺はT-01にタキオンソードを振りかざす。

だがヤツはそれからよけ、逃げるように部屋から退散する。

「にがさねぇよぉおおおお!!」

俺はプロセッサーユニットを装着し、追いかける。

「『無重力ダッシュ』発動!!」

そして俺はヤツの目の前に立った。

「俺から逃げれるとでも思ってるのかぁああ!?」

そして俺はヤツにタキオンソードを投げつける。

当たり前のようによける。

俺はその瞬間ニヤリと笑った。

俺は瞬間的にヤツに近づき、右手で顔面を掴んだ。

「コレで終わりだな・・・せいぜい醜くあがけ。シャイニング・バンカァアアアアアア!!」

そして俺はT-01を天井に向け、左手で巨大なエネルギーを腰にあて―

「これで終わりだぁああああ!!」

そして爆発させる。

「・・・つまらなかったぜ、随分な・・・・・・」

そしてヤツは木っ端微塵になった。

「さて、この施設を破壊するか・・・タイプ『カルセージ』変換!」

そして俺はカルセージに切り替え、ビーム砲を放った。

これで化け物は全部死んだだろう。

「・・・これでアヴニールを潰す理由ができたな」

俺はそう言いエクストームを切り、仕事を終えた。


 
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