No.455265

世界を越えし男と数の子たち 第9訓 ぱっと見、派手な必殺技を見て「おっ強そう」と思ってると実はたいして強く無かったりする

俺はこの日、掛け替えの無い奴らに出会った。
俺は車に跳ねられて死んだと思ったら、なんかよく分からんが別世界に行ってしまったみたいだ。
気が付けば、マッドな科学者や12人の姉妹と暮らしていたり、組織にケンカ売って犯罪者になっちまったり。平凡な日々を送っていたり
そして--俺は戦う。ナンバーズ達を、世界を守るために。

2012-07-18 20:20:49 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:1312   閲覧ユーザー数:1285

今回、優斗の技が増えます

…もう、話がどこに向かっているか作者も分からなくなってきた

いきなりだが、俺は今、トーレと模擬戦をしている。

 

事の始まりは数十分前……

 

ーーーーーーーーーーー

 

俺は朝飯を食べた後、することも特になかったため、自分の部屋でゴロゴロしていた。

ユウト「さて、今日は何すっかな?」

 

レヴァンテイン『外出許可をもらって街に行くのはどうだ?』

 

ユウト「そーだな、前に渡した携帯も返してもらわないと」

 

俺は部屋を出てスカリエッティの所へ向かった。

 

 

 

ユウト「よう、スカリエッティ。前に渡した携帯は?」

 

スカリエッティ「ああ、今渡すよ」

 

俺はスカリエッティから携帯を受け取った

 

スカリエッティ「その携帯で、私やナンバーズと通信出来るように改造したよ」

 

俺は携帯をいじり、モニターを出したりした。

 

ユウト「えーと…おっ、こりゃすげえ」

 

スカリエッティ「後、君の事をトーレが捜してたよ。」

 

ユウト「トーレが?」

スカリエッティ「彼女は訓練所で待ってるよ。何でも…」

 

 

トーレ『前に闘った時はお互いに素手だったが、今度は剣を使うお前と本気の勝負がしたい』

 

 

スカリエッティ「…って言っていたよ」

 

スカリエッティからそのことを聞いた優斗は

 

ユウト「…そうだな、俺も一度、自分の実力を知るのに良いかもな」

 

優斗は続けて言う

 

ユウト「それに、俺達は管理局と敵対関係にあるんだろ?管理局の連中と闘う時の為に、必殺技を覚える必要もあるだろ?」

 

レヴァンテイン『なら、訓練所に行くか?』

 

ユウト「ああ」

 

ユウトはスカリエッティの研究室を出て、訓練所に向かった。

 

訓練所に来ると、中でトーレが待っていた。訓練所の外にノーヴェとチンクがいて、優斗に話しかけてきた。

 

ノーヴェ「ユウト、お前、本気のトーレ姉は凄く強いけど大丈夫なのか?」

 

チンク「ああ、トーレは我々戦闘機人の中でも一番の実力を持っているからな」

 

二人が優斗の事を心配する。それだけ、本気のトーレは強いという事だ

 

ユウト「何、大丈夫だっての。別に殺し合うわけじゃないんだ」

 

レヴァンテイン『優斗は自分の実力を知るために、そして、管理局と闘う時のためにトーレに稽古をつけて貰うだけだ』

 

 

ユウト「そーいう事だ。ま、どうせなら新しい必殺技も身につけたいしな」

 

そういって、優斗は訓練所に入って行った。

ーーーーーーーーーーー

 

 

 

トーレ「…来たな、待っていたぞ、優斗」

 

ユウト「わりい、待たせたな」

 

 

トーレ「なに、一度、本気のお前と闘ってみたかったからな」

 

 

ユウト「そうか、言っておくが、手加減しねぇぞ」

 

トーレ「ああ、そのかわり、こちらも本気で行くぞ。IS(インヒューレントスキル)も使わせてもらう」

 

ユウト「よし、行くぞ、レヴァンテイン」

 

レヴァンテイン『ああ!』

 

優斗の持っている赤い石から、優斗の左手にレヴァンテインが出てくる。

 

トーレ「よし、…チンク!開始の合図を頼む!」

 

 

チンクが開始の合図を告げる。

 

チンク「よし、それでは…始め!!」

 

チンクの合図と同時に、二人が動き出した。

ーーーーーーーーーーー

 

THE WHEEL

OF

FATE IS TURNING

REBEL 1

ACTION

 

ーーーーーーーーーーー

 

そして冒頭に至る

 

 

回想している間にも、トーレと攻撃と防御を繰り返している。

 

しかし…トーレのIS『ライドインパルス』って早過ぎるだろ!一瞬姿が消えるんだぞ!

 

しかし、俺はそれをヒントに新しい必殺技を編み出した。

 

疾風のごとき素早さで相手に突進し、強力な突きを繰り出す

『疾風突き』

 

また、空中からの攻撃には、上昇しながら相手を切り上げる

『インフェルノディバイダー』

ちなみにこの技は、切り上げた相手をアッパーで追撃し、さらに相手を殴り飛ばしたり、踵落としで相手を叩き落とす、言うなれば対空技である。

もちろん、対空目的でなくても問題なく使える。

 

 

そして、この闘いも決着の時が近付いてきた。

 

トーレ「ハァ…ハァ…中々…やるな…」

 

ユウト「ハァ…ハァ…そういう…お前こそ…」

 

二人は息を切らしながら言う

 

トーレ「ハァ…ハァ…お互い…後一撃が…限界だろう…」

 

ユウト「なら…」

 

ユウト・トーレ『次の一撃で決着をつける』

 

トーレ「行くぞ!!『ライドインパルス』!」

ユウト「行くぞ!レヴァンテイン!」

レヴァンテイン『ああ!最後に新技を見せてやろう!』

ユウト「『カーネージ!』」

 

二人は猛烈な勢いで近付き合う、そして…

 

 

トーレ「はあああああああ!」

 

ユウト「『シザー!』」

 

二人は最後の一撃を繰り出した。

 

技解説…優斗の超必殺技《ディストーションドライブ》『カーネージシザー』

相手に素早く突進し、剣を振り下ろす攻撃。剣を振り下ろした後、ゴルフスイングのように剣を振り上げ、黒いオーラと共に相手を吹き飛ばす。

 

 

 

 

 

 

ユウト「ハァ…ハァ…、俺の勝ち…みてえだな」

 

トーレ「ハァ…ハァ…、ああ、お前の勝ちだ」

 

ーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

ノーヴェ「すげえ…、本気のトーレ姉に勝ちやがった」

 

チンク「ああ…」

二人は驚いている。

トーレはナンバーズの中で最も強い。しかも、本気のトーレに優斗が勝ったからだ。

 

二人は優斗達の所に向かう

 

 

ノーヴェ「大丈夫か?トーレ姉?」

 

チンク「立てるか?優斗?」

 

優斗とトーレは地面に倒れている。

二人は地面に倒れている二人に声をかけた。

 

トーレ「ああ、大丈夫だ」

 

トーレは立ち上がる

 

ユウト「うあー、マジで疲れた…」

優斗は少しふらつきながら立つ。

 

四人は、訓練所を出た。勝負は、ギリギリで優斗の勝ちだった

 

ーーーーーーーーーーー

 

 

その日の夜

 

優斗の部屋のドアを叩く音がした

 

ユウト「どうぞ」

 

ドアを開け、入って来たのはチンクだった。

 

ユウト「ん?どうした?」

 

チンク「ああ…怪我、大丈夫か?」

 

 

ユウト「あ、ああ、大丈夫だ」

 

チンク「そうか、ならよかった」

 

ユウト「?、ああ?」

 

チンク「なあ、優斗。明日は何か用事はあるのか?」

 

ユウト「用事…特にないな」

 

 

チンク「そうか…。なあ、明日、暇なら私と何処かに行かないか?」

 

ユウト「?、いいけどよ、何かあるのか」

 

チンク「私は明日は訓練がないからな、それで…」

 

ユウト「暇だから俺が暇なら一緒に行こうってわけか。良いぜ、そんなら…街にでも行くか」

 

チンク「ああ」

 

ーーーーーーーーーーー

優斗の部屋の外で、聞き耳を立てている二つの人影があった

 

セイン「…聞こえた?」

 

ウェンディ「聞こえたっス」

 

セイン「これって…」

ウェンディ「デート(…)の約束っスよね…」

 

セイン「…ねぇ、ウェンディ」

 

ウェンディ「分かってるっス」

 

セイン・ウェンディ『二人のデートを着けて行こうよ(っス)』

面白そうだから、という理由で二人を尾行することを決めた二人だった。

 

 

 

セイン「しかし、あのチンク姉が…」

 

ウェンディ「でも、よく話してたりしたから…」

 

セイン「もしかすると…」

 

 

 

この時、彼らはまだ知らなかった

 

 

この次の日から、物語が始まる事を

 

そして、その物語は

 

本来の物語と違う未来を進む事を

 


 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
4
0

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択